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【試合結果・コメント】3/17(日) JFL第2節 vs クリアソン新宿
第2節 試合結果・コメント
【JFL第2節/HOME】
3月17日(日)13:00キックオフ
@LA・PITA東員スタジアム
スコア
ヴィアティン三重 4-0 クリアソン新宿
(2-0/2-0)
- 21分:児玉 慎太郎 (V三重)
- 41分:寺尾 憲祐(V三重)
- 59分:梁 賢柱(V三重)
- 72分:加倉 広海(V三重)
➡公式記録
➡アーカイブ:ヴィアティン三重公式YouTubeチャンネル
メンバー
GK 1 森 建太
DF 2 谷奥 健四郎/3 伊従 啓太郎/19 児玉 慎太郎/30 篠原 弘次郎
MF 7 森主 麗司/16 稲福 卓/24 池田 直樹/35 寺尾 憲祐
FW 10 田村翔太/41 梁 賢柱
(交代)
HT:19 児玉 慎太郎→25 藤澤 典隆
69分:35 寺尾 憲祐→9 大竹 将吾
69分:41 梁 賢柱→29 加倉 広海
80分:7 森主 麗司→17 野垣内 俊
86分:10 田村 翔太→11 木戸 皓貴
試合後コメント
間瀬 秀一監督
総括:まずは何より、このラピスタでの2024年、ホーム開幕戦で詰めかけていただいたサポーター、観客の皆さん、三重県民の皆さん、そしてメディアを通してヴィアティン三重を気にかけていただいてる方々、その皆さんの期待に応えられたことがとにかく嬉しいです。
今日、前節も含めてですが、私自身、正直JFLの戦いというのが初めてなんですが、より、サッカーは理屈なんですけど、それでも理屈じゃないとこでも勝負がつくような、勝負の綾のところで本当にゴールが入ったり、失点が起きたりというのが、このJFLの戦いなんじゃないかなと。そういう意味では、正直、前節の高知戦の選手のパフォーマンスもそこまで悪いもんじゃなかったんですが、それでも勝負の綾のところで0-3という結果になった。
逆に今日の試合でさえも、どっちに転んでもおかしくないと私は思ってましたけど、理屈を超えた勝負の綾ところで、我々ヴィアティンが逆に4-0で勝った。そんな印象を受けています。
ただ、前節の敗戦後も、その前もそうですけど、スタッフ、選手、そしてクラブフロントと我々は本当にいいコミュニケーションが取れていて、力が合わせられていて、いち早くこのホーム開幕戦でそれを形にできた、自分たちがやってることに確信を持てたというのが本当に良かったです。総括最後になりますけど、今日点を取ったとか、ゴールを取っただとか、 試合に出たとか、そういうメンバーだけじゃなくて、スタッフも、そして試合に出てないメンバーも、今1人1人が成長しようとして、そしてチームを勝たせようとして努力してるのが形になったと思います。
ヴィアティンマニア:開幕戦、前節を踏まえていくつかの課題は上がったと思いますが、その掲げていた課題を解決する中で、特にうまく解決できたところ、準備したものがうまくできたこと、攻撃・守備それぞれに上げていただければ嬉しいです。
本来、戦術的なことを勝ったからといって冗舌にべらべら話すのがいいとは思わないんですが…ただ、別に隠すことではない部分で言うと、やっぱりこのサッカーというスポーツ自体もそうですが、特にこのJFLというカテゴリーで言うとボールを動かすのか、ロングボールで飛ばすのかというのは、もう本当に1試合の中で付きまとう2つの方法だとは思うんですよね。その中で、 自分たちが相手にロングボールを蹴られる、もしくは自分たちもロングボールを蹴る必要がある、そのような状態の時に、相手のロングボールは効かせない。自分たちのロングボールは効かせる。そういう打ち合わせのところはこの1週間取り組んだところではあるので、もちろんゲームの中で自分たちがしっかり組み立ててボールを動かすとこもありましたけど、ロングボールのやり合いといった中では、このリーグを勝ち抜くには慣れていかないといけない。そういう意味では、そこが攻守において取り組んだところではありました。ただ、自分たちは始動した日から確実なものを積み上げてきているので、何か大きく変えることはなく、今日入ったゴールなんかはやっぱりその積み上げてきたものを、ピッチに立ってる選手が相手を見て即興でやった素晴らしいプレーだったと思います。逆に言うと、守備のところも今季積み上げている守備戦術の中で、それを無失点という形で遂行したあの選手たちが素晴らしいと思います。
今日の試合、4-0という点差にはなりますけれども、内容見ると拮抗した場面が多くて、 相手に攻め込まれる場面が多かったと思うんですが、長らくヴィアティンが課題としていた、全く別のチームだとは思うんですけれど決めきるところ、守りきるところっていうのがすごく、今日は結果に繋がった試合だったなという印象でした。それを実行できた、何か大きな要因がもしあるとすれば、なんでしょう。
貴重な質問ありがとうございます。そもそもが、そこからスタートしてますね今季は。点を取り切るところ、点を取られないところから逆算をしてスタートしてるので、細かい話じゃなくて、そこからスタートしてるということですね。そこから逆算してスケジュールやトレーニングや戦術や選手起用を行ってるということですよね。それに尽きると思います。
ただ、もう1回繰り返しますけど、本当にピッチではいろんな時間帯であらゆることが起こるので、選手たちが賢く、その起こりうる状況で対応した結果だと思います。
記者:率直に「勝った」というところに関してのお気持ちはいかがですか。
1番最初にお伝えさせていただいた、皆さんの期待に応えられたというのが、本当に率直な気持ちです。監督という立場の人間が、一つ勝ったことで喜んではないですけど、ただ、その大切な1つがこの早い段階で形にできたことは本当に良かったなと思います。
ちょっとほっとしたくらいですか?
うーん、もう次のことを考えてます。
この1週間、プレシーズンで勝ってきた中、開幕戦を向かえて0-3で、メンタル的にも選手たちも厳しかったと思うんですが、その中で監督はどのように選手たちにアプローチして、どんなことを1番求めて準備されてきたんでしょうか。
2点あって、一つはそれでもやってきたことは絶対間違いないので、そこの自信を失ったりとか、 疑うみたいなことがないように、ただ、誰もそんな風には思ってなかったので、むしろ正直ショッキングな0-3という敗戦スタートにはなったと思うんですが、選手もスタッフも本当に強い気持ちを持っていましたし、いい意味でのこの1週間の取り組みでは、明るさを持っていたというか、それはよかったと思います。
ただ、どんなにJクラブにプレシーズマッチで勝とうが、やっぱり現状、1試合目(開幕戦)が1点も取れずに、練習試合じゃ1点も取れなかったこともないし3点取られたこともなかった。ただ、そういうことが起こりうるっていうことは、やっぱり自分たちが見つめないといけない部分があると。その2点ですね、今回取り組んだのは。
これで一勝しても、次の試合はやっぱり絶対大事なので一喜一憂しないのが大事になってきますね。
そうですね。ただ、やっぱり人間なのでね、感情ある生き物なので、試合後に一言だけロッカーで集まって「ナイス勝利!」ってみんなで雄叫びをあげて、それでもう次に向かいます。
記者:ファンの前での初めてのホームゲームでしたが、印象と、今後応援してくれる皆さまへメッセージをお願いします。
正直言うと、今日じゃなくて新体制発表会の時にコールリーダーから我々にエールを送ってくれたんですよ。僕はもうその熱いエールを直視できなかったんですね。あれ直視したらもう感動の涙が溢れてしまうのでずっと上向いてました。
だから、それぐらいもう新体制発表会の時にそういうものが伝わっていて。そして2回目が前節の開幕戦。やっぱり高知の遠い地まで、サポーターの皆さんに集まっていただいて0-3という結果にもかかわらず、我々がバスに乗るまで待っていただいて、そしてバスに乗る瞬間に拍手をしていただいたんですよね。あんな悪いスタートの時でさえも、そうやって、寄り添って応援してくださった彼らなので、こうやってホームゲームで集まって声をかけていただくというのは、もう、むちゃくちゃ心強いですよね。
すいません、選手とか取り組みの話ばっかしてましたけど、間違いなく、この拮抗した試合を勝利に持っていってくれたのはサポーターの声だったと思います。
インタビュアー:最後に、今シーズンは始まったばかりですけれども、観客の皆さんやサポーターの皆さんへ、これからに向けて一言をお願いいたします。
今日は一つ勝ちましたけど、本当にまだまだ難しい戦いは続くんじゃないかなと思います。でも、その中でやっぱり我々選手、スタッフ、フロント、そしてサポーター、 地域の皆さん、三重県民の皆さん、本当に最後の瞬間までみんなで力を合わせることが大事だと思いますし、どんな状況に陥っても絶対今季の目的は優勝と昇格なので、そういう強い気持ちで、1日1日を大切にして、一戦一戦を、目の前の相手に勝利するような取り組みを続けていきたいと思ってます。
今後もよろしくお願いします。
児玉 慎太郎選手 試合後コメント
お疲れ様でした!今季チーム第一号のゴールです。まずはゴールシーンを振り返ってください。
ファーストタッチの部分で、まずサイドで受けて・一人かわして良い形でサイドを仕掛けれるようになったので、そこからしょうたくん(田村 翔太)に当てて、中潜っていって、最終的にヒョンジュ(梁 賢柱)から良いパスが来たので、その段階で良い潜り方ができたのがあの得点が取れた要因かなと思います。
サイドから中に入って行く動きも何回かありましたが、サイドでのプレーは得意なんですか?
去年はしてないですが、元々サイドバックもやっていて、左サイドで右利きなので縦も中もいけるし、ということで選択肢広く持ってプレーできるので得意ですね。
ゴール決めた後がぐちゃぐちゃになってるけど、イケメンでした。
本当ですか(笑)ありがとうございます。
開幕戦、残念な結果で気持ちの切り替えも難しかったと思うんですが、チームとして個人も含めてどうやって1週間過ごしたんでしょか?
開幕戦で出来たこともありますし、課題で上がった部分もあるので、チームで取り組みながら監督も控えメンバーやメンバー外の選手にもチャンスをくれたので、僕もチャンスをもらった一人で、しっかり結果を残そうと思っていたので、結果を残せてよかったと思います。
個人としては昨シーズンから変えたことはあるんですか?
対人の部分で、ワイドのポジションをやる時は一対一が多いと思うので、勝てればそこからチャンス・起点を作れるし、守備面も守り切るような、守れないと失点してしまうので、”対人”を一番意識しています。
最後にファンの皆さんへ一言お願いします。
今回チーム初得点を取れたので、これから昨シーズンとは違って、結果に見える数字も積み重ねていけるように頑張るので、そしてチームの勝利に繋げれるように頑張ります。
森 建太選手 試合後コメント
お疲れ様です。前回の開幕戦、0-3という悔しい結果で終わり今日4-0と快勝しました。この1週間、どういうところを準備して、チームとしてはどういう過ごし方をされて、今日の勝利に繋げましたか。
やっぱり練習試合でいい流れできていたので、開幕戦スタートダッシュできるかなっていうところで、少しやっぱ緩みがあったのかなっていうのは、正直高知戦の反省かなっていうのはあります。誰かがやってくれるっていうところじゃなくて、「対人」というワードがこの1週間強く言われたワードですし、そこを意識してゴール前の迫力だったり、守備の場面でのシュートブロックっていうところは、やっぱみんな体を張って、相手に勝ってたと感じます。
その中でも決定的な場面を何度か、PKを含めてですね、止めることができましたけれども、どうしたらあれだけ止めれるんですか
いや、PKほんと得意じゃないんですけど、日頃の練習であったり、気の持ちようというか、メンタルっていうところもやっぱり大事になってくるなと思います。 プラス、みんながあれだけ体を張ってやってくれてるっていうところで、簡単にゴールを割らせたくないっていう気持ちはあったので、それが結果として出てよかったです。
守りきるというプレーが随所に出てたのはすごく目に付いたんですけれど、そこはチームとしての取り組みの成果という感じなんでしょうか。
そうですね。やっぱり無失点で終わろうっていうのは毎回言われますし、点を取られなければ負けることはないので、そこは強く守備からっていう意識は今年は特に強いです。
記者:PKの場面、プレーシーズンでもPKを止めてたようですね。
そうなんです。でも先週(開幕の高知戦)もPKだったんで、また決められたなっていうのがあったんですけど。1-0で勝ってる状態でPKというのは、止めることができて、チームの流れを引っ張ることができてよかったです。
後ろにはオレンジ(ゴール裏のサポーター)がいっぱいでしたね。
いや、ほんとにそうですね。やっぱ力強い声援がありましたし、あれだけの声の迫力があれば、相手のプレッシャーなので、ほんとに力強い後押しがありました。
全体として、チームとしてやりたいことはどれぐらいできてきたのでしょうか。
守備の部分では大体、今日はでも、要所要所でセカンドボールを拾われたりっていうところの対人が負けていたので、そこは見つめ直さないとっていうところと、攻撃の面でももっとやりたいことはあると思うんで、もっとゴールに向かうプレーを意識してやれたらなと思います。
次節はどんな気持ちで臨みたいですか?
そうですね。頭をクリアにして、それで慢心して流れが悪くなるっていう事にはならないように、また締めて、全員でやれたらなと思います。
次に向けて一言!
もう連勝して、連勝するしかないので、優勝に向かって、昇格に向かってやり続けます。ありがとうございました!
篠原 弘次郎選手 試合後コメント
無失点勝利、お疲れ様でした。前節を踏まえ、今日色々改善したと思うんですが、特によくできた部分、全体を通して守備の部分でありますか。
守備の部分で、元々、今年取り組んでるのは前からのプレッシングということで、それは前提にやっていきましたし、ただ外されるシーン、その時にしっかり後ろでコンパクトになったり、しっかりセットして、そっからもう1回行くっていう使い分けが最後までできたと思います。あとは複数得点はやっぱり毎試合毎試合ということではないですけど、今日は結果的によかったですね。
点差こそ4-0となりましたが試合を振り返れば、拮抗した場面も多く…
はい、もう前半とか、全然どっちに転んでもおかしくないですし。
そういう意味では、決めきる、守りきるっていうところがうちの方ができてたっていう印象なんですけれど、守り切れた要因はどういうところなんでしょうか。
やっぱりシュートブロック、それは今週徹底してやってきましたし、ただPK与えたシーンは、もうちょっと寄せ切れずに手に当たっちゃうっていうシーンがありましたけど、そういうところをもっと突き詰めて、クリーンシートを増やせればなと思います。
セカンドボールの対応も前節に比べると改善された感じがありましたが、何か取り組んだのですか。
それも今週ミーティング含めてやりましたし、みんなが、前線の選手もしっかりプレスに行って、またプレスバックしてくる、そういう頑張りは、セカンドボール拾ってもう1回っていうところに繋がったかなと思います。
篠原選手にとっては初めてのヴィアティン三重のホームゲームでした。サポーターさんの応援はどうでしたか?
あの雰囲気めちゃくちゃ良かったですし、これが天気良ければもっともっと、すごいんだろうなとは思いながらやってましたけど、ただ今年(昇格の要件の一つ、1試合平均入場者数)2,000人以上があるんで、自分たちは結果出して、サポーターの皆さんとクラブも頑張って上がるだけですね。
森主 麗司選手 試合後コメント
お疲れ様でした!今日はスタート(先発)から、前節の負けを踏まえてどういう1週間を過ごして今日の試合に臨みました。
今年昇格すると言った中で開幕戦、多くの方々の期待を裏切るような結果で、ただ、リーグの1試合が終わっただけだったので、僕たちは次の試合に向けて全員で準備するってことだけを意識してやってたんで、変わらず強度高い練習をして、この試合にみんなで備えたという感じです。
今日スタートとして起用された要因はどういうとこだと自分では分析しますか。
新宿さんがある程度早い段階で蹴ってくるという情報があったので、自分が任せられたのはそこのセカンドを拾うところと、守備の強度のところは求められてるのかなと思ったので、そこはサボらずやり続けようと思ってます。
森主選手の守備の”しつこさ”はかなり効いてたと思います。目に見えた成果はないけど、しつこさは相手にボディーブローのように効いていた気がするんですけど、そういうところはやっぱ意識してるんですか。
自分は別に派手なプレイヤーじゃない。そういうところでチームの勝利に貢献できたら幸せです。(笑)
決めきるところ、守り切るところ、両方ができてたと思うんですけど、実現できた理由はどういうとこにあるんでしょうか。
守備に関しては全員が組織的に守ってた、チームの決まり事をしっかり守ってたのと、あとは最後の気持ちのところで守れたところ、あとモリケン(GK 森 建太)の個人のところかなとは思うんですけど、得点に関してはセットプレーも含め流れでも点が取れたので、練習してる形が出たからそこはすごい自信はあったかなと思います。
次(3/24 アウェイ 浦安戦)に向けて一言ください。
さっき、ちらっと聞いた話だと去年は関東で勝ち点3がなかったみたいで。僕は去年あんま行ってないんでわかんないんですけど…
僕は苦手意識はないですけど、アウェイでもしっかり勝ち点重ねて連勝できるように、また1週間準備したいなと思います。
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