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第11節 MIOびわこ滋賀戦 試合後コメント
第24回JFL第11節・試合結果
MIOびわこ滋賀 2-1 ヴィアティン三重
(前半0-0:後半2-1)
- 58分:⑰野垣内 俊・ヴィアティン三重
- 77分:④齋藤圭汰・MIOびわこ滋賀
- 90+3分:⑯小口大司・MIOびわこ滋賀
ヴィアティン三重・樋口監督 試合後コメント
樋口監督・試合総括:まずは結果を現実としてしっかり受け止めなければならない。この負けの要因を自分たち以外の何かに求めるのではなく、自分たちに何かしらの要因があることを受け止めようと思います。
ゲーム全体を振り返ると今日はチャンスが少なかった。攻撃、守備、相手がやることはほぼ予想通りでした。ウチがそれに対応することはある程度できていました。しかしながら相手の長いボールに対してセカンドボールが拾い切れてなかったり、攻撃については下がってスペースを消してくる相手に対して、ボールを動かし切れなかったというように、相手がウチに対策してきたことを上回ることができなかったのが大きな要因、この結果に繋がった理由だと思っています。
細かいところをこれから詰めていかなければならないですが…うーん…、これは自分自身の反省なんですが、相手のやり方を考えて選手に伝える時にやや強調しすぎたかもしれない…長いボールに対してケアしようと、そうすると後ろが少し重くなって(下がり気味になって)前との距離が拡がってしまった。特に前半がそうでした。それで相手にやりたいことをやられてしまってセカンドボールを拾えなかった。そのせいで前節の鈴鹿戦と比べて、ウチがボールを奪う位置がかなり後ろになっていました、そこから運んでいく時、逆に相手が速く下がってブロックを作り深い位置で守られる。
結果的に相手がウチへの対策をうまく実行して、ウチは予想していたけれどもそれをやりきれなかった。細かいところはこれから詰めますが、そういうことだと思います。
VTM:相手が引いて守ってくる、ブロックを組んで守ってくるところは想定内だったと思いますが、おっしゃられたように想定はしていたけれど攻めあぐねてしまった、その一番の要因は?
樋口監督:ボールを獲る位置が低かったので前に出ていくのに時間がかかった、そして相手がブロックを作ってからしか攻められなかった。ブロックを作られたとしてもポケットの位置(ペナルティエリア内の両サイド側)を取りに行くことを今週の練習でずっと言っていたし、強調していたけれども…、そして今日はワンタッチプレーの3人目がほとんどなかったんですよね。距離感が遠くなっていることでそこの連動性が生まれなかったということかなと。そこは精査しようと思います。
VTM:ヴィアティンが良い形を作る得意のサイド攻撃も上手く作れなかったところは対策された感じでしょうか?
樋口監督:対策されましたね。これからまだ試合があるのでそこについては細かく言えませんが。
VTM:ここまで11試合を終えてヴィアティン三重の良い形というのは対戦相手に分析されていると思います。それを上回る次のステップ、準備などありますでしょうか?
樋口監督:もちろんそうなりますよね。そしてその対策を上回らなければならない。まだ全チームと対戦していませんが、あらためて感じるのはどことやっても簡単な試合はひとつもない。そしてどことやっても勝てない相手はひとつもない。もちろん全チームとの対戦を終えてからこの話はするべきだと思いますが、当然対策を練られた時にアクションの数で上回らなければ自分たちのゲームにできないと思います。今日の試合でも引いた相手に対して自分たちからもっとアクションを起こす必要があった、少し持たされてしまったというのは「リアクション」になっているので、そこが改善点としてやっていかないと僕らの攻撃的なサッカーで勝ち切れないと思います。
VTM:今日は球際の勝負あたりでも相手を乗せてしまった印象(相手が勝ってしまう)がありましたね。
樋口監督:そうですね、レフェリング云々は別の話として、そこのところで負けているという事実は受け止めなければならないです。
VTM:次はまたホームゲームですね。
樋口監督:はい、前回素晴らしい雰囲気を作ってもらってチームが勝利できたことはファン・サポーターのおかげなので、それをもう一度、みなさんにもたくさんスタジアムに来てもらって、ここからまた連勝に繋げる一歩目にするべく闘います。
キャプテン・谷奥健四郎選手 試合後コメント
VTM:負けてしまった中で、良くなかったのはどんなところでしょうか?
谷奥選手:んー、負けたこと…。失点したこと…、ですね。
VTM:相手の闘い方はある程度予測していた中で上手く行かなかったところはどんなところ?
谷奥選手:まず相手のロングボールを意識した中で、自分たちは下で(浮かせないボール)プレーしたいというのはもちろんあるのですが、上でも(高いボール)勝たなければいけないし、上でも勝てたら相手は思うようにプレーできなかったと思うので、そういった部分を振り返ると相手の方が自分たちの特徴を出せる時間が長かったのかなと感じています。
VTM:キワのところで負ける、あたり負けするような場面が多かったように思いますが、プレーしていてそこは何か感じていましたか?
谷奥選手:ゲーム前から、鈴鹿戦が終わった時から危険なゲームになることはわかっていたので、樋口監督はじめ、みんなで声をかけて準備をしてましたけど、球際だったりゴール前の強度がぬるいとこういうゲームになってしまうと感じます…。今日も勝つというのを期待してみなさん滋賀まで来てくれたので本当に申し訳なかったと思っています。
VTM:よし、今日は短めで終わります。次勝ちましょう!
谷奥選手:はい、切り替えて準備します。ありがとうございました。
2022 JFL第10節 6/19 日 vs ラインメール青森
- 第24回 日本フットボールリーグ 第12節
- 試合日程:2022年6月19日(日)ホーム
- 対戦相手:ラインメール青森
- 試合会場:アサスタ
- 開始時間:13:00キックオフ