NEWS

アーカイブ

NEWSヴィアティン・マニア / トップチーム

【試合結果・コメント】4/14(日) JFL第6節 vs ラインメール青森

2024年04月14日 

第6節試合結果・コメント

第26回日本フットボールリーグ(JFL)
【 第6節/AWAY 】
日時|4月14日(日)13:00キックオフ
対戦|ラインメール青森
会場|カクヒログループ アスレチックスタジアム

フォトギャラリー

 

スコア

ラインメール青森 1-1 ヴィアティン三重
(1-1/0-0)

  • 24分:田村 翔太(V三重)*PK
  • 29分:韓 勇岐(青森)

公式記録

 

メンバー

GK 1 森 建太
DF 2 谷奥 健四郎/3 伊従 啓太郎/17 野垣内 俊/19 児玉 慎太郎
MF 16 稲福 卓/20 金 成純/24 池田 直樹/41 梁 賢柱
FW 10 田村翔太/29 加倉 広海

(交代)
HT:41 梁 賢柱→5 菅野 哲也
60分:29 加倉 広海→11 木戸 皓貴
71分:16 稲福 卓→18 大橋 尚志
89分:19 児玉 慎太郎→27 楠本 羽翼

 

間瀬 秀一監督 試合後コメント

総括:まずは、11対11の状態の中で、(試合の)入りはこの1週間、自分たちが課題としてきたことや、トレーニングしてきたこと、そういうのを選手たちが思い切ってピッチ上でプレーしてくれました。なので1-0でリードするまでは間違いなく良いゲームだったと思います。

その中で、ラインメール青森さんは今季だけじゃなく以前から本当に守備固いチームで、今季も失点が少ない中、1人選手が減ったという事がポジティブに働いたのか、ネガティブに働いたのかというところで言うと、サッカーはやはり攻めながら守るから難しかったり、守りながら攻めるから難しいところが、ただでさえ守備固い青森さんが「まず守り抜く」というベクトルがはっきりしたことによって、より固い守備になったなと。それに関しては、我々が得点を取れなかったこと、それでも点を最後まで取ろうとしたヴィアティンの選手に対して、取ろうとしたことに関しては自分たちは間違ってるとは思いませんが、むしろ最後まで守り抜いた青森さんの選手たちの方を今日は称賛するべきじゃないかなと思います。ただ、順番として飛んでしまいましたが、1人多い、しかも1点リードしてる状態で、すぐに追いつかれた、1番はここが要因だったなと。心の隙なのかもしれないですが、崩されたサイドが相手と入れ替わるという、サッカーの守備原則で言ったら、基本中の基本的な部分で相手にかわされてしまったので、やはりサッカーはメンタルスポーツだとか、そういう感じがしますね。

監督としての自分だけじゃなくて、うちの選手たちも含めて自分たちが退場するとか、相手が退場するとか、そんなことはこれまで何度かは経験してきてるはずなんですが、今季のヴィアティンとして、今季のチームとして、初めての出来事であったわけで、こういう出来事が起こってしまったというのは、そこに関しては残念です。

 

今日は⑱大橋選手、㉗楠本選手が新たにメンバー入りしてピッチにも立ちましたが、その2人の働きはいかがだったでしょうか。

入ったタイミングとか、プレイした時間とか色々あると思うんですが、各々がピッチに立った時間で彼らの良さが出せた部分はあると思います。ただ、私は交代選手をなぜピッチに送るかというと結果を出すためなので、結果は出ませんでした。

 

交代のタイミングも決断が早く、ここ何試合かハーフタイムで1人交代して、ハーフタイムの直後にまた交代するという感じで、決断の早い印象を受けますが、それは監督ご自身の中に何かあるんでしょうか。

早めの決断もそうですし、スタートメンバーの変更やベンチメンバーの変更も含めて、今季のヴィアティン三重は選手30名全員の力で戦うと決めているので、本当に日々熱いインテンシティの高いトレーニングができているので、勝った負けたに関わらず、状態のいい選手が試合に出るべきだという考えは、私の中でこれまでも変わらないですし、今後も変わらないと思います。

 

ここまで6試合戦われて、2節ぐらい前の時にJFL特有の雰囲気という部分をおっしゃられたと思うんですが、ここまでいろんな試合があった6試合を振り返ると、改めて今、このリーグをどんな受け止め方をされてますか。

アマチュア最高峰のリーグだと認識してるんですが、それでもサッカーで生活を成り立たせてる選手もいますし、すごく今のJFL、なんなら今季のJFLと言ってもおそらく去年のJFLとまたちょっと違うところもあると思うんですけど、それでも何と比較するかってなった時に、自分が昨年は地域リーグで指揮を取ってたんですが、自分の指導者キャリアのほとんどをJリーグでやってきたっていうことを考えると、一言で言えばJFLの選手たちの方が思い切りがいいんじゃないかなと思いますね。

自分たちの目的とか、自分たちのやり方とか、そのゲームの局面において、ものすごく思い切ったプレーをやるという印象はあります。なので、本当に1つ1つの相手、1つ1つの試合がものすごく特徴的なので、我々はあらゆるものに対応できるように、トレーニングを積み重ねるというコンセプトでやってます。

 

金 成純選手 試合後コメント

お疲れ様でした。スタメンは久しぶりでしたね。

そうですね。今季初めてですし、去年の最終戦(が最後)ですね。

自分のプレーを中心に今日の試合を振り返ってください。

意識したのは、まずは守備のところでセカンドボールを取るところと相手のFWが大きかったので、競ってセカンドボールを挟むところと、マイボールの時はボールに関わりながら狭い局面を広く、狭い局面から広く使ったり、攻撃の選手がうまく攻撃できるようにボールに関わりながらっていうのは意識しました。

 

そういう働きが効いていたと思うし、見てる方にもそういう印象だったんですが、同点になったことで守備の固い相手をより固くさせてしまった難しさはあったと思うんですが、そこはプレーしていてどう感じましたか?

相手が10人で引いてくるというのは、やりながらそこをどう崩すかっていうのが中で共有できたと思うんですが、 そこをなかなか崩せなかったんで、引いてきた相手に対してどう崩すかっていうのは(相手が)11人でも課題だと思うので、そこは自分ももっといいポジションを取ってゴールに迫る局面をもっと作れたんじゃないかなっていうのはありますね。

 

早い時間で1人相手が少なくなるというゲームを経験して、難しい結果には終わりましたが、こういうのもリーグ戦っていく上では経験値にはなるんじゃないでしょうか。

(相手が)10人でもそうですし、(青森が)失点が少ないのは知ってたので、そういう固い守備を崩すところっていうのは課題ですし、得点してすぐ失点しちゃったところも10人とか関係なしに、そこは全体的にあってはいけないシチュエーションだと思うので、そこも映像見ながら修正して、まだまだ続くんで、修正してやっていけたらなと思いますね。

 

結果的な印象をあそこ(先制後から失点するまで)だけ切り取ると、少しの緩みがあった?

そうですね、緩みもそうですし、相手が10人になったことで、映像見てないので分からないですが人数が少ないから釣り出された部分もあるかもしれないですし、そこはより突き詰めて話し合って、こういうシチュエーションがまたあるかもしれないのでそこはチームとしてやっていけたらなと。

 

今年は郡司コーチ兼分析官もいる中で、相手の分析はこれまでよりもかなり良くなってきましたか?

去年も自分たちで話し合う事もあったんですが、より細かくやれてる印象はありますし、そこのプロフェッショナル方がいるので、自分たちでしっかり修正もしながら、そこにも頼りながらやっていけば、よりいいものになると思います。

 

今年は中盤のポジション争いが激しい中で、次に向けて一言ください。

まずは常にチームが勝てるように練習からやっていく結果で、試合に出れるかどうかが決まると思うので、練習中から試合に出る準備をしながら、試合に出た時に自分の良さを出しつつ、チームのために守備も攻撃もやっていけたらと思います。

 

 

野垣内 俊選手 試合後コメント

お疲れ様でした。久しぶりのスタメン。その中で自分のプレーを振り返りつつ、試合全体の振り返りをお願いします。

ゲームのスタートからキャプテンとして出るのは今季初だったんですが、1番は盛り上げてしっかり声を出して。90分間声を出し続けるから、しっかり声に応えてくれっていうことを試合前に円陣でも伝えて、そこからしっかりあのゲームへ入ることができました。

試合全体を通して、際立って悪かった部分は失点シーンを除けばほとんどなく、青森を称賛するような試合だったと思うんですが、今日の結果からどういうものを得られそうですか。

僕のプレーの中にもあったんですが、グラウンダーのパスがテンポを上げるタイミングなのに少しずれちゃったり、後ろにずれちゃったり、あとはしっかりミートすればいいけど、というのがあって、そこでうまく数的有利なところを活かしきれないで崩せなかったというところもあったし、しっかり(ボールを)動かしていこうという中で、僕も逆サイドへ展開しようと思ったパスが短かったり、自分たちで少しずつ空気を悪くまではいってないですが、リズムに乗れなかったというか、そういう中で最後仕留める、崩しきるっていうところで、その前の段階の質を上げないとなっていうのが、試合中ずっとやりながら感じていました。僕だけじゃないし周りの選手のパスの精度だったり、そこの強弱だったりっていうのを見ながら感じたので、そこは本当にトレーニングですね。意識してやらないと上手くならないので、そこをやっていかないとなって、ずっと感じながら(今日の試合を)やってました。

 

あとワンテンポ早かったり、精度がもう1つ上がれば剥がせたりとか、崩せる場面は多かった。

そこでやっぱり守り切られちゃうっていうところでは、まだまだその力をつけていかないといけないですね。

シュートだけが入らないような印象になるけど、その前の段階から始まってると。

そこのリズムはやっぱり大事なんだなって。つくづく思いました。

 

今日もまた大橋選手や楠本選手が入って、いろんなメンバーが変わりながら6節まで来ましたけど、チームの雰囲気はどうですか。

本当に今日のスタートのメンバーもスン(金 成純)だったり、僕もそうですし、加倉も、スタートの入り方がすごい良かったので、勢いもって慌てず繋ぐところは繋ぐ、セカンドボールっていうところが、選手が変わってもできるというか、むしろそういう選手、その状態がいい選手を監督が見極めてスタートに持ってきてるっていうところがあるので、本当にチームの中でもしっかり競争ができつつ、切磋琢磨できていると思います。誰が出てもその戦術理解、そこをしっかり、まだ試合出てない選手もいるのですり合わせてっていう部分では上手くいってると思います。上手くいってるし、これだけいろんな選手が出てもしっかりゲームを作っていけるっていうのを今日見れたので、これは収穫だと思います。

相手からすると的も絞りにくいし。

そうですね。あれ、全然違うやん、っていうメンバーだったりするので、キャラクターも違うし。

 

次は三重県選手権の準決勝(FC.ISE-SHIMA戦)ですね。キャプテンにコメントを聞くのも今回初めてなので今シーズンの意気込みも含めて、ファンの皆さんに一言。

本当にいつもアウェイにも関わらずたくさんの方に来てもらっていて、今チームは負けてないですけど、やっぱ連勝していかないと、上に上がれないという状況で、僕自身キャプテンとしても、チームの雰囲気だったり、あとは今何が必要なのか、どういう声掛けが必要なのかっていうのをしっかり考えながら、1試合1試合試合出てない選手も成長しながら、勝ちを積み上げていくっていう作業を必死こいてやるんで、これからも応援していただけると本当にありがたいので、これからもよろしくお願いします。

 

フォトギャラリー