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【試合結果・コメント】6/30(日)JFL第14節 vs FCティアモ枚方

2024年06月30日 

第14節 試合結果・コメント

第26回日本フットボールリーグ(JFL)
【 第14節/AWAY 】
日時|6月30日(日)13:00キックオフ
対戦|FCティアモ枚方
会場|たまゆら陸上競技場

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スコア

FCティアモ枚方 1-2 ヴィアティン三重
(1-2/0-0)

  • 4分 山口 隆希(枚方)
  • 8分 児玉 慎太郎(V三重)
  • 30分 田村 翔太(V三重)

公式記録

 

メンバー

GK 21 松本 龍典
DF 2 谷奥 健四郎/4 饗庭 瑞生/24 池田 直樹/30 篠原 弘次郎
MF 18 大橋 尚志/19 児玉 慎太郎/20 金 成純/40 鈴木 海仁
FW 10 田村 翔太/41 梁 賢柱

(交代)
HT:40 鈴木海仁→5 菅野 哲也
63分:41 梁 賢柱→29 加倉 広海
73分:19 児玉 慎太郎→28 野口 竜彦
84分:10 田村 翔太→17 野垣内 俊
84分:18 大橋 尚志→7 森主 麗司

 

間瀬 秀一監督 試合後記者会見コメント

総括:振り返りの前に、もうとにかく今日はサポーターの皆さんと、選手・スタッフ全員で喜び合えたことが、ほんとに私も嬉しいです。 逆に言うと、先制してから追いつかれるという試合が何度もあって、ほんとにみんなに悔しい思いをさせてしまって、それ自体は指揮を執っている私に責任があるので申し訳ないと思うし、今日はむしろ逆転勝ちという形で、それを払拭できたので、ほんとに良かったです。

試合は正直、結果が出たり出なかったりはしますけど、ここまで自分たちの攻撃、守備含めて確実に積み上げられてきてるものはあって、そこまでほころびがない中で、ミドルシュート1点で先制されたんですけど、あまりにも時間が早かったことと、我々選手・スタッフもそこまで慌てた、落ち込んだ空気にはなってなかったんですよね。まずそれが良かったし、その後、パスサッカーというか、枚方がやってくることは分かってる中、すごく上手に前半、特に最初の方は選手たちが中でうまく対応して前線プレスをかけていたので、そういうことがすぐに追いつくという結果にも繋がって、まず1つ良かったと思います。実はその延長ですよね、パスサッカーの相手に対して、この1週間でのトレーニングも含めて、積み上げた”プレス”がそのまま最後はショウタ(10 田村翔太)のプレスからの得点というものに繋がって、そこもよかったと思います。後半になったら、リードしてる我々が強烈な、前半の途中ですかね、とにかく途中から吹き始めた向かい風に苦しめられるという状況になって守る時間が長くなった。でも、守る時間が長い中でも、比較的いつもより、その中でしっかりと奪ったボールで敵陣に押し込むとか、またカウンターで3点目、4点目のチャンスを作るとか、そういうところまでできていたので、確実に1つ1つ積み上げられてるものはあると思います。

最後に、今日の試合の前のミーティングで選手に伝えたんですけど、やはりここまで、正直そこまで悪くない取り組みで来てるとは思ってるんですけど、それでも勝ちきれないことを考えた時に、私自身何かを変えないといけないんじゃないかっていう思いがあったんですよね。その変えないといけないことって何かなと思った時に、私自身は、私はじめ、我々選手・スタッフのマインドなんじゃないかなと思ったんです。去年のヴィアティンと今年は違うと言えば違うけど、でもヴィアティンと言えばヴィアティンなので、やはり我々は昨年10位のクラブだし、トップ3にも入ったことのないクラブな訳で、そんな我々が優勝・昇格を掲げて、当然ほとんど勝たないといけないシーズンの中で、勝たないといけない=”勝つことが当たり前”みたいなスタンスで試合に臨んでたんじゃないかなっていうことを私は感じたので、それは私自身はじめ、違うと。我々は間違いなくチャレンジャーなんだと。勝ち点3は保証されてないし、勝つかもしれないし、負けるかもしれない試合を毎回目の前にしてるわけで。なので、今日はもうほんとに、我々はチャレンジャーとして、自分たちより順位の上のチームの敵地に乗り込んできたってことを理解した上で、勝つためにほんとに選手・スタッフ一つになって、もうがむしゃらに、もうやるべきことはもう何でもやると、勝つためなら。そういう思いで臨んだのが最終的には結果に繋がったと思います。

特に前半、枚方のパスサッカーを完全に封じ込めるような対人の迫力と、間髪入れずボールのあるところに人が付くようなやり方で、完全に封じ込めてたと思うんですが、そこは狙い通りといった感じでしょうか。

本当に今季は郡司 分析コーチがいて、相手の分析をして、そしてそれを元に私自身が、私自身というか、しっかりスタッフで相談して、どういう対応をするか、そして選手みんなで力を合わせてトレーニングをしているので、強く伝えたいのはここに来てない、選ばれなかったメンバーも含めて、我々はインテンシティーの高いトレーニングをしていて、特にゲーム形式のトレーニングをするときは比較的、今日来てないメンバーが”仮想”枚方として、本当に高い質で実践してくれたので、それに対して我々はどう戦うのか、という準備をみんなで今週はできました。なので、本当に意図的です。

後半は本当に我慢の時間が続いて、よく耐えきったと思うんですが、そこはやはり最初におっしゃられたマインドのところの粘り強さが最後に出たという感じですね。

そうですね、間違いないですね。あとはもちろん、負けてる状態の相手がリスクを犯して攻撃してくるっていうのは当然の話で、だからその分、我々は守備時間も長くなる。ただ、リスクは相手も犯してる分、我々もカウンターで、実際3点目、4点目チャンスはあったし、3点、4点ほんとは取りたかったですけど、その”際”のところで追いつかれてもおかしくない。逆に得点が取れれば引き離せるっていう、ほんとギリギリのところで。まず中の選手が声をかけて耐えてくれたことと、しっかり時間帯も含めて、ピッチ内に活力を与えられる交代メンバーが入っていく度に、また引き締まったので、それもほんとによかったと思います。

14節が終わり、シーズンも半分近く終わろうとしてますが、日頃の練習に関しては、守備・攻撃の比重は変化してきてるんでしょうか。

守備はシーズン前から、しかも1番最初に手をつけてきた、みんなで取り組んできたところなので、比較的誰が出ても、自分たちの守備というものを実践できるようになってきてると思います。 複数得点を取れた試合が今まで4試合で、今日入れて5なんですよ。これで今日含めて複数得点取れた5試合中4つが勝利。1つが引き分け。なので0敗ですよ。結構しっかり守備を突き詰めた我々が、複数得点を取るというところが今後の焦点になるのかなと。攻撃のトレーニングは構築するところも、つまりビルドアップもトレーニングだし、コンビネーションも攻撃のトレーニングだし、フィニッシュのとこもトレーニングなんで、またそこの配分もしっかり考えたいとは思いますけど、実際練習中に取り組んではいます。

次はホームですね。

ホームでたくさん来ていただいてるサポーター、観客の皆さんと共に、喜び合うというのが一番の、今後のヴィアティンの勢いを増すことだと思うので、また全員で良いトレーニングをして、勝利に向かいたいと思います。

 

鈴木 海仁選手 試合後コメント

お疲れ様でした。
開幕戦以来の出場、先発は今日が初ですね。振り返ってください。

個人的には、チームの決まり事である守備の部分はできていたかなと思いますが、攻撃の選手である以上、攻撃でもっとクオリティーを出さないといけない中でちょっと守備の部分で体力を失いすぎて、なかなか攻撃に絡めなかった部分があるので、そこは改善しないといけないなと。

しんどかったですか?結構走り出されてましたね。

そうですね。正直ちょっと守備が。中をやっぱ使ってきて、細かいパスワークが巧いチームだったんで、そこをちょっと自分も意識しすぎて絞りすぎたとか、もうちょっと上手くできたなっていうところはあったので、改善ですね。

前半で、出し尽くした感じ?

そうですね。元々自分の中で(試合の出場が)久々だったし、もう45分持たなくてもいいぐらい走ろうって決めてたんで、そこはそうですね。できたかなと。

チームは久しぶりの勝利でした。

引き分けが続いてる中で、アウェイの地で勝ち点3を取れたのは非常に大きいので、そこは優勝・昇格のために、これからは連勝していくことが大事かなと思います。

枚方はとても上手でしたね。密集のところでもきっちり縦にパスを入れたり。

めちゃくちゃ巧かったですね、基礎技術が高いなと…自分たちもああいうサッカーができるように頑張ります(笑)

今日はサポーターさんもたくさん来てくれました!

アウェイにもかかわらず、たくさんのサポーターさんが来てくれたので、自分たちも頑張ることできました。これからも熱い声援をよろしくお願いします!

 

金 成純選手 試合後コメント

久しぶりのスタメン。そしてフル出場。今日はスンちゃんに課せられてた役割はどんなところだったんでしょうか。

自分は変わらずハードワークして、セカンドボールだったり、守備で出ていくところとか、相手がけっこう中に(ボールを)入れてくるということだったんで、そこを通させないようにコミュニケーションを取りながら。結構通されちゃったんですけど、そこを話しながらやりつつ、マイボールになった時にゲームを落ち着かせるとこだったり、サイドに振ったり、相手を見て前に出たり、そういうところは変わらず意識してました。

前半は前からのプレスも効いていて、良い試合運びができてましたが、後半はタフな内容でしたね。

前半も相手が元気だったというか、結構いけてて、そこから点数が入ってたし、もうちょっと前半も押し込みながらも相手の陣地でもうちょっと時間作るところとか、特に後半もそうですけど、押し込まれる時間帯は今年多くて。そこをうまく耐えながら、やっぱりボールを奪った後に自分たちの時間を作るところがやっぱり課題だと思うので、どうしても守る時間が長いと失点する確率も上がっちゃいますし、そこは耐えれるチームだとは思いますけど、もっと追加点を取って楽に(試合を)運びたいなっていうのは思ってるので、みんなで共有しながら改善できたらなと思いますね。

 

守る時間が長くなる相手に関しては、スンちゃんの役割も大きくなってくるような気がするんですが、どうですか?

ハードワークするところだったり、あとは今年チームになかなか貢献できてないっていう実感もあったんで、今日は絶対みんなも思ってますけど、勝ちたいっていう気持ちで、その気持ちで体が動いた部分もありましたね。

 

今日はこの結果を踏まえて振り返ると、自分の出来は何点ですか。

50点とかそれぐらいじゃないですか。攻撃のところでどう落ち着かせるかとか、守備でハードワークするところだったり、そういうのはできてた感じはありますし、自分だけの問題じゃないとも思いますけど、自分が入った時は自分たちの時間を作るっていうのをもうちょっと、意識しながらやれたらなとは思ってます。

 

最後に、今日もサポーターさんがたくさん応援に来てくれました。一言お願いします!

ほんとに毎回アウェイでもすごい雰囲気を作ってくれますし、なかなか結果も出せてない中で、今日は選手たちも勝ち点3しか考えてなかったですし、それは自分たちの力だけでは成し遂げることはできなかったんで、サポーターさんの声だったり、人数だったり、そういう迫力っていうのはより一層伝わってますし、結果が出てない中で、もっともっとサポーターさんの中でも自分たちを後押ししようっていうのが伝わってるので、選手たちはそれに応えるだけなんで。今日は勝てましたけど、引き続き連勝して、高知に食いついていけるよう、自分ももっともっと成長して、もっとチームに貢献できるようにやっていきたいなと思います。

 

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