NEWSヴィアティン・マニア / トップチーム
【試合結果・コメント】5/19(日) JFL第9節 vs アトレチコ鈴鹿
第9節試合結果・コメント
第26回日本フットボールリーグ(JFL)
【 第9節/HOME 】
桑名市サンクスマッチ/日本トランスシティDAY
日時|5月19日(日)13:00キックオフ
対戦|アトレチコ鈴鹿
会場|LA・PITA東員スタジアム
スコア
ヴィアティン三重 1-3 アトレチコ鈴鹿
(1-2/0-1)
- 15分 人見 拓哉(鈴鹿)
- 24分 人見 拓哉(鈴鹿)
- 35分 大竹将吾(V三重)
- 49分 福元 友哉(鈴鹿)
➡公式記録
メンバー
GK 1 森 建太
DF 3 伊従 啓太郎/4 饗庭 瑞生/30 篠原 弘次郎/35 寺尾 憲祐
MF 18 大橋 尚志/20 金 成純/24 池田 直樹/41 梁 賢柱
FW 9 大竹 将吾/10 田村翔太
(交代)
HT:41 梁 賢柱→13 安西 海斗
60分:20 金 成純→16 稲福 卓
60分:9 大竹 将吾→29 加倉 広海
71分:35 寺尾 憲祐→25 藤澤 典隆
間瀬 秀一監督 試合後コメント
総括:(先週の天皇杯予選と)同じだったのは、ヴィアティン三重 対 アトレチコ鈴鹿というこの対戦カードだけが同じだったんですかね。それぐらい本当にたくさん今日は違っていたと思います。
今日の試合の流れ、内容、結果含めて、今この時点で全てを明確に私自身が答えられるかといえば、そうではないと思ってます。ただ、終わった後、選手たちに伝えた話ですと、やはり“対人”のところで結構負けている場面、1対1で負けてる場面があったというのは事実で、全てではないですけどね。そういう部分が目についたなというのは1つ。あとは守備で言うと、1人2人が1対1で負けても、自分たちでしっかりとした守備戦術があるわけで、本来いつもやってる守備戦術を遂行できたら、今日の相手の攻撃に対しては失点は0でいかなければいけないと思います。ただ、こういう試合、この流れの中でそういうことができなかったっていうのが起こった結果、事実です。ラストは、追いかける展開になって、自分たちが得点が必要な時にシステム変更や、システムというのは立ち位置だけなので、立ち位置を変更しただけでは点は取れないですけど、それに対してどういう動きをするのか、何が意図なのかというのはベンチから伝え続けたんですけど、正直なかなかプレーには反映されなくて、本当に最後の方ですね、最後の最後だけ相手のゴールに向かう、もしくは得点が取れそうな場面があったと思うんですけど、あれを本来であればもっと後半の序盤からやるべきだったと思うんですけど、それができなかったというところで言うと、我々グループ全体のインテリジェンスの低さであったと今は思っています。
先週の鈴鹿戦と同様に、1点を追いかける展開で後半へ折り返すことになりましたが、ハーフタイムに何か言葉をかけられたことありましたでしょうか。
もちろん1点取り返して、1-2で折り返してロッカーに戻ってきたので、その時点では正直、 私自身全くこの試合に対してまだネガティブなものは感じてなかったですし、ハーフタイムの時点では自分たちが勝利することも信じていましたし、なので、自分たちが勝利すると決めることができれば、ここから逆転するぞというような声はかけました。
記者:結果としては1-3という形になりましたが、⑨大竹選手の久しぶりのゴールについて(今季初ゴール)、大竹選手のパフォーマンはいかがでしたでしょうか。
ゴールだけではなくて、あれだけ身長があって、身体が強い大竹が最終ラインの背後を狙っている中でボールが入った時に、いいプレーができなくても、相手にとっては脅威だった部分もあると思いますし、得点のところは、今日のミーティングでも言ってますけど、相手のゴール前のところはもちろんチームのシステム・戦術もありますけど、それ以上に選手の 個の能力 や ひらめき や 自分らしさ などが得点を生むところがあるので、あの瞬間にアシストをした⑩田村翔太、⑨大竹将吾との即興の動きの中で点を取れたというのも、そのプレーに関しては素晴らしいと思います。
大竹選手を起用する意図はどういったものがありますか?
正直、大竹選手どうこうということではなくて、我々が普段練習して、特にゲーム形式、紅白戦になった時にはその週末のメンバー選考も兼ねての紅白戦なので、これを今シーズンはずっとスタートから激しくやり合ってきてる。その時に状態がいい選手、そしてその週末の試合でいいプレーができるであろう選手が選ばれてきてるので、そういうところのチャンスを彼が掴んだとも言えます。
あとは、先週は天皇杯予選の試合ではあったんですけど、キーパー以外、フィールドの選手たちがその試合(5/12の天皇杯予選での鈴鹿戦)と同じ10人がスタートだったと思うんですけど、おそらく過去を振り返った時に、過去(前回の試合)とスタートが同じだったということは記憶が僕の中ではなくて。データ的に調べたわけではないですが。そういう意味ではやっぱり前節を戦って結果を出したメンバーで、今日スタートしたというのは事実だと思います。
ホームでの三重ダービーというのは間瀬監督ご自身、初めてだったと思うんですけれども、2800人を超える観客が足を運ばれて、その応援の中でプレーをする。感じるものはありましたでしょうか。
もちろん、この試合に対する期待っていうのもそうですし、そして今季で言うと“協闘”ですよね。力を合わせて1つの目的に向かって戦うっていうところでは、ものすごく頼もしく感じましたし、 その分、期待の大きさも感じましたし。私自身、監督としてはそれを力としか捉えてなかったですけど、おそらく選手も同じく力と捉えて戦ってくれてたと思います。
2,818名の観客の方が応援に来てくれました。次は天皇杯1回戦がここラピスタで行われます。 そして次のホームゲームは6月9日、四日市でHonda FCとの対戦となります。
私自身、幼少期から四日市で育ちましたし、ここ(ラピスタ)が我々のホームスタジアムではあるんですけど、四日市の地でゲームができるので、(天皇杯の)今治戦もそうですし、そのHonda戦もそうなんですけど、自分たちがしっかりと皆さんと喜び合える取り組みと結果にできるように、全力を尽くしていきます。
大竹 将吾選手 試合後コメント
お疲れ様でした。前半に1点を返したゴールシーンを振り返ってください。
常に裏を狙う、前で起点を作るっていうのが自分の仕事だったので、ああいう場面でも常に裏を狙っていました。ショウタくん(田村翔太)が良いところに蹴ってくれたので、何か起こるんじゃないかなっていう感じで、ヘディングで逸らしてゴールに繋がったと思います。
その他にもゴール狙うシーンはあったと思うんですが、今日上手くいった部分と、できなかった部分は何がありましたか?
何回かちゃんと自分が狙って、起点を作ってクロスが上がったり、ゴール前での攻防っていうのがあったところは良かったと思うんですが、得点に繋がらなかったし、もう少し受け手の動き方だったり、出し手のパスの質だったりっていうところは、もっと突き詰めていかないと厳しくなってくるので、コミュニケーションは取れてると思うので、あとちょっとしたところ、もう少し合わせていけたら、得点に繋がったのかなっていう風には思います。
先週の鈴鹿戦との違いは、何だったんでしょうか?
自分が攻撃の立場なので、前からの目線でしかないんですけど、もうちょっと縦にロングボールをつけてほしかったなというのが正直あって、ちょっと縦のボールが少なかったのと、上手くボールをアンカーのヒサシくん(大橋 尚志)のところで軸になって回せてはいたのでそういうところは良かった思うんですけど、 あと1・2本繋がなくても縦のパスを入れれば、もうちょっと先週みたいに、もっと縦に速い、早めにクロスが上がって得点、みたいな先週の形ができてたんじゃないかなと自分の中では思います。
そこは相手の変化があったから、自分たちの攻撃の仕方が変わってしまった?
それも多分ありますね。相手の守備のかけ方だったり、先週は上手くいってたところを上手く消されたりっていうので、裏に蹴るタイミングを失って蹴れなかったり、というのがあったかなと思います。
記者:ここまでリーグ戦では途中メンバーを外れていましたが、今日のこの得点はどんな想いでしょうか。
そうですね。自分の分岐点としてはポジティブに捉えていいかなと思います。
どんどん夏になって厳しい戦いが始まってくるので、自分も修正点もいっぱいあるので、そういうところは修正しつつ、 今日1点取れたことはポジティブに考えて、また次でも点取れるように、動き出しだったり、コミュニケーションを上手く取れたらと思ってます。
では最後に、次は天皇杯、そして四日市開催のホームゲームが6月9日に控えます。意気込み、メッセージをお願いします。
今日はこの天候の中、ほんとに多くのお客さんに来てもらって雰囲気は最高でした。ただ、結果に繋がらなかったというのは、やっぱ選手からしたらほんとに申し訳ないなっていうのは思っているので、次は天皇杯になるんですけど、トーナメントなので必ず次にコマを進めるっていう意味で絶対勝たないといけないし、次のリーグ戦はアウェイ(6/1仙台戦)、四日市でのホーム(6/9Honda戦)もあるので、連敗したら(上位に)置いてかれちゃうので、絶対連敗は無しで、ここで勝ち切って、どんどんここから波に乗れたらいいなと思ってます。
伊従 啓太郎選手 試合後コメント
お疲れ様でした。今日の試合の総括をお願いします。
なかなか、2週連続で同じ相手とやることはなく、この間、天皇杯の予選で自分たちが勝ったからこそ、やっぱり相手は僕らの対策をしっかりしてきた印象はあるし、前半のとこで2失点とも似たような形で失点してしまったのは、チームとしては反省するべき点だと思うし、後半の早い時間帯でもう1失点してしまったっていうのが、ゲームを難しくしてしまったと思うので、ディフェンスラインだけではないけど、チーム全体で反省するべきポイントが出た試合なのかなと思います。
先週の試合も勝利はしたものの、前半は0-1で負けていた展開でした。今日は相手の対策もさらにあるので難しいとは思いますが、準備はしっかりできていたのでしょうか。
今までの試合と違ってフォーメーションも少し変えてやった中で、先週の試合で最初に失点してしまったシーンを1週間自分たちで振り返って、自分たちの弱点になる部分を把握した上で試合に臨みました。ただ、試合になると相手もいるし、いろんな流れとか、違う要素もある中で、もっとチームとしていろんなことを積み上げていかないといけない。今後もシーズンを進んでいく上で、いろんなことを積み上げていくべきだなとは思います。
失点シーンも少し振り返ってもらえますか?
最初の2失点に関しては、やっぱりサイドのところはもちろんあるけど、中の自分たちの人数のかけ方というか、1人1人のポジショニングだったり、最後のところは監督がよく言うスペースを守るんじゃなくて、シュート決めるのは相手の選手だから相手の選手にしっかりマークをつく、体を張るっていう部分ができていなかった。3失点目もちょっとイレギュラーな形もあったけど、その中でチーム戦術として決められてる部分がそのシーンでは足りない部分が多かったかなとは思うので、そこが反省です。
では切り替えて、来週は天皇杯1回戦・J3のFC今治との対戦です。
去年(J3のカマタマーレ讃岐に昨年まで所属。今季からヴィアティン三重に加入。)は1回戦は自分たちより下のカテゴリーに勝って、2回戦は上のチームとやったんですけど、カテゴリーが上とか下とかはやる選手たちは気にする必要はないと思うし、そこを気にせずいつも通り試合に勝つことから考えて、準備して試合に臨めれば、正直、自分的には勝つべき試合だと思っているので、しっかり良い準備して、天皇杯だからとかではなくていつも通りで。
J3でカマタマーレ讃岐とFC今治とは対戦はしてるよね?
そうですね。前線の選手の個のクオリティはちょっと高いかなっていう印象はあるけど、個々のクオリティとかチーム戦術的なことは負けてないと思うので、カテゴリーは1個上だけど、ホームのスタジアムでできるので、しっかり勝って天皇杯は天皇杯で次のラウンドに進めるように頑張りたいです。
最後に、次のホームゲーム6月9日 Honda FC戦(四日市開催)ということで、メッセージをお願いします!
これだけお客さんが来てくれて、結果は不甲斐ない結果になってしまったけど、次は四日市で今年1回しかないゲームだし、相手もJFLの強豪と言われるHonda FCで、やっぱり優勝、昇格を目指していく上で大事なポイントになる試合だと思うので、次は勝つので、また応援よろしくお願いします。
フォトギャラリー①
フォトギャラリー②