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【試合結果・コメント】6/12(水)天皇杯2回戦 vs. FC東京

2024年06月13日 

天皇杯2回戦 試合結果・コメント

天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会[2回戦]

【日時】
6月12日(水) 19:00キックオフ

【マッチNo.47】
FC東京(J1)-ヴィアティン三重(三重県代表)

【会場】
味の素スタジアム

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スコア

FC東京 3-0 ヴィアティン三重
(3-0/0-0)

  • 21分 東 慶悟(FC東京)
  • 37分 森重 真人(FC東京)
  • 42分 原川 力(FC東京)

公式記録

 

メンバー

GK 1 森 建太
DF 3 伊従 啓太郎/4 饗庭 瑞生/17 野垣内 俊/27 楠本 羽翼
MF 8 瀬尾 純基/16 稲福 卓/20 金 成純/24 池田 直樹
FW 9 大竹 将吾/29 加倉 広海

(交代)
HT:16 稲福 卓→7 森主 麗司
HT:29 加倉 広海→41 梁 賢柱
57分:27 楠本 羽翼→28 野口 竜彦
57分:8 瀬尾 純基→22 川中 健太
75分:9 大竹 将吾→11 木戸 皓貴

 

間瀬 秀一監督 試合後記者会見コメント

総括:まずはこの一戦に携わっていただいた方々に本当に、本当に感謝してます。この一戦のためにたくさんのことを準備してくれたクラブ・サポーターの皆さん、遠くから応援してくださった三重県民の皆さん、もうその他大勢ですよね。そして、この対戦でFC東京の選手、スタッフ、サポーター、観客の皆さん、本当にたくさんの人に、まずは感謝の気持ちが耐えません。

試合については、勝負の世界で生きてる我々が0-3という結果なので、厳しいですけどナイスなものは何にもないですね、まずはそれが1つ。ただ、そんな0-3の試合結果にも関わらず、試合後にヴィアティンサポーターの元に駆け寄った時には、本当にポジティブな熱い言葉を彼らがかけてくれたので、結果として何も良いものはなかったですけど、何かもし彼らに伝わるものがあったとしたら幸いだなと。もしあればの話ですけど。私からはそう思います。

勝利したFC東京の皆さんには、本当に天皇杯頑張ってもらいたいなっていう思いもあって、キャプテン(野垣内 俊)がFC東京のサポーターに挨拶に行くという意思を見せてくれたので、みんなで行ってきました。 ”ヴィアティン三重”のコールで我々にエールを送っていただいて、正直すごく幸せな気持ちになりました。ヴィアティンのサポーターにもエールを送ってくださったFC東京の皆さんに対しても、我々は本当にリーグ優勝と昇格ということでしか報いることはできないので、本当に今ロッカーでみんなで集まって決意したのは、もうリーグ優勝と昇格だけです。

どの戦いにおいても勝利への逆算ということをおっしゃってますが、非常に難しい、圧倒的に強い相手に対して、逆算の計算式というか、 勝利の糸口があると、どういうところに可能性を見出そうとしていたんでしょうか。

正直1つは、もうこれまで積み上げてきたものを、どこまで自分たちを信じて出せるかどうかが1番の要素だったと思います。ただ、今日起こってしまった前半の失点から言うと、自分たちが積み上げてきたものが出せなかった部分とか、出せなかった選手がいたのは事実で、それは非常に残念に思います。ただ一方、自分たちが積み上げたものを思いっきり出すだけで、今日のFC東京に立ち打ちしたり、勝利することはかなり難しいと思っていたので、かなり戦術的なことなんで具体的なことは伏せさせていただきますけど、実は今日初めてトライしたことが3つもあって、それに関してはかなり強気で彼らが、なんなら前回のリーグ戦から日もない中で、本当に映像ミーティングと打ち合わせだけで、3つの新たなチャレンジを思い切ってピッチ上でやってくれたので、それに関してはすごくポジティブに感じています。その、触れさせてもらいただいた3つは、何か今日の試合を見ていただいた中で今までと違うな、もしポジティブに感じた部分があったとしたら、見ていただいた人たちに感じていただけたらと思います。

記者:厳しい世界の中での敗戦だと思うんですが、後半だけで見ると各上のJ1というトップリーグのチームに対して0-0っていうところで、後半だけ見ればっていう捉え方もできると思うんですが、後半何を変えたのか、後半の評価みたいなものは。

後半変えたことというのは大きくは正直ないですね。ただ、おそらく後半だけ見て0-0であったりとか、後半ポジティブなものがあったとしたら、それこそ先ほどお話した、後半こそ今まで積み上げてきたものをもうちょっと出せたりとか、この試合に向けて新たにトライした3つのことが、効いていた部分はあったと思います。

記者:分からない部分なんですが、その積み上げてきたものっていうのは、攻撃面なのか守備面なのか教えていただけますか。

いや、でも正直これに関しては全部ですね。具体的に言わせていただくと、その前線プレスもそうですし、ゴール前の守備もそうですし、 でも主に守備の方が比重は大きいんですかね。結局3点取られてしまったので、何もこの発言の説得力がないですけど。ただ1つだけ言わせてください。我々が自信を持っているのはカウンターの対応で、今回、強気で攻めるとカウンターは食らうものですが、カウンターからは失点してないというのは、またそれも1つ自分たちの守備の特徴ではあるので、後半だけの0失点で言うと、そこは大きいと思います。

記者:この試合での収穫は

そこは最高のサポーターがいるってことですね。ここの再確認が1番の収穫だと思います。ピッチ上の収穫だとは思ってないんですけど、それでも後押ししてくれるサポーターが我々にいるっていうことと、その彼らに報いたいっていう思いで、また次のリーグ戦に優勝・昇格を果たすべく向かっていけるっていうことが、もう本当に1番の収穫だと思います。

 

野垣内 俊選手 試合後コメント

まず最初にキャプテンとして今日の試合全体の総括、振り返りをお願いします。

そうですね。本当に最初しっかり入る、入りから失点をしないっていう部分は心がけてたんですけど、 やっぱり大きく崩されたっていう印象はなかったんですけど、やっぱり個々の質だったり、体のぶつけ合い、対人の部分でやっぱり向こうが1つ、2つ上回られた部分があったので、そこは本当に改善していかないとなっていう印象です。

普段ヴィアティンの試合を見てるファンの方たちからすると、J1のチームはやっぱ強いなという印象になったと思うんですが、今おっしゃられたような部分含めて、どういうところが強かったですか。

そうですね。選手も感じたと思いますけど、やっぱパスの質だったり、あとはボールを受ける立ち位置だったり、もらう前の周りを見ながら連動して動くっていう部分で、やっぱり僕たちはそのパスを繋ぐ分で引っかかっちゃったり、流れが上手く作れなかった部分がありましたけど、やっぱり向こう(FC東京)はしっかり人見て、しっかり出して、連動してっていう部分ではやっぱり質が高かったなっていう印象です。

記者:今日やってみて、優勝・昇格ってところに繋げるための糧にしたいところは改めて感じたとこはどんなところでしょうか。

そうですね、やっぱ先ほども言いましたけど、そのパスの質。あとはもうチームとしての連動、立ち位置っていう部分での質を上げないといけないし、個々の能力を上げていかないと、体のぶつけ合いで1人負けて剥がされて、ピンチになるっていう部分じゃなくて、そこでしっかり勝ち切ることで失点も減るし、逆にゴール前で体をぶつけられて相手ボールになってたシーンも多々あったので、そこの部分で負けない、倒れないっていう、その強さっていうのも必要になってくるのかなっていうのはすごい感じました。

監督は今日新しいことにチャレンジしたとおっしゃってたんですが、チャレンジしたことについてはうまくできましたか。

ディフェンスの部分で、昨日からミーティングを通してやろうっていう戦術があったので、できてた部分と、こういう格上のチームでできた部分っていうのは、やっぱ伸ばしていかないとダメだし、やっぱり何度かできなかった部分もあったので、そこをカテゴリー問わずに、できるようになると、よりチームは強くなるのかなって思いました。

今回セットプレーで2失点でしたが、セットプレーで何か差を感じた部分はありますか?

リーグ通してセットプレーから失点をしないっていうので日々練習してきたんですけど、今日に限ってはその空気に飲まれたのかわかんないですけど、 1失点目は1人のところに2人行っちゃって、1人が浮くという、そういうところの、ディフェンスでもしっかり見る能力だったりとか、その1対1にその選手に任して、中でしっかりもう1人の人をカバーするっていう部分だったり、もう本当細かいんですけど、そういうところで隙をつかれて失点。フリーキックは正直ノーチャンスかなと思いました。原川選手は昔から見てますし、みんなも知ってると思いますけど、質が高いのであそこで簡単にファウルしちゃうとこうなるよっていう典型的な失点だったかなと思います。

Jリーグクラブがない三重県からすると、まさにここはもう夢の舞台といったような感じですが、改めてこういうところでゲームをやって感じたことを聞かせてください。

僕自身はプレーしたことがあるんですけど、ヴィアティン三重としてプレーさせていただいて、 こういう結果になりましたけど、やっぱり最後挨拶行った時の声の迫力だったりとか、鳥肌が立つような、やっぱJリーグクラブがあるっていいな。っていうのを、本当ひしひしと感じたので、早く三重のチームを作りたいっていう気持ちがまた強くなりましたね。

最後にディエゴ・オリヴェイラ選手と少し喋ってましたけど。何を喋ったんですか。

向こうが知ってたかわかんないですけど、試合中も仲良く話させていただいて、試合の後「ありがとうね」っていうことと、「やっぱいい選手だね」っていうのは伝えて、「いくつ?」って聞いたら『33』って言ってたんで、「ぼく一応、長友と同い年だよ」とは言いました(笑)え、そうなのって感じでした(笑)

 

瀬尾 純基選手 試合後コメント

試合を振り返ってください。

天皇杯で相手はJ1のFC東京さんで、かなり質や強度が高い中で、敵陣でボールを動かすであったり、自分たちの取り組むことはチャレンジできたんですけど、最後の相手のゴール前に迫るスピードや脅威であったり、最後の質であったりは、やっぱり違いを見せらつけられたなっていう風に感じます。

前節から復帰して、怪我から戻ってきましたが自身のコンディションも含めて、今日のプレーはどうだったでしょうか。

怪我から復帰してから実践を重ねてきて、コンディションも少しずつ上がってきて、今日もスタートで出場させてもらって、コンディションの部分はもう問題ないので、これからもっともっとキレの部分であったり、走る部分を増やしていければなという風に思います。

今週すぐにまたアウェイ・大分戦ですが、瀬尾選手のプレーはどういうところに注目していくといいでしょう。

自分は身長が高くない分、クイックネスの動きであったり、ボールの持った時の一瞬のキレ、スピードに注目していただきたいので、今日の試合ではなかなか出せなかったんですけど、今後はそこを出してチームを勝利に導けるように頑張りたいと思います。

 

大竹 将吾選手 試合後コメント

格上の相手ということで、いつもやってる相手とは違いを感じましたか。

フィジカル面だったり、自分は裏取るのが得意だったんで、できるだけ相手の最終ラインを引っ張ろうかなと思ってたんですけど、カバーも上手くて、なかなか自分のところにボールを集めることができなかったんですけど、間で受けたり、よく周りを見れば全然できたところもあったので、フィジカル面はこれからどんどん強化していって、自分の裏取るプレーは自分がもらえなくても、裏狙ってディフェンスラインが下がったところで自分たちのシャドーが受けれたらそれはそれで良かったので、周りとの連携ももっとうまくやっていければいいなっていう風に感じました。

先日の試合から中2日ということで、コンディション的にはどうだったでしょうか。

(前節の出場時間は)半分ぐらいで、移動もあったんですけど、食事面だったり休息っていうのは、いつもよりも重点的にあったのでそこでの言い訳はないと思います。

記者:格上のJ1チームと対戦するにあたって、試合前にどんなプレーを出したいと思って望みましたか。

自分のチャンスも何回も来るっていう感じじゃなかったと思うんで、少ないチャンスでも決め切ったり、シュートを打ち切るっていう風に 攻撃面では考えてたし、フィジカル、対人のとこも格上ですけど、逃げてちゃ始まんないんで、そういうところは勝ちに、どうにかしててマイボールに、自分のところで起点を作ろうかなと思ってました。

FC東京に対して通用したこと、収穫は感じる部分はあったりしますか。

体を当てるところでも完敗ではなかったので、フィジカル面もそうですけど、体の当て方だったり、体当てられてもブレない、そういうところの巧さだったり、そういうところも見かけていけたらいいなと感じましたし、うまくパスは出てこなかったですけど、裏のイメージだったり、クロスのところで、いつもよりも周りはちゃんと見れてたので、あとはボールもらえればっていうところまで行ってたんで、そういうところでもっと要求したり、ちゃんと味方からパス出てくるような声かけだったり、意思表示、存在感はもっともっと出していきたいなと思ってます。

 

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