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【試合結果・コメント】5/12(日)三重県サッカー選手権大会[決勝]アトレチコ鈴鹿戦

2024年05月12日 

2024年度 第29回三重県サッカー選手権大会

< 決勝 >
日時|2024年5月12日(日)
対戦|アトレチコ鈴鹿
会場|三重交通G スポーツの杜 鈴鹿 サッカー・ラグビー場 メイングラウンド

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スコア

ヴィアティン三重 3-1 アトレチコ鈴鹿
(0-1/3-0)

  • 7分:人見 拓哉(鈴鹿)
  • 48分:田村 翔太(V三重)
  • 65分:篠原 弘次郎(V三重)
  • 72分:梁 賢柱(V三重)

公式記録

 

メンバー

GK 21 松本 龍典
DF 3 伊従 啓太郎/4 饗庭 瑞生/30 篠原 弘次郎/35 寺尾 憲祐
MF 18 大橋 尚志/20 金 成純/24 池田 直樹/41 梁 賢柱
FW 9 大竹将吾/10 田村 翔太

(交代)
73分:41 梁 賢柱→13 安西 海斗
73分:9 大竹 将吾→5 菅野 哲也
81分:20 金 成純→7 森主 麗司
81分:10 田村 翔太→28 野口 竜彦
87分:3 伊従 啓太郎→17 野垣内 俊

 

<天皇杯1回戦>
日時|5月26日(日)13:00キックオフ
対戦|FC今治(愛媛県代表)
会場|LA・PITA東員スタジアム

組み合わせはこちらから

試合情報は改めてお知らせいたします。

 

間瀬 秀一監督 試合後記者会見

まず最初に今日の試合の総括をお願いいたします。

本来、先制点を取られるというのは良くないことですし、もちろん起こらないのがベストなんですが、3-1で勝利したからですけど、振り返った時に1つ大きな経験ができたなというのは率直な感想ですね。立ち上がりにあのように失点をして、今季振り返ってもあんな時間に失点したことは多分ないと思うので、その中で冷静にゲームを進めるとか、粘り強く同点、逆転、追加点まで持っていくということが、この試合で出来たので、大いに今後のリーグ戦に向けても1つ大きな経験をさせていただいたなと思っています。

三重県選手権の決勝だったわけですが、本当にアトレチコ鈴鹿、まずチームとして本当に巧みなシステム、そしてシステム変更。分かる人は分かると思うんですけど、90分の中で2回は変更してるんですよね。私が気づかない変更も含めたら、もうちょっとあったのかもしれないですけど、お互いが三重県の頂点を決める戦いで、お互いが切磋琢磨することで、お互いの経験値が上がった試合になったんじゃないかなと思います。

その分、次がまたリーグ戦で(5/19 JFL第9節)同じカードの対戦なので、先ほどもお伝えさせてもらったんですけど、今日起こったストーリーの続きをやらないといけない感じがします。今日のストーリーの続きを次の試合でやって、それでも終わった時には我々ヴィアティン三重が勝利してるという形で終わりたいと思っています。

 

先日のリーグ戦(5/4 JFL第8節)では栃木相手に苦しい試合を、引き分けに終わったという結果でしたが、その試合の難しかった部分を払拭したような試合ができたような印象を受けました。そこは、この試合に向けて何か準備をされたことがあったんでしょうか。

準備はもちろん1週間のミーティングと練習の中でやってきましたけど、今日試合前のミーティングで彼らに伝えたのが、本当に時々考えるんですよ、今日一日一言しか喋れなかったら何言おうかなとか。今日彼らにもし1個しか伝えれなかったとしたら伝えたかったのは、”とにかく攻守において周りの状況をよく見ろ”と。栃木相手に、栃木の選手のパフォーマンスも高くて、攻守において高いパフォーマンスの相手に対して、我々はしっかりと周りの状況を見て把握するということができなかったのが前節の結果なんですよね。

なので、攻撃・守備においてしっかりと周りの状況を見れば、実は空いてるスペースに気づいたり、自分たちのポジションが重複することなくプレーができたり、実は慌てなくて良かったり、そういうことに気付けるんですよね。今日のピッチ状況とか、今日の相手のプレッシャーも立ち上がりは激しかったんですけど、そんな中でさらに先に失点しても、そのあと落ち着いて自分たちがボールを動かして相手のゴール前まで行けたのは、彼らが、私が伝えたことを理解してくれたんじゃないかなという部分はあったと思います。

 

メンバー構成はGKの松本選手をはじめ、ベンチ入りのメンバーも少しいつもとは違うメンバーを入れてきたと思うんですが、それに関しては(リーグ戦での)三重ダービー連戦というような意識はあったんでしょうか。

無いと言ったら嘘になるでしょうね。2回じゃんけんやると言ってるのに、両方パーを出すつもりはないので。

 

天皇杯出場ということで、改めて天皇杯に向けての意気込み、地域のサポーターの方にメッセージがありましたら、一言お願いします。

ありがとうございます。正直、自分たちの取り組みとしては、目の前の一戦がリーグ戦であろうが天皇杯であろうが、ダービー戦であろうが、変わらず目の前の一戦、そこに試合があればそれに勝ちに行くというスタンスは変わらない方が僕は良いんじゃないかなと思ってますし、そういうことも伝えましたし、そして変わらず彼らがやってくれたので、まず1つ今日、三重県の頂点に立てたこと、そしてこれからまた天皇杯の試合が続くということに関しては嬉しく思いますけど、結果としてそういう道が開けた、目の前の一戦にかけたが故に、道が開けたと、チーム活動としては思ってるんですよね。ただ、今伝えてくださったように、三重県代表になった事実とか、あとはサポーターの皆さん、三重県の皆さんのことを考えた時に、やっぱり我々が代表として試合を続けられることになったので、皆さんの期待に応えられるような試合結果を求めていきたいと思ってます。

 

道が開けたという点では、天皇杯と言うと勝ち進めばJリーグチームとの対戦が。特に三重県はJリーグがない県で、ヴィアティンが目指してると思うんですが、そこに向けてのチームとしての意義など、 何か考えていらっしゃることはありますでしょうか。

Jリーグで指揮をとったり、J1、J2、J3で仕事をしてた自分からすると、正直カテゴリーが違う相手と試合をするとか、カテゴリーが上の相手と試合をすることに、正直そこまで特別感は感じてないんですよね。

逆の言い方をすると、上であろうが我々は自分たちのサッカーをやるべきだし、二本足で立ってる人間が相手なので、上のリーグであっても本当に億することなく戦うべきだと思いますし、その試合を迎えて対面して、試合が行われて、実際にその内容と結果が出るわけで、またそれに対して起こったことが今後のヴィアティン三重の力になっていくと私は思ってます。なので、意義という言葉で言ってくださったので、私自身は上のカテゴリーとやるこの形の意義というのは、そういう風に考えています。

 

篠原 弘次郎選手 試合後コメント

(囲みインタビューより)

今日の試合の振り返りをお願いします。

先制点を取られましたけど、90分通して自分たちの流れで試合を進めれたと思いますし、後半に入って自分たちからギアを上げて、点を取りに行こうと、その通りという展開だったので、良い試合ができたなと思います。

今日は守備の面では最終ラインが非常に手堅くされてたと思うんですけども、その辺りの守備の意識みたいなのはいかがでしたか。

チームでずっと取り組んでますし、ゴール前の守備だったり、前線からのプレスだったり、そういうところを労を惜しまずやっていければ、こういう堅さに繋がると思います。ああいう事故(=失点)は絶対どの試合も1回はありますし、全然みんな気にしてないし、先制点取られたからといって、全然慌てることもないだろうし、しっかり90分通して、したたかに戦って、今日はよく戦えたなと思います。

 

逆転のゴールシーンは得意の形でしたか?

どのカテゴリーでもセットプレーは重要なファクターというか、大事なところなので、あそこで、こういう決勝という舞台で、価値を持ってこれる点を取れたという非常に嬉しく思います。ただ、折り返したミズキ(饗庭 瑞生選手)が、よく折り返してくれたので、ほぼミズキの得点ですね。合わせるだけだったので、よく折り返してくれたなと思ってます。

天皇杯への意気込みを伺わせてください。

天皇杯は勝ち進めばJリーグのチームとできますし、先ほども言ったように僕たちが目指す場所はJリーグなので、戦えることはすごく楽しみにしてますし、そこを目指して天皇杯はやっていくので、戦えることはすごく楽しみです。

 

サポーターの方へもメッセージをお願いします。

いつも応援ありがとうございます。僕たちの最終目標はJFL優勝なので、まだまだシーズン続きますけど、もう1戦1戦、勝っていくことだけなので、1人でも多くに足を運んでいただいて、共に戦いましょう。

 

 

梁 賢柱選手 試合後コメント

勝利を決定づけるダメ押しゴール。まず得点シーンを振り返ってください。

前半も同じシーンがあって、前半はシュートまで行けなかったんですが、普段自主練をよくやってるんですけど、ナオキくん(池田 直樹選手)とよくクロス練習をしていて、「お願いだから絶対マイナスに出してくれ」っていうのは常日頃言っていて、そこにナオキくんの良いボールが来て。しょうたくん(田村)とタケ(大竹)が多分走っていて、そこが空いてて、長い距離走って、(ボールが)来るだろうなっていうのが、蹴る前に目が合ってたんで、ナオキくんとそこで上手くかぶせて決めれて良かったです。

 

試合終わった後に「きつかった」というのが第一声でしたが相手はどういうところがきつかったんですか?

システム的に中盤の人数がいつもより少なくて、ハードワークしないといけなかったので、そういう面で、すごいしんどかったです。攻撃だけじゃなくて、守備のところとか、そういうハードワークとかという面で、すごいきつかったです。

 

この間の栃木戦(5/4)はかなりタフな試合で、その前の武蔵野戦(4/28)もタフな試合だった中で、その2試合で課題にしてたようなところが、今日は全て解決したんじゃないかというぐらい良い試合だったと思いますが、手応えはどうでしたか。

やっぱり武蔵野と栃木の試合では、誰かがアクションしてくれるだろうっていう意識が多分あってみんな動いていて、今日に関しては自分がアクションしてっていうのが全体的にありました。入った時のみんなのスプリント、今年はそのスプリントっていうところに力を入れてるので、そういうところが出たなっていうのが、圧倒できたかなっていうのはありますね。

スプリントのその強さが梁選手の特徴でもありますね。

そうですね。監督もそうですし、チームからそういうところが求められているので。走って戦うっていうのはベースなので、そこは自分の強みであるので、そこは体現したいなっていうのはあります。

来週もリーグでダービーです!意気込みを!

本当にリーグ優勝に向けての一戦なので、ファン・サポーターの皆さんはダービーっていう期待があるので、僕はその期待に応えたいですし、また魂が揺れるゴールと、走力で全員に活力を与えたいと思います。

 

はい、ありがとうございました!

 

 

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