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第27節 ヴェルスパ大分戦・試合後コメント

2023年11月04日 

 

第25回 JFL第27節・試合結果

ヴィアティン三重 1-2 ヴェルスパ大分
(0-1/1-1)

  • 29分:⑨山﨑 一帆・ヴェルスパ大分
  • 82分:㉘吉田 篤志・ヴィアティン三重
  • 83分:㊵中井 崇仁・ヴェルスパ大分

 

樋口監督・試合後コメント

 

樋口監督・試合総括:今日は大きくメンバーが変わる中でも選手たちは今週しっかりとトレーニングしてきたことを表現することはできていたと思います。今現在のベストを尽くしてくれました。締まった試合になりましたし、難しいゲームだったけれどもしっかりと闘うことはできたと評価しています。

今週のはじめに、来シーズンの体制が変わるという発表がありましたが、選手たちはトレーニングでの集中を欠くことなく一週間やってくれました。今日はコンディション不良があってメンバーが大幅に変わりましたが、その他のメンバーがしっかりと準備をしていたのでこの状況に対応できたと思っています。今日のゲームを勝ちに結び付けられなかったことはとても残念ですが、一週間良い準備をしてくれた選手たちには感謝しています。

四日市という場所でホームゲームを開催して、1,400人を超える人たちが来てくれました。試合には負けてしまいましたが、四日市のみなさんにもしっかりと闘う姿勢は見せられたと思っています。

 

 

今日の結果をもってJ3昇格という目標が完全に潰えました。その事実はしっかりと受け止めなければならないし、試合後の選手たちには「今シーズンを良い閉じ方で終わろう」と伝えました。残り3試合を全力で闘い、グッドルーザーで終わらなければここまでやってきたことの意味がなくなってしまう。だからこそここからの3週間、3試合を引き続きしっかりやっていこうと話しました。

ファン・サポーターのみなさんには目標を達成できなかったことをあらためて申し訳なく思っていますし、来季体制が変わる中で、次の体制にそれを託したい。そして託すためにも残りの3試合をしっかり闘わなければならないと思っています。

 

 

VTM:スタメンが大きく変わる中、試合の入りは苦しみました。徐々に良くなり、後半にはさらに良くなりましたが、ハーフタイムにはどのような指示をされましたか?

樋口監督:最初の15分、ボールを奪う位置が後だったし、奪ったあともすぐにボールを失ってしまったり、あれは全体の距離感が掴めていなかったのだと思います。相手のプレッシャーを受けたとき近くに付けるところがない、前が動き出しているけどそこが見れていない、そこのチグハグな感じが最初の15分にはありました。前半の途中から少しずつ僕らの流れが作れるようになってきて、シュートまでは行っていないけれど、斜めにボールを入れられるようになったり、リンタロウが少しずつボールを収めはじめるようになり、そこらへんからリズムが作れるようになってきました。ハーフタイムには相手のライン間でもう少し受けられるはずだと。そこで食いつかせてできたギャップを狙うと。そのためにもハーフラインを越えたところでボールを動かしたい。前半の途中から徐々に高い位置でボールを奪い、動かせるようになっていました。後半もディフェンスラインにプレッシャーがかかっても、相手の背後を狙ったボールを入れて押し込んで、そこからボールを動かしていこうと。それがだいぶうまくいくようになりました。そのセカンドボールを取れるようになっていったと思います。

 

 

VTM:残り3試合、今日の様にここまで出場機会が少なかった選手がスタートから出たり、日頃のトレーニングで良い選手がどんどん出場してくるという感じなのでしょうか?

樋口監督:今日のスタメンに関してはコンディション不良が一番の要因でしたが、その中で今日出場した選手たちはしっかりと準備をして良いプレーをやってくれました。それに関しては彼らのプレーに納得しています。チームとしての闘い方を共有できていることが確認できましたし、そのレベルを落とすことなくやってくれました。むしろ強度の部分では上がっているぐらいに感じるところもありました。残り3試合、これまでと同じように良い状態の選手、闘える選手が試合に出ますし、みんな準備できていますのでここからもやっていきます。

 

吉田篤志選手・試合後コメント

 

VTM:待望のリーグ初ゴール、おめでとうございます。76分からの途中出場でしたが、ピッチに入る時は監督からどのような指示がありましたか?

吉田選手:シュートを打たないと始まらない、とにかく脚を振れと。それで試合に入って少し時間が経った時に、目の前に相手が居たのですがまずは脚を振ろうと思ってシュートを打ちました。それが結果的にゴールに繋がったので良かったです。

VTM:まぁまぁ距離はありましたが、一度打ったら相手に当たって、それをまた打った?

吉田選手:はい、一度当たって跳ね返ったボールを拾ってコントロールして、それをまた打ったら相手のどこかに当たって角度が変わってそのままゴールへ飛んで行きました。

VTM:密集していたけれど、とにかく打ったという感じですね。

吉田選手:はい、振らないと始まらないと思ったので。何も考えずに脚を振って良かったです。

 

 

VTM:ゴールシーン以外にも、足元のテクニックだったり、吉田選手の持ち味を見ることができた印象でしたが、振り返っていかがでしたか?

吉田選手:いやー…。まだぜんぜんダメですね…。結果的にチームは負けてるので、勝たないと意味が無いです…。

VTM:でも短いプレータイムの中でも違いを見せられたのではと思いますが。

吉田選手:ある程度は発揮できたというか、シュートの場面も含めて自分らしさは少し出せたのかなと思います。

 

 

VTM:残り3試合、今日のプレーもアピールにはなっていると思います。ここからの試合はどんな心持ちで臨みますか?

吉田選手:昇格はなくなりましたけど、とにかく一試合一試合、まずは鈴鹿との三重ダービーで勝つこと。ここ最近勝利から遠ざかっているので、とにかく勝てるように頑張ります。そして一分でも長く試合に出られるように頑張ります。

 

橋本拓門選手・試合後コメント

 

VTM:いろいろとコンディション面も含めて難しい試合になりました。前半はなかなか思うように試合を進められなかったところから、後半は徐々に良くなっていったところがあったと思います。プレーしていてうまく行かなかったところ、難しかったところはどのあたりに感じていましたか?

橋本選手:前半の立ち上がりは少し流れが良くないと感じていましたが、途中から前半の終わりにかけては徐々に相手陣内でプレーができていましたし、そこまで悪いイメージではないというのが自分たちの中にはあったので、これを続けていけばチャンスは来るだろうという感覚でプレーしていました。試合の入りは確かに良くなかったですが、プレーしている自分たちとしてはポジティブな感覚をもってやれていました。

 

 

VTM:橋本選手個人としては、この試合に臨むにあたって何か課題やテーマを持っていましたか?

橋本選手:前回のソニー戦で自分たちの守備から良いリズムを作れていったので、今日もそれと同じように僕と麗司のところで前に行って捕まえる守備をやろうと自分の中で決めていたので、それがうまくいくときといかない時はもちろんあるのですが、意識してやっていました。あとはもう少しセカンドボールを自分たちで拾えればもっと良いリズムを作れたのではないかと感じています。

 

 

VTM:前から捕まえに行く守備は森主選手含めて凄く印象に残りましたね。

橋本選手:相手も上手い選手が多いので、ハマらない時もありましたけど、それでも行かないと始まらないのでこれは続けていこうと思います。

VTM:では残り3試合、わずかになりましたがファン・サポーターのみなさんにメッセージをお願いします。

橋本選手:今日の結果で昇格がなくなってしまいましたが、僕たちがやることは変わりません。試合会場に来てくれている人、遠くから応援してくれているサポーターがいる限り、しっかりと僕らが闘っている姿を見せなきゃいけない。そのためには目の前の一戦に集中してここからの3試合をしっかりと闘っていきます。次の三重ダービーも応援よろしくお願いします。