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第26節 クリアソン新宿戦 試合後コメント

2022年10月23日 

第24回 JFL第26節・試合結果

クリアソン新宿 2-1 ヴィアティン三重
(前半1-1:後半1-0

  • 27分:⑩田村翔太・ヴィアティン三重
  • 42分:㉓西山大輝・クリアソン新宿
  • 78分:㉞堀田稜・クリアソン新宿

 

 

ヴィアティン三重・樋口監督 試合後コメント

 

樋口監督・試合総括:情けない試合でした。ほとんど自分たちたちのミスからペースを失っている。パスのズレだとかボールの奪われ方、そこで相手にボールを渡してしまい流れが良いときに自分たちでその流れを切ってしまう場面が多かった。そこが一番情けないところです。1点目獲ったあとに少しふっとペースダウンしてしまう。それも今シーズン何度もやってしまっていることで、それを克服できないことも情けない。あと前半の飲水タイムの前、非常に流れが悪かったので飲水タイムで切り替えて少し流れが良くなったところでまた自分たちのミスで流れを切ってしまった。そして後半も良い入りをしたと思ったらまたミスで失ってしまった。それから相手を受けてしまうことになった。新宿さんは勢いを持ってプレーしてくるチームなので、その勢いを受けてしまって、跳ね返しても相手ボール、何度跳ね返しても相手ボール、それを跳ね返すのではなく繋げられるところも繋がない、跳ね返しも中途半端…。何度も繰り返しになりますが、自分たちで相手にペースを渡してしまった。

試合後に選手らに言ったのは、ここまでやってきて26試合目であれば、ゲームをコントロールしなければならない。ボールを持てる時間もあり、運べる時間もしっかりあった。でもそれを継続できないことに問題があるし、相手の時間帯のときにプレーを切るという選択も絶対必要なんです。例えば後半にPKをストップした場面、止めたあとにクリアなのかパスなのかわからないプレーで相手にボールを渡してしまい、もう一度仕掛けられるということもあった。あんなのはありえない、一度大きく蹴ってタッチに逃げて「ここで一回リセットするぞ!」といったプレーを選択できない。ある程度経験がある選手がいる中で、それができないのは情けないと感じてしまいます。

これは僕自身にも言えることですが、チームとしてもまだまだ成長が足りていない、情けない勝点の失い方をしたと感じています。

 

 

VTM:今言われた「ゲームをコントロールする」ということに関して、これまでも何試合かそれができなかった試合がありました。プレー面、メンタル面でチームの核になるというか、軸になれる選手がいないように感じることがありますが、それについてはどう感じていますか?

樋口監督:もちろんそれはありますね、やはり中で修正しなければならない。いまボールを落ち着けろ!いまボールを切ってくれ!という言葉が出なければならない場面でほとんど声がでていない。僕がテクニカルエリアの前にでて聞いていても誰からも聞こえない。「しゃべれ!声かけろ!」と言わなければ声が出てこない。そういう意味では軸になる存在を作らなければならないのか?軸を作らずに全員がそれを出し合えるようにするのか?僕は後者の方が必要だと感じています。それでないと、その軸になる選手任せになってしまうと思っています。

今日の試合前にいくつか大事なポイントを話しましたが、大勝したあとというのは、得てして「なんとかなる」という気持ちになってしまいがちだと。そうではなく、人任せにしない、誰かがやってくれるだろう、何とかなるだろう、ではダメで「人任せにするな!」というのを一番強く言った言葉だったのですが、どこかでその甘さが出てしまったのだろうと思います。誰かが声をかけてくれるだろう、誰かがこの状態を変えてくれるだろう、そういう気持ちがボールを受けるのが一歩ずつ遅れてしまったり、ボールを引き出すのが遅れているからズレが多くなってくる。

良いときは出来ているのに、今日これが出来ないというのはまだまだですね。なにを相手のプレッシャーを感じてるんだというようなゲームでしたので…本当にまだまだだなぁと感じますし、情けないと感じています。

 

 

VTM:随所に良いプレーもたくさんあっただけにですね。

樋口監督:そうですね。さっき選手らに言ったのですが、2点目を獲っていればゲームは決まっていたと言いましたが、これまで26試合でそれが何回あったのだと。結局、獲り切れずにこういうゲームを繰り返している。その中でも今日に関しては自分たちで相手に流れを渡してしまう場面が多すぎました。それを踏まえると、2点目を獲れなかったことを悔やむというより、自分たちでリズムを作りきれなかったというのが大きな問題として考えなければならないと思います。

VTM:残り4試合、次はホームゲームです。

樋口監督:目標とする昇格については本当に厳しい状況なのは変わらないですが、自分たちが積み上げてきたことを発揮して結果を出すこと、それとしっかりとゲームをコントロールしながら試合を進める、それがひとつの成長した姿の一つとして見せたいですね。「今日はゲームをコントロールできたな」というのは攻撃だけではなく、守っている試合でもゲームをコントロールすることはあると思うんです。90分通してゲームをコントロールするというのを成長のひとつとして、今日の反省を活かして繋げていこうと思います。

 

①森建太選手・試合後コメント

 

森選手・試合総括:2点目を獲れなかったこと。そして2失点目のところ、PKを止めて気持ちが高ぶっていた後で、冷静な判断ができなかったこと、そこでゲームを壊してしまったのがもったいなかったと思います。

VTM:残り4試合です、ここからはどういう気持ちで臨みますか?

森選手:4試合やり切るしかないです。今シーズンの集大成として…。今日も自分たちが決して悪くて負けたわけではないですし、そこで結果が出せなかったこと、勝つことへの執着が相手の方が強かった。三連戦3試合目なんてただの言い訳ですし、そこの気持ちで負けちゃいけない。残りの4試合はその気持を部分を全開で出してヴィアティン三重らしさを発揮して勝ちたいと思います。

 

 

VTM:良い場面もたくさんあって、でも相手を乗せてしまった感じでした。そうやって勢いに乗せないためにも良い声掛けだったりがほしかったですね。

森選手:良い声が今日はあまり出てなかったですし、相手の方が出足が一歩速かったりしたので前半からリズムをうまく作れない時間があって、それでも先制することができたのは良い部分だと思います。でもボールを保持していても持たされている感じがありましたし、そこで持たされたとしてもどうやって崩すのかを全員で共有して積極的にボールを運んで行けるように、みんなで共有してやっていきます。次はホームなので絶対に勝ちます、応援よろしくお願いします。

 

 

2022 JFL第27節 10/30日 vs 高知ユナイテッドSC

  • 第24回 日本フットボールリーグ 第27節
  • 試合日程:2022年10月30日(日)ホーム
  • 対戦相手:高知ユナイテッドSC
  • 試合会場:アサスタ
  • 開始時間:13:00キックオフ