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【試合結果・コメント】6/23(日) JFL第13節 vs レイラック滋賀

2024年06月23日 

第13節 試合結果・コメント

第26回日本フットボールリーグ(JFL)
【 第13節/HOME 】
日時|6月23日(日)13:00キックオフ
対戦|レイラック滋賀
会場|LA・PITA東員スタジアム

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スコア

ヴィアティン三重 1-1 レイラック滋賀
(0-0/1-1)

  • 47分 篠原 弘次郎(V三重)
  • 52分 小松 駿太(滋賀)

公式記録

 

メンバー

GK 21 松本 龍典
DF 2 谷奥 健四郎/4 饗庭 瑞生/19 児玉 慎太郎/30 篠原 弘次郎
MF 7 森主 麗司/18 大橋 尚志/24 池田 直樹/41 梁 賢柱
FW 10 田村 翔太/29 加倉 広海

(交代)
67分:29 加倉 広海→8 瀬尾 純基
78分:19 児玉 慎太郎→28 野口 竜彦
78分:18 大橋 尚志→17 野垣内 俊
78分:10 田村 翔太→9 大竹 将吾
88分:7 森主 麗司→3 伊従 啓太郎

 

間瀬 秀一監督 試合後記者会見コメント

総括:こういう試合の評価というのは本当に難しくて、否定してはいけないもので言うと前半あったピンチもなんとか体を張って凌いだこと。そして、もちろん先制点を取ったこと、そしてもちろんその後のピンチも凌いだこと。いろんなことがミックスされて、試合の流れや、そしてメンタルも含めて、こういう時は整理するのが難しくなりがちなんですけど、そういうところは本当に選手たちがしっかりと戦えたと思います。

そして一方、先に先制するという、サッカーで言うと当然先制した方が有利なんですけど、その状態で1-0の状態を保てなかった。しかも今回は、比較的いつもよりすぐに失点をして1-1になってしまったこと。自分たちが今後、修正しないといけないところはそこになるんですけど、守備で言ったらそこなんですけど、もう1つ大いに自分たちが成長、修正するべきところはやっぱり、しっかりと周りの状態を把握した、自分たちのボールの繋ぎの判断であるとか、もしくはしっかりとボールを失わないポゼッションの技術であるとか、そういうところが特に今日の試合でも、そういうところのミスが露出して、その分、何度も相手にはゴールに向かうチャンスを与えて、より自分たちが勝利するには厳しい展開にはなったと思います。その技術判断というところでいうと、それでもまだどうですかね、3点ぐらいは自分たちが追加点を取りうるチャンスも作れたんですけど、そこのラストの判断と技術のところで決められなかった部分はあるので、そういったところを大いに自分たちに目を向けて、今後取り組んでいかないといけないです。ただ、優勝・昇格が目的の年なので、もうこのまま行くとどんどん首位の高知とは差が出てしまうので、取り組み、取り組みという話ばっかりしますけど、そこはまた人選も含めて、しっかりと自分たちのサッカー、いま引き分けてしまってるものを、勝利するためのサッカーというのを構築するべきだと思っています。

 

準備していたものは出せたという感じなんでしょうか。

準備したものを出せた部分はもちろんありますけど、数で言うと少なかったと思います。ただ、おそらく今季このことに触れるのは初めてなのかもしれないですけど、我々はセットプレーの準備というのをすごく念入りにやっていて。映像ミーティング、そして実践トレーニング。実践トレーニングで不備が出れば、もう1度フィードバックの映像ミーティングというのを繰り返して、今回もこのようにセットプレーで先制点が取れたんですけど、もうそれに関しては本当にコーチ陣。コーチ陣を中心に、選手と力を合わせて今季はやっているので、先制点を取ったところで言ったら、我々のコーチ陣ですよね。選手と力を合わせてやってくれた部分でもあります。

試合全体を通してみると、非常によくやった試合だったようには思っているんですけれども、おっしゃられたように、やっぱり決めるべきところが、迎えた回数が多かったのに決められなかったいう印象を持ちました。そういった印象を持つ中で、試合が終わってすぐ選手たちにどういった評価、声をかけられてるんでしょう。

いつもそうですけど、私自身が思ったことを口にすることが1番のコミュニケーションの方法だと思っているので、大概は終わって選手に伝えたことっていうのはここで話してることです。なので、いま振り返っても寸分たがわずここで話しているようなことを選手たちには伝えました。

 

ワンチャンスを決め切った滋賀さん、ワンチャンスみたいなものが何度かあったのを決められなくてドローになってしまったヴィアティン、という印象だったんですが、次の1週間、1番最初に取り組むべきところはどういったところでしょうか。

いつも1週間の始まりは、私自身が編集した試合のフィードバックミーティングからスタートするので、まずはもう一度、私自身がしっかりと今日の試合を振り返ったグッドシーンと修正シーンというのをしっかりと並べて、彼らと一緒に起こったことは何だったのか、原因は何だったのか、ということを把握するところからスタートします。やっぱり1番のポイントは、2点目取る、3点目取るというところだと今は感じています。なので、そこの取り組みになっていくと思います。

ピッチコンディションについては、どのような対策をされましたか?

今週木曜日は晴れだったんですよね。今日は雨だということは分かっていながらも、週に1度このピッチ(LA・PITA東員スタジアム)で練習できる木曜日は晴れていたので、加藤強化部長はじめ、たくさんの人の協力でこのピッチに水を撒いて、本番に近い形で、濡れてるピッチだとどれぐらいボールが動かせるのか、自分たちの技術で何ができるのかという準備をしました。

その中で、今日迎えるにあたって、ほんとにキックオフの時のピッチ状態と後半のピッチ状態は、雨具合でボールの走り方も少し変化した部分はありますけど、時間が進むごとにお互い、我々もレイラックもミスが増えて、そのミスがきっかけになるショートカウンターのやり合いをやったなっていう感じがします。そういう意味ではこの雨で、想定はしてましたけど、お互い苦しんだっていうことを考えると、見ていただいた結果になったと思います。

その中で2試合連続で引き分けという形でしたが、ここについてはどうお考えですか。

もう2試合、その通りなんですけど、2試合だけではなくて、今季これで6引き分けで、そのうち栃木シティの0-0(5/4アウェイゲーム)以外は全て先制して追いつかれてからの引き分けなんですね。ここも本当に、すごく冷静に僕も話をしないといけないと思うんですけど、やっぱり先制するっていうことがサッカーでは有利ですし、必要なことなので、それだけの回数ちゃんと先制点取ってるっていうことですよね。そこは絶対否定してはいけませんし、本当に選手、スタッフ、私が打ち出すものに対してすごく力込めてトレーニングをやってくれるので、そこのまず先制するところはみんなで力を合わせている賜物ですし、そこからの追いつかれるというものの要因が、すべての試合で追いつかれ方は原因が違うというか、時間の使い方であるとか、戦術的なことであるとか、私自身の采配も含め交代のタイミングであるとか、いろんなものが重なるんですけど、総合的に話しますと、やはり1点守り切るというか、当たり前のことを言いますけど、1点守り切るというとこと。もう1個はやっぱり2点目、3点目を取るというとこの課題で、守備時間、守備をする時間や回数が自分たちの取り組み(トレーニング)として以前よりは減ってきてるっていうのは、すごく勝ち切るためには良い方向性ですし、今日もおっしゃっていただいて、我々が得点をするチャンスが何度かあったと。その通りであればやっぱりそれを決めきる、2点目、3点目を取るということがこの引き分けを減らし、勝利に繋がるものになると思います。

 

アウェイの人間なんですが、前の監督の樋口さんが確固たるスタイルというものを発信されてました。そして間瀬さんが今年やってきて、内容を見てても共通意識ができてきた感じもしますが、どういうことに取り組んだり、されているのか教えてください。

自分からこの場で、昨年の体制とか昨年の監督の話はほぼしたことはなかったと思うんですけど、もちろん歴史があっていろんな人がバトンを繋いで今のヴィアティンがあるので、樋口さんが残した確固たるものがちゃんとベースとしてあるというのが大前提の話ですけど、その中で今季の我々というのは、優勝・昇格するために目の前の相手から勝利するということを逆算して、自分たちが取り組んでいるので、正直言うと何か1つのスタイルを磨いて勝利には向かってないですけど、逆に言うとスタイルにこだわらないが故に、いろんなことができないと。サッカーの原理に沿った様々なことが必要になると私は思っていて、そして様々なことに比較的我々は、先ほど言っていただいた共通理解のもと実践できている部分がある中で、何度もここでポイントになっているボールを失わないとか、2点目、3点目を取り切るとか、そういうところが本当に今の我々が急成長すべきところだと思っています。

 

ヴィアティン三重というのは、外の人間からすると昔からJ(=Jリーグ)に近いクラブと言われてきました。間瀬監督は、Jリーグや地域リーグも経験されて、このヴィアティン三重のクラブとしてのポテンシャルとか、どういうところに強みがあるという風に感じてらっしゃいますか。

強みはもう間違いなく「ヒト」です。試合前に選手にも伝えたんですけど、強みはヒトだと思います。正直、Jに近いという話で言うと、環境はまだまだJからは遠いと思っています。それは練習場所であるとか、このホームスタジアムのピッチであるとか、そういう「モノ」の環境というのは、まだJクラブに向かうにあたって自分たちがもう少し向上させていける部分じゃないかとは思うんですけど。僕はその環境っていうモノが、モノよりもヒト、「ヒトの環境」っていう言葉を使うんですけど、このクラブは本当にフロントだとか社員だとか、そして今季で言ったら選手・スタッフ、そしてもう本当に気持ちの込もったサポーターの皆さん、メディアの皆さんも含め、ほんとに一丸となれる、ヴィアティン三重というクラブが一丸となれるこのヒトの環境があると思っているので、最大の強み、そしてJに近いところはヒトだと思っています。これはもう本当にめちゃくちゃ感謝していますし、このヒトの環境をもっと強く、大きなものにできたら、間違いなくJに近い、Jに昇格するべきクラブだと思っています。

 

梁 賢柱選手 試合後コメント

悔しいドローに終わりました。試合を含めて、感想、振り返りお願いします。

そうですね、もう本当に一言で言うと、やっぱり追加点が取れないというのが、この2試合で顕著に出たかなと思います。

 

梁選手個人で言うと、フリーキックとかはすごく調子が良くて、流れの中から梁選手以外も含めて点が取れてないのは、すごく攻撃陣としては課題だと思うんですけれども、日頃の練習ではどう取り組んでるんでしょうか

やっぱり流れの中で取れないというのは、シュートの前に力が入って上手くミートできないというのが今日の試合も何回かあったし、枠にいってるけど、コースが甘いっていうのもあるし、練習でも色々シュート練習も取り組んでるんですけど、やっぱりまだ確実じゃないというか、それが身に付いてないのもあるので、もっと精度上げていきたいですね。やっぱ精度上げるには、量をこなさないと質は、僕は上がらないと思うので、そういうとこにやっぱこだわっていきたいなと。

今日はフル出場ですごくいい場面も作ってたと思うんですが、チームとして今日は得点した直後にやられたり、その前は試合が終わる直前にやられたり、チームとしての弱さみたいなところも感じます。その辺り、梁選手がチームのために取り組んでいるようなことはありますか。

そうですね、僕自身は声でカバーするっていうより、プレーで体を張るのが自分の特徴なので、それをもっと出さないといけないし、気が抜けてる選手は誰もいないし、みんな集中してる中で、ボールを切るとか、コーナーの失点も何回か連続でなってて、最後、僕のところでクリアできずにっていうのがあったので、そういう”際”というのが、やっぱり全員がこう認識して1つ大きくするとか、プレーをもっと切るっていうのをやっていかないと、その勝負の”際”になった時に、そういう綻びが出るかなっていうのはあります。

 

今日の勝ち点1はもうポジティブに捉えるとして、今日のサポーターさんもすごい熱は入っていたので、この先に向けて一言気合をください。

今日は雨の中、足を運んでいただいたファン・サポーターの皆さんに本当に感謝していますし、僕たちが勝利を届けれなかったのは非常に残念な気持ちですけど、シーズンは止まらないので、自分たちも何かを変えないといけないし、変化するにはやっぱり自分自身がまず変化しないとチーム全体は変わらないので、その変化になれる要素を全員持ってるんで、そこを練習から取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。

 

森主 麗司選手 試合後コメント

お疲れ様でした。今日の試合の振り返りをお願いします。

今ちょっと冷静に、まだ分析できてないので…

では気持ちの部分だけでも。

気持ちの部分で言うと、絶対勝ちたい、勝たなきゃいけないと思ってた試合で勝ちきれなかったので、すごい、悔しいし、雨の中でもたくさんの人が来てくれた中で、申し訳ない気持ちっていうのがすごいありました。

 

ここ数試合、コンディションも良さそうで、調子も良いように見えてますし、視野も広くなったような印象ですが、いかがですか?

戦術に色々決め事もあったりするんですけど、そこ(戦術)を守ってる中でそういう風に見てもらえるのであれば、それは監督やスタッフ陣、戦術のおかげだし、あとは練習中から、コウキくん(木戸 皓貴)とか、タケ(大竹 将吾)とか、ショウタくん(田村 翔太)とか、FWの選手たちがすごい要求をしてくれるので、見なきゃいけないっていう意識はついたんですけど、なかなかまだ見れない…でも成長はできてるなってすごい感じるので、毎日サッカーするのは楽しいです。

そんな状況の中だけに、勝ちたかったですね。

勝たなければいけなかったと思うので、自分たちの目標が優勝・昇格である以上、ここから引き分けでは許されないっていうのを2、3節前ぐらいから、いや、もっと前からずっと言ってた中で、勝ててないので、力の無さを感じています。

 

早い時間に先制して、その後の相手の畳みかけ方はすごい巧いなっていうのを感じてるんですけど、ゲームリーディングというのか、試合の運び方については。

あれは本当に逆を返せば、僕らがちょっと受けに回ってしまった、相手をひっくり返すことができなかったなと。ちょっと勢いでポジションを取ってしまったとこもあったのかなと。動画見ないとわからないですけど、その時は感じたので、先ほど言われたように、ゲーム巧者になるのも上位に食い込むには絶対必要なことですね。

”得点直後”だったり”試合終了直前”だったり、5倍ぐらい悔しいドローを経験しているので、チームの流れを作る選手としては、やっぱり森主選手は責任もある立場なのかなと思って期待もしてます。

そうですね、チームを鼓舞する声だけじゃなくて、そのゲーム展開を見て、適正なポジション、適正なチームとしての矢印を向けれるように頑張りたいなって思います。

 

勝ち点0じゃないところをポジティブに捉えるとして、ここからどうやっていきますか。

変わらず熱い応援をしてくれてる人たちのためにも、ここから連勝して勝ち点伸ばして、しっかりまだまだ自分たちは優勝・昇格っていう目標をブラさずやっていくんだぞっていうのを、示していきたいと思います。

 

 

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