NEWSヴィアティン・マニア / トップチーム
第13節 FCマルヤス岡崎戦 試合後コメント
第24回 JFL第13節・試合結果
FCマルヤス岡崎 1-2 ヴィアティン三重
(前半1-1:後半0-1)
- 18分:⑩田村翔太・ヴィアティン三重
- 28分:⑨酒井達磨・FCマルヤス岡崎
- 48分:㉟寺尾憲祐・ヴィアティン三重
ヴィアティン三重・樋口監督 試合後コメント
樋口監督・試合総括:いやー、暑(熱)かった!マルヤスさんは力のあるチームですので難しいゲームになることは想定していましたし、簡単に1-0で勝てる相手ではないと思っていました。チームとしては直近の2試合で先制しながらも滋賀に敗れ、青森に追いつかれましたので、先制したあとにどれだけ考え方を共有して攻め、守れるか?というのを今週のトレーニングでやってきました。その成果を実際にゲームの中で発揮してくれたと感じています。
VTM:上位につけている相手ということで、難しいゲームになるとは思っていましたが、内容を振り返るとかなり思い通りの試合ができたように感じますがいかがでしょうか?
樋口監督:そうですね、正直なところ僕らがボールを多く持って、チャンスを多く作ったか?と言えばそうではなかったとは思います。しかしながら相手は前半、得点シーンの一度だけ、後半もそれほど決定機を作られたわけではなく、ボックス内に入られた場面も多くなかった、そういう点から守備に関してはほぼ狙い通りできました。攻撃においては前半の先制点、良い奪い方からショートカウンターに行けましたし、2点目も同様に良い奪い方から一気にゴールまで行けました。そういう意味では攻撃に関しても僕らがやりたいことをしっかり反映できたゲームだったと思います。
試合が終わってから選手たちにこう伝えました。この前の試合で失敗はしたけれども、今日の試合でまたチームとして成長することができた、そしてまた次も成長してチームとしての力を積み重ねて行こうと。失敗を経てチームの成長を感じ、手応えを得ることができた試合でした。
VTM:終盤、相手ゴール前でのセットプレーの場面ですが、②谷奥選手は上がらずに後ろに残っていましたが、ああいったところは前節の試合後に言われていた試合の締め方の部分で変化させたところでしょうか?
樋口監督:あそこに関しては変化というより、洸一(⑱佐藤)がいて、テラ(④寺田)も前にいたのでリスク管理で健四郎(②谷奥)は後ろに残ろうと。健四郎はあぁいう場面の時には必ずベンチを見てくれるので、残る、前に出る、というコミュニケーションをとっています。
VTM:ファンとしては勝利の他に嬉しい出来事がふたつありました、ひとつは㉟寺尾選手が古巣相手に移籍後初ゴール、もうひとつは⑱佐藤洸一選手の復帰が見られました。それについてはどのように感じていますか?
樋口監督:いや〜憲祐に関しては13試合目にしてやっと移籍後初ゴールを決めてくれました(笑)本人は「おかげさまで」と言っていましたけど(笑)彼のゴールはチームとして大きなプラスになります。ただ憲祐はもっともっとできると僕は思っているので、まだまだ仕掛ける回数が少ないですし、仕掛けたあとにクロスで終われていない、シュートで終われていないので、もっと厳しく求めて行こうと思います。
洸一に関しては、ようやく怪我から戻ってきて、先日練習試合に1試合出て、そこで非常に良いプレーを見せてくれました。個人としてだけではなくチームプレーとして、前で二度追いをしてくれたり、身体を張ってポイントを作ってくれたり、今までのチームになかったものを出してくれましたので、彼のそういった特徴は勝ち切るために、2点目を獲るために彼の高さや献身性が非常に大きな武器になるということをあらためて感じました。
VTM:上位に留まる意味でも大きな1勝になりました、次節以降に向けて一言お願いします。
樋口監督:あと2試合(新宿・東京武蔵野)で全チーム(15チーム)との対戦が終わります。リーグの半分を終えた時点で僕らが目標を達成するための手応えといいますか、成長を感じた状態で後半2巡目に入っていきたい。それといつも言っているようにリーグ戦は山を作らなければいけない、これであと2つ勝って、前半戦の最後で三連勝して山を作って終わりたいと思っています。
そして今日は本当に暑くて大変な中、大勢のファン・サポーターが僕らの背中を押してくれました。アウェーにも関わらずホームのような雰囲気の中で試合をすることができて本当に心強かったです。ここからも大事な試合が続きますので、みなさんの力を借りて目標達成に向けて共に闘って行こうと思います。今日もありがとうございました。
キャプテン・谷奥健四郎選手 試合後コメント
VTM:大事な一戦に勝利、いまの感想を一言。
谷奥選手:勝てて良かった。サポーターもたくさん来てくれて、ホームみたいな雰囲気の中、勝つことができて本当に良かったです。
VTM:先制して、そのあと追いつかれはしたものの、追加点を獲ってからも終始良い試合運びができたと思います。試合全体を振り返るとどう感じていますか?
谷奥選手:滋賀に負けたことや青森に引き分けたこと、それを無駄にしないために選手間でたくさん話をしましたし、監督が示してくれたものがたくさんありました。今日の失点は自分のミスだったのでみんなに申し訳なく思っています。でも昨シーズンまでマルヤスにいたケン(㉟寺尾憲祐)が点を獲ってくれて、2点目を獲ったからには勝ち切らなきゃいけないと思っていたので、そこからまたスイッチをいれて守り切りました。
まず1点目を獲った時の空気感…みんながここからだ、ここから2点目を獲るためにどうするのか?というようにすぐ頭を切り替えることができていたと思いますし、失点はありましたけど、2点目が獲れる雰囲気は感じていました。
前節、前々節の経験を無駄にはしなかったなと思います。
VTM:これまでの2試合を経て、このマルヤス戦でガラッと何かが変わったという印象なのか、ここまで積み上げてきたものが上手くハマったという印象なのか、どういう手応えでしょうか?
谷奥選手:積み重ねてきたものに、プラスした…という感じ…。
VTM:じゃあ結構変化も感じているということでしょうか?ギアを一段上げたような?
谷奥選手:ギアを上げるというか…、引き出しが増えた…って感じですね。今までなかった引き出しが増えたことによって、こんなことも出来るという感じ。そしてみんなの思考がブレなくなった。引き出しが増えたという点では、怪我から戻ってきてくれた洸一さんのプレーだったり、途中から交代で入ったマサ(④寺田)も集中して素晴らしいプレーをしてくれていたので、今日はチーム全員のチカラで、総力で勝てた、そう感じます。
VTM:これから暑い時期にもなりますし、選手層・選手交代のところだったり、例えば⑱佐藤洸一選手は⑩田村選手とも全く違う特徴を持った選手だと思うので、ヴィアティン三重の違う強さを見せていきたいですね。
谷奥選手:洸一さんはトレーニングでも凄く良かったですし、経験値も高くて、チームが今何を求めているのかを言わずとも感じてくれる部分がたくさんあるので、さすがベテランだと感じさせられます。あとは点を獲ってくれたら言うことないですね(笑)
VTM:あと2試合で全チームとの対戦が終わります、まずは次のクリアソン新宿戦に向けて一言ください。
谷奥選手:みなさん知っているとおり、新宿は力のある選手が多いので簡単ではないですが、連勝したいですね。チームが勝つために今チームの全員が、それぞれが行動できているし、練習も良い雰囲気でできています。そのせいか今日は試合が始まる前から絶対に勝てるという雰囲気があったので、ここからもっともっとやるんだ、という意識で次に向けてしっかりトレーニングしていきます。
橋本拓門選手・試合後コメント
VTM:お疲れさまでした!いつも90分間、誰よりもハードワークしているのに試合後やピッチ外では控えめな橋本拓門選手、今日の試合を振り返って、またご自身の働きも踏まえてコメントをお願いします。
橋本選手:もうちょっと攻撃の部分で、自分のところでリズムを作りたかったのですがなかなか難しかったですね。そこは反省点として受け止めつつ、でも今日は3試合ぶりに勝てたことが本当に良かったです。相手には知っている選手も多くて、絶対に負けたくないという気持ちがいつも以上に強かったので、勝てたことが本当に嬉しいです。
VTM:橋本選手のゴールを期待しているサポーターも多いと思いますが、いつ頃、どんなゴールを決めてくれますか?
橋本選手:常にチャンスは伺っているのですが(笑)僕の質の部分もあるとは思いますが…いつでも点を獲れるように、ミドルでもなんでもいいので狙って行こうと思います。
VTM:ちなみに、橋本選手は攻守に渡ってずっといろんな場所に顔を出して動いていますが、ご自身の意識の中で攻撃と守備の比率はどれくらいのバランスなんでしょうか?
橋本選手:どうですかね…半々…、でも僕のプレースタイル的には攻撃に比重を置いているので攻撃が多いとは思いますが、ボランチなので守備もしっかりやらなきゃいけないので、今日は球際のところとか良くいけたと思います。
VTM:橋本選手は華奢に見えて怪我もなくタフな印象ですが、そのタフさを保つには何か秘訣があるのでしょうか?身体が柔らかいとか?
橋本選手:サッカーを始めてからここまで大きい怪我をしたことがなくて、身体も堅い方ですし…(笑)強いて上げるとすればよく食べることでしょうか。
VTM:ベタな質問でアレですが、好きな食べ物は?
橋本選手:スポーツ選手としては良くないと思いますが…唐揚げです(笑)
VTM:じゃあ今日の夕飯には何を食べますか?
橋本選手:唐揚げ食べます(笑)
野垣内俊選手・試合後コメント
VTM:今日は90分通して全員が素晴らしく集中できていましたが、ここ2試合のことも踏まえて選手間ではどんな話ややり取りをしたのですか?
野垣内選手:この前のラインメール青森戦に関しては、70分間はすごく良かったのにそこから相手の流れにしてしまった。自分たちとしてはそういう意識はないんですけど、先制したあとに少し緩んでしまうというか、ほっとしてしまうというか。良い時間は前からスパッとプレスに行って、相手に蹴らせて奪ったところからショートカウンターに行く。でも1点獲ったあとにそれができなくなってしまった。
前の試合を終えたあと、ディフェンスラインの高さ、位置取りに関してテツ(⑤菅野)や健四郎(②谷奥)と意識を確認し合いました。そこに監督の具体的な指示もあってトレーニングの中でやり方を共有することができて、今日はそれをうまくやれました。失点シーンに関しては達磨(マルヤス⑨酒井達磨選手)の良さが出た場面でしたね。
後半の最後は全員がすごく集中できていましたし、ベンチのメンバーも凄く良い雰囲気を作ってくれていたので、みんなで勝ち切れて良かったです。
2022 JFL第14節 7/3 日 vs クリアソン新宿
- 第24回 日本フットボールリーグ 第14節
- 試合日程:2022年7月3日(日)ホーム
- 対戦相手:クリアソン新宿
- 試合会場:アサスタ
- 開始時間:15:00キックオフ