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【試合結果・コメント】5/26(日)天皇杯1回戦 vs. FC今治
天皇杯1回戦 試合結果・コメント
天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会[1回戦]
【日時】
5月26日(日) 13:00キックオフ
【マッチNo.17】
ヴィアティン三重(三重県代表/JFL) – FC今治(愛媛県代表/J3)
【会場】
LA・PITA東員スタジアム
スコア
ヴィアティン三重 1-0 FC今治
(1-0/0-0)
- 34分 田村 翔太(V三重)
➡公式記録
[2回戦]
6/12(水)19:00キックオフ
vs.FC東京(J1)
@味の素スタジアム
※試合情報は改めてお知らせいたします。
メンバー
GK 21 松本龍典
DF 2 谷奥 健四郎/4 饗庭 瑞生/19児玉 慎太郎/30 篠原 弘次郎
MF 16 稲福 卓/18 大橋 尚志/24 池田 直樹/35 寺尾 憲祐
FW 10 田村 翔太/29 加倉 広海
(交代)
HT:35 寺尾 憲祐→41 梁 賢柱
64分:29 加倉 広海→9 大竹 将吾
70分:16 稲福 卓→7 森主 麗司
84分:10 田村 翔太→5 菅野 哲也
84分:18 大橋 尚志→17 野垣内 俊
間瀬 秀一監督 試合後記者会見コメント
総括:本来はこの1試合の総括をするべきなんでしょうけど、我々からするとやっぱり先週ですね。前節のリーグ戦、同じくここホーム・ラピスタで鈴鹿に3失点をして負けているので、今日の試合は3つの意味があって、1つは三重県を代表しての天皇杯1回戦、2つ目は前節の不甲斐ない自分たちの試合・不甲斐ない守備を払拭する、自分たちに対するリベンジマッチ。3つ目は、今季JFL優勝・昇格を果たす年として、やはりJリーグクラブに勝利する。この3つの意味がある試合でした。正直に言いますけど、私は2つ目の前節の不甲斐ない守備、不甲斐ない試合を払拭するというところの比重は大きかったと思って今日を迎えました。
そして、今日の総括で言うと、まさにこの1週間準備した球際での戦いとか、自分たちの守備戦術だとか、そういうものを、ほんとに風とかレフリングだとか、もしくは相手の1人少ないと言えども、ダイナミックな攻撃に対してしっかりと対応した。たくさんの人の信頼と、そして自分たちに対する確信を取り戻した試合になったと思います。
前節の守備やそのあたりを払拭する意味が大きくあるという風におっしゃられてましたけれども、それを踏まえてこのトーナメントの一発勝負の戦いだったりとか、カテゴリーのことはあまり意識されないとはおっしゃられてましたが「FC今治」という相手に対してどういった準備をされてきたんでしょう。
FC今治さんがリーグ戦で4連敗してる中でこの試合を迎えて、正直どんなメンバーで来るのか、どんなシステムで来るのか、何か新しい取り組みをするのか、冷静に考えれば何をやってきてもおかしくないなという中で、我々が知ってる知識で言うとほぼベストメンバーで来たんじゃないかなと。そしてシステムも含めて、ほぼ普段やられてる形でやってきたんじゃないかなと、そういう風には思います。(風については)いつもと違う方向吹いてたみたいですけど、強い風だとか。やっぱりそういうものも加わって、今治さんの状態がどうだったっていうのは、私には分かりかねる部分ではあります。ただ当然、先ほど申し上げたように、J昇格を果たすこの年に、やはり直近のJ3リーグの相手に対して対面してどう勝つか、というところはすごく大切な部分だと思いました。
今日何をやってくるか、どんなメンバーかわからない中で言えば、やはり今治さんは今季の戦いの中で前線の選手にボールを当てて、ポストプレーからセカンドでゴールを決めるとか、ダイナミックな攻撃からこぼれのシュートというのが巧みで、今日も何度もこぼれ球が枠までいってるんですけど、そういうシュートを打ってくるだとか、あとは今季の得点の半分がセットプレーから。セットプレーに強みを持ってるとか、そういう最低限の知識を持って臨みました。今季の我々は勝利から逆算して戦うと言っているので、攻撃も主体にしてませんし、パスサッカーするという風に謳ってもないので、その日の条件で目の前の相手に勝利するということが1番大切だと思ってる中で、今日勝利したことは大きかったと思います。
記者:2回戦はFC東京との対戦ですが、どうでしょうか。
ここまで来るとJ1クラブと相手できるっていうのは、おそらくヴィアティン関係者全員にとっての喜びですよね。今日の試合だって、あやって終わって、サポーターの前に挨拶に行けば、やっぱりこの人たちのおかげで今日も勝利したと思いますし、今季はみんなで力を合わせ共に戦っているので、駒を前に進めてJ1クラブと戦えるというのは、もう本当にサポーター、三重県民の皆さん、メディア、クラブ、そして我々スタッフ、選手にとってもとにかく嬉しいことですよね。それ以上先のことはあんまり考えてないです。
記者:守備の粘り強さや前のスピードだったり切り替えたところ。おそらくこの試合で意識された部分なのかなと思うんですけど、そこはいかがでしょうか。
そうですね、結果的に決勝ゴールがそうなったので、そこも実際そうですけど、冷静に振り返れば後半も実は2点目、3点目のチャンスはあったと思うんですけど、まさにそういう場面になったと思います。でも正直、それを狙ってて狙い通りになりましたと言うつもりはなく、やっぱり今治さんの力量、攻撃力があったので、やはり自分たちが自然と受ける時間が長くなったり、チャンスが奪ってからのカウンターっていう風になった部分はあったと思いますし、そうなったところで本当に選手たちが自分たちの即興で上手くあそこまで持ってってくれたと思います。もちろん2点目、3点目が決まっていれば、我々の成熟度とか喜びも増したとは思うんですけど、それはそれでまた課題として次に向かっていきたいと思います。
勝利の後にサポーターたちが”味スタへ行こう”と大合唱してました。そのサポーターたちのモチベーション上がるような一言をいただけますでしょうか。
本当に、試合終わって彼らの前に勝利して並んだ時に、いつも”共に戦って勝利した”って思うんですよね。やっぱ応援と声があって勝ったと思うので、みんなで味スタに乗り込んで、みんなでまた勝利を掴みに行きましょうと。そう伝えてください。
饗庭 瑞生選手 試合後コメント
タフな試合でしたが、試合を振り返って総括をお願いします。
(相手は)上のカテゴリーなんで、ある程度押し込まれるだろうと想定してたので、後ろは0に耐えて、そうすればチャンスも来るし、ああやってチャンスちゃんと仕留めてくれて、勝つことができて、ウノゼロ(1-0)で勝ったんでディフェンス陣としては良かったんじゃないかなと思います。
監督も会見で、前節のリーグ戦の3失点した守備の部分をなんとしても立て直すのが今日の課題だったと言われてましたが、そこはこの結果を踏まえて成功でいいですか。
やっぱこの1週間、前節鈴鹿に負けてから1週間は積み上げていたクロスの対応だったり、結局ゴール前で決まるので、そこは突き詰めてきたので、そこは全員が意識して取り組んだことによって、ピッチで出せたんじゃないかなっていうのはあります。
後半のクロス、相手は一人少なかったけど迫力ありましたね。
相手はやっぱり負けてる中で、アーリーでもクロスで上げてきて、勢いもって攻撃してくるので、やっぱりそれを弾いたというのも大きいですけど、相手が1人少ない中で、次のステップとしてはもっとボールを握って、自分たちの時間も作って、相手の攻撃の時間を減らすっていうのも、失点の可能性もちょっと減らせるので、そういうところも取り組んでいかないといけないかなと思います。
次はFC東京戦です。楽しみですね。
楽しみですね!
サポーターのみんなに気持ちの高まる一言をください。
押し込まれてる展開でも、ヴィアティンの応援はしっかり耳に入ってきますし、そういうのってピッチの中の士気も上がりますし、ああいうところで失点しちゃいけないっていう気持ちを高めてくれるものもあるので。終わった後に一緒に喜べるっていうのはサッカーの醍醐味でもありますし、1つでも多くの勝利をサポーターの方たちと分かち合えるように頑張っていきます!
松本 龍典選手 試合後コメント
1-0、クリーンシート。キーパーとして今日の試合を総括してください。
前節のリーグ戦の鈴鹿で、ホームという中でなかなか自分たちのペースにならずに失点してしまって、自分たちのサイドを割られて失点だったり、自分たちが大事にしてるところをやられてしまったっていうところから今週スタートして、そこをしっかり見直して、もう絶対そこはやらせないっていうところを、本当に細かい立ち位置もディフェンスラインとかキーパー含めて本当にこだわってやってきて。そんな中で、今日はクロス対応だったり、相手のコーナーキック、セットプレー、かなり多い時間帯が多かったんですけど、みんな声をかけながら立ち位置もしっかり意識して、全員で無失点に抑えたっていうところはすごく良かったなと思います。
後半もアーリークロスも多かったし、コーナーも多かったし、耐え凌いだね。
早い時間帯で相手が退場して(後半立ち上がり)、自分たちの良い流れになるとは思ったんですけど、風もあったので(前半は追い風。後半は向かい風)、なかなか自分たちのペースにならず押し込まれる時間帯が続いたんですけど、そんな中でも自分たちが大切にしてることは慌てずに対応するっていうところを守備では意識してるので、そこを落ち着いてできたことで、どんだけ押し込まれても、最後の相手の得点は割らせないっていうところはすごく良かったな と思います。
そこはしっかりできたってことですね。
そうですね。かなり自分含めて、チーム含めて、自信になるような試合だったと思うので、これを継続して天皇杯だけじゃなくてリーグ戦でも無失点で得点を奪うっていうところを常に毎回目指してやっていきたいなと思います。
森選手も折口選手もいる中で、松本選手の特徴はあえて自分で言うなら、どういうところなんでしょう。
相手に押し込まれてる中でも冷静に相手を見てセービングをしたり、シュートストップっていうところを持ち味にしてるっていうところと、結構自分は相手の空気感や流れを読むのは得意だと思うので、そこの隙を突いたりっていうとこだったり、味方が疲れてる状況だったら、あえて時間を使って自分のところでラインをしっかり上げて、流れを持っていかせないっていうところを意識したり、全体的に見てチームのことを考えながらプレーしてるのが自分の特徴かなと思います。
今年新加入で三重に来て、少しずつ松本ファンが増えてる印象があります…
実際今日もサポーターさんから(試合後のゴール裏で)拡声器をもらって喋らしていただいたんですけど、ほんとにありがたいことですし、自分のプレーに賞賛してくれる声があるからこそ、自分はしっかり練習から準備して、もっともっと認めてもらえるようにプレーしたいなと思います。
今日発見だったんですが、松本選手、煽りが上手ですね(笑)
本当にみんなで戦ってるので、選手だけじゃないんで、ファン・サポーター一体となって戦っていて。今年のスローガンでもある「協闘」というのは、やっぱり僕たちもそうですし、ヴィアティンに関わる全ての人たちと試合に勝つっていうところは一つなので、全員で勝ちに行くっていうところ。もっともっと自分発信でもいいですし、チームから出てくるようなことをもっとやっていきたいなと思います。
天皇杯2回戦はFC東京、J1チームとの対戦が待ってます。その意気込みや今の気持ちを聞かせてください。
まずJクラブと戦うのは天皇杯でしかないと思うんですけど、相手がどうこうよりかは、自分たちがまずやるべきことを徹底すれば、失点を最小限に防げることができると思うし、まずは自分たちが立ち向かっていく。受け身にならずにどんどん果敢にチャレンジしていくことが、天皇杯の次のFC東京戦も勝利に繋がるところだと思うので、そこをまずチームとしてやっていって、その先に結果がついてくればいいなと思うんで、まずはそこも取れればいいなと思ってます。
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