NEWS

アーカイブ

NEWSヴィアティン・マニア / トップチーム

第3節・FCティアモ枚方戦 試合後コメント

2023年03月26日 

 

第25回 JFL第3節・試合結果

ヴィアティン三重 1-2 FCティアモ枚方
(0-1/1-1)

  • 28分:㉘井上翔太・FCティアモ枚方
  • 72分:⑨大竹将吾・ヴィアティン三重
  • 84分:㉚山口隆希・FCティアモ枚方

 

ヴィアティン三重・樋口監督 試合後コメント

 

樋口監督・試合総括:この悪天候の中、400人を超えるファン・サポーターがスタジアムに脚を運んでくれました。まず多くの方が応援に来て頂いたことに感謝申し上げます。その中でホームで勝点3を失った結果について大変申し訳なく思っています。そしてこういう天候だったこともあり、いわゆるフットボールの面白さを伝えられなかった、発揮できなかったことを残念に思います。ただ、長いリーグ戦ではこういう試合もあるものなので、勝ち切らなければならなかったと思います。ましてやホームゲームですので、僕らはホームアドバンテージをもって勝ち切らなければいけなかったという思いがとても強いです。とはいえまだリーグ戦の序盤ですので、連敗しないことが絶対です。次のゲームに向けてしっかりと準備をしなくてはならないと思っています。

 

 

 

 

ゲームの内容については、前半はこのピッチ状況を僕らが上手く活かせなかった。お互いがスペースにボールを入れながら、リスクを減らしながらやるサッカーだった…、これは仕方がないのですが、僕らが前に入れたボールが相手に渡ってしまうことが7割ぐらい、向こうが前に入れたボールが相手に収まることが7割ぐらい、前半にはその差がありすぎました。それで自分たちがシュートまでいく形を作れず、僕らが自陣でプレーさせられる時間が多くなってしまった。

ハーフタイムに、ピッチのこのエリアではこの狙い、別のエリアでは別の狙いというのを明確にして後半に入りました。それがだいぶ共有されて前に出たボールがマイボールになる確率が増えましたし、前で起点が出来たら逆サイドを意識するというのも出来始めた結果、同点ゴールの場面も含めて何度かチャンスを作ることができました。それだけに前半は自分たちがこのピッチ状況を意識しすぎたというのがあったのと、蹴り出したボールをマイボールにできなかったのが大きなポイントだと思います。

ただ、これを引きずること無く自分たちで修正しながら次に向かおうと思います。次節はウチは1試合開くので、コンディションの回復、ケガ人の回復、課題の修正、これを2週間かけて取り組んでしっかりと準備して連敗しないようにやろうと思います。

 

 

インタビュアー:悪天候での試合が続いていますが、こういった試合での改善点はどのあたりでしょうか?

樋口監督:こういう天候の中でどんな闘い方をするか、というのは改善というより、もう一度何をどうするかを共有しながらやろうと思います。天候のことは仕方がないので、今日は考えているサッカーにはならないとみんながわかっていた。その中で前に入れるボールの精度が低すぎた…。タッチラインを割る場面がとても多く、あれが割らずに競り合いになっていればセカンドボールになるのですが、タッチを割って相手ボールのスローインになってしまった。闘い方というよりは個々の修正、精度を高めることによって変わると思っています。

 

 

VTM:監督がおっしゃられたように、7:3で相手にボールが転がる場面が多く、全体を通して相手がボールを握っているような試合でした。この天候の中で相手にボールが転がるのは単純に運なのか、細かなミスや精度が要因なのでしょうか?

樋口監督:それはミスの方ですね、運ではないです。僕らがひとつは前にボールを入れなきゃいけない、それは相手をひっくり返すところに入れるのか、相手の前のところにポイントを作るのか、それが中途半端でした。結局、蹴り出したボールをほとんど相手に跳ね返された。そこで僕らが前にポイントを作ることができればそこから仕掛けることができる、背後に入れてひっくり返すことができればより高い位置でプレーできる。それが中途半端だったので前半はなかなか相手陣内に入ることができなかった。ハーフタイムでだいぶ修正はできたと思います。風上・風下ではなくて、考え方の部分が整理できたことで後半は少し良くなったのだと思います。

 

VTM:後半の割と早い時間に交代選手を投入(59分に二枚替え・74分に二枚替え)しました。その意図をお聞かせください。

樋口監督:今日は90分通して強度を上げなければいけない試合でしたので、テクニックうんぬんより強度を高めることが必要でした。強度を上げることで相手のゴール前に迫りたい、その狙いで早め早めの交代をしました。

 

 

記者:前半はなかなかチャンスを作れず、後半には交代で入った⑨大竹選手が同点弾を決めました。あのゴールを振り返ってください。

樋口監督:大竹らしいゴールですね。あのようにどっちのボールになるかわからないようなルーズボールをマイボールにして運べる。非常に彼らしい得点でしたし、彼は決定力があって短い時間で点を獲れる選手ですので、期待通りのプレーでした。

インタビュアー:最後にファン・サポーターのみなさんへメッセージをお願いします。

樋口監督:まずはこの雨の中、アツい応援をありがとうございました。それをパワーに換えて結果に繋げることができなかったことは非常に悔しく思っています。ただ、リーグ戦はまだ始まったばかりですので、これを引きずること無く、今日我々が出来たこともありますし修正すすべき点もあります、そしてコンディションを戻さなければならない選手が何人かいますので、この2週間でしっかり準備して次に臨みます。ホームでは絶対にもう負けたくないので、ぜひまたスタジアムに脚を運んでください。ありがとうございました。

 

 

児玉慎太郎選手・試合後コメント

 

VTM:お疲れさまでした。古巣対決というのはさておき、天候のことも含めて全体を通して難しい試合になりました。守備においてはどんなところが難しかったでしょうか?

児玉慎太郎選手:そうですね、難しいピッチ状態で今日やることはハッキリしてしていた中で、細かい部分…ディフェンスラインのクリアの大きさだったり、プレスをかける強度・迫力、プレスのかけ方の部分、そういう細かいところで自分たちの中でズレがあったと思います。そういうところから自分たちでゲームを難しくしてしまったのかなと感じています。

VTM:なかなか上手くいかない前半を終え、後半は少し改善されましたが監督からはどんな指示があったのでしょうか?

児玉選手:さっき言った部分、細かいところの修正ですね。蹴るところを合わせたり、強度を上げたり、考え方を合わせようという指示がありました。

 

 

VTM:ではティアモ枚方のサッカーについてはどう感じましたか?

児玉選手:相手は若い選手が多いのでフレッシュというか、強度も高くてしっかりと共通理解を持ったプレーをされて良いチームだと感じました。

VTM:一節開いて、次はアウェーでの武蔵野戦です。次に向けての気持ちを聞かせてください。

児玉選手:リーグ優勝を狙っていて、優勝するチームというのは連敗しないチームだと思います。良い準備をして次はしっかりと勝って大きい波を作っていこうと思います。ありがとうございました。

 

大竹将吾選手・試合後コメント

 

VTM:お疲れさまでした、毎試合ホームゲームで頭をぶつけていますが大丈夫でしたか。

大竹選手:(冷静に)ダイジョウブです。

VTM:では、負傷した直後でしたがゴールシーンを振り返ってください。

大竹選手:僕が入るまでの試合状況やピッチコンディションを踏まえて、監督からは積極的に裏を狙って、細かいところではなく、大きく縦に縦に狙って行くように言われていたので、自分のスタイルとしても縦に速い裏への抜け出しだったり、しっかり作るというよりは一発を狙っていくタイプなので、狙っていたところで上手く抜け出せたのが良かったです。

VTM:ほんとに大竹選手らしいゴールでした!

大竹選手:そうですね、特徴は裏への抜け出しなので、狙い通りに上手く決められました。

VTM:途中出場でプレータイムとしては短いですが、自分がやることの意識は明確になっていましたか?

大竹選手:はい、自分の役割は点を獲ること。悪い流れだったら流れを変えること。良い流れであればそのまま勢いをつけたり追加点を獲ること。自分の仕事は明確なのでプレータイムに関わらずそれをやることだと思っています。

 

 

VTM:ところで、今日のように前もって悪天候になることがわかっている試合のとき、前もって準備することはありますか?例えばいつもとは違う雨用のシューズを用意したりとか。

大竹選手:特にないですね、強いて言えば着替えを多く準備するとか…(笑)なんならこういうコンディションの方が気合が入るタイプなので、むしろガツガツ行きます。天候には左右されないですね。

VTM:なるほど、見ていてそれを感じさせられました!次もゴールを期待してます。

大竹選手:はい、ありがとうございます。

 

FCティアモ枚方・二川監督 試合後コメント

 

二川監督・試合総括:雨の影響でピッチに水たまりがあったので、シンプルに背後を狙ったり割り切った闘い方を意識してやりました。その中で先制点を獲ることができ、一度は追いつかれましたが選手たちが諦めずに追加点を獲りに行ってくれたので良い結果に繋がったと思います。

インタビュアー:対ヴィアティン三重という点で、特に注意を払った点などはありますか?

二川監督:FWの脚が速いことやこぼれ球への反応が速いことを知っていましたし、やはり失点したシーンはセカンドボールから速く抜け出されてやられてしまったので、そこは修正すべき点でした。

VTM:雨の影響があるピッチ状況にも関わらずホームチームのヴィアティン三重よりもボールを多く持ち流れを掴んでいたように感じましたが、今日の試合において特に注意を払ったところ、普段とは変えたところがあれば教えて下さい。

二川監督:今年は昨年より強度を高くやろうとチームには言っています。相手のカウンターが速いというのは分析していたので、特に今日はセカンドボールへの反応だったり、切り替えの速さだったりを意識してやったことが上手くいったのだと思います。

 

 

2023 JFL第5節 4/8土 vs 東京武蔵野ユナイテッドFC

  • 第25回 日本フットボールリーグ 第5節
  • 試合日程:2023年4月8日(土)アウェー
  • 対戦相手:東京武蔵野ユナイテッドFC
  • 試合会場:武蔵野市立武蔵野陸上競技場
  • 開始時間:13:00キックオフ