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【試合結果・コメント】8/23(金) JFL第17節 vs クリアソン新宿

2024年08月23日 

第17節 試合結果・コメント

第26回日本フットボールリーグ(JFL)
【 第17節/AWAY 】※再開試合※
日時|8月23日(金)18:00キックオフ
対戦|クリアソン新宿
会場|スピアーズえどりくフィールド(江戸川区陸上競技場)

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スコア

クリアソン新宿 1-2 ヴィアティン三重
(1-1/0-1)

  • 7分 齊藤 和樹(新宿)
  • 28分 田村 翔太(V三重)
  • 90+2分 加倉 広海(V三重)

公式記録

 

メンバー

■再開試合スタートメンバー
GK 21 松本 龍典
DF 3 伊従 啓太郎/4 饗庭 瑞生/24 池田 直樹/30 篠原 弘次郎
MF 13 安西 海斗/18 大橋 尚志/19 児玉 慎太郎/20 金 成純
FW 10 田村 翔太/35 寺尾 憲祐

(交代)
12分:2 谷奥 健四郎→3 伊従 啓太郎(再開直後からの交代)
58分:35 寺尾 憲祐→29 加倉 広海
71分:13 安西 海斗→7 森主 麗司
82分:19 児玉 慎太郎→28 野口 竜彦
82分:10 田村 翔太→5 菅野 哲也

 

間瀬 秀一監督 試合後コメント

総括:なかなか雷で延期になってこのように試合途中から同じメンバーで勝負するっていうことは、僕のサッカーキャリアの中でこのシチュエーションは初めてでしたし、たくさんの選手たちにとってこのレアなシチュエーションの中で、もし7月20日の試合が0-1のまま、あの状況で進んでいて、我々が逆転できてたかどうかなんて分からないわけですけど、間違いなくこの1ヶ月の中断期間に我々がトライしてトレーニングしたことというのはすごく効いていて、一段グレードが上がった感じはしていました。その状態で今日1ヶ月後に(7月20日から)この試合に臨めたというのは、ある意味ポジティブにも我々は捉えてました。そして、普段はあんまりゲームプランというものを私自身立ててないんですけど、今日は時間が短いことや、同じメンバー同士で戦うということもあったので、しっかりプランを立ててました。そして、結果的にはプラン通りの勝利となりました。

 

記者:1点目の田村選手のゴールについて、キーパーから素早く繋いで、すぐにゴールが決まったように見えたんですけが、ああいう連携の練習は普段からされてるんですか。

そうですね。しっかりボールを繋ぐところと、早くゴール前にボールを持っていくというところは両方意識があって、どっちか片方にいきがちなんですけど、我々は前半入りの戦いから徐々にしっかり動かすところとゴールに向かうというところをしっかりと選手たちが両方使い分けていました。もう1つは正直、前節(第15節の再試合)の新宿vs浦安の分析も含めて、ああいうプレーがチャンスになるということもしっかりと我々の分析コーチから選手たちには伝わっていたので、その辺もあって選手がうまく対応してくれました。

2点目に関して、加倉選手が交代して得点を取ったわけですが、寺尾選手との特徴の違いを教えてください。

まずスタートした寺尾はほんとにイイ選手で、すごく技術が高くてボールが収まって、そこからコンビネーション、そして個の能力でゴールに向かう選手なんですよね。ただ今日のような、新宿さんもロングボール、セカンドボール、大味なゲーム展開になった時に、守備に回る時間が長くなった中で、加倉はほんとに運動量や戦う気持ち、シンプルにゴールに向かう勢いというものがある選手で、そこのタイプの違いで、加倉がピッチに入っていきました。そういう意味では、本当にいろんなタスクがあって、最初はずっと押されてたのでしっかり守りながら攻撃に転じるということでシャドーのポジションをやってたんですが、最後はほんと1点取らないと勝てないので、1番前のポジションに変えて、そこで見事に1番前線で結果を出してくれたので、ほんと2人ともチームのためにしっかりと自分の力を出して貢献してくれたと思います。

 

次節に向けて一言だけお願いします。

中断明けではあったんですけど、我々は今季6人の新加入選手が中断の間に加入しました。彼らとトレーニングをして積み上げているんですけど、まずは今日、彼らは出場できない立ち上げからのメンバーで戦った試合を勝利で締めくくれました。あとはこのリーグ前期の半分で勝ち点0だったり1だった戦いをしっかりと3にしていく。そのような勝負をしっかりして、Jに昇格したいと思っています。

試合の入り、素晴らしい入りをされたと思うんですが、明らかにボールの回すテンポなどがスピーディーになっていた印象を受けたんですが、あそこはやはりこの中断期間のトレーニングの成果の1つでしょうか。

その通りですね。私が50歳ですよ、コーチ陣は30代、40代選手、選手は20代、30代。正直、生まれ育った、生きてきた環境が違う人間同士のやり取りの中で、正直私自身がもっと彼らの能力を引き出す伝え方、引き出すような接し方、トレーニングは無いのかと思い、中断期間の1週間でものすごく考えたんですよ。そんな時、より彼らにもう少し自由に1人1人が決断をしてプレーするということを要求したり、そういうトレーニング内容に変化していった中で、今日の前半のいい時間帯のようなプレーができるようになってきた。そして前半まず1点取るところでそれが効いたことと、攻められる時間は正直長かったんですけど、でもやっぱり最後にまたしっかりとボールを動かして、 ピッチ中央を突っ切ってゴールを取るという意図的な準備をしてきたプレーができたので、その点に関してはほんとに良かったと思いますし、まだまだ新加入選手も加わって、そこの勢いを増していきたいと思います。

 

新宿の11番・赤井選手の存在が、かなり効いていたと思うんですが、赤井選手が退いた後にチャンスが来るんじゃないかなという匂いを感じたんですが、そこは プランとしてあったんでしょうか。

いや、そこは考えてなかったですけど、ただ赤井選手しかり、新宿の選手も本当によく戦うし、成長してますよね。赤井選手なんか試合に出るようになってからどんどん成長していて、今日なんかほんとに、これだけ1人の選手の存在で相手を苦しめるようなプレーが多かった。そこに関してはもうほんとに相手ながらあっぱれですし、90分+アディショナルタイムがサッカーなので、戦術なのか、彼の体力なのか含めて、もちろんピッチから退いたことによって、少し我々に流れが向いたということはあったかもしれません。

 

次節はホームゲーム、みんな楽しみにしてると思います。一言、今日の勝利を踏まえてメッセージください。

アウェイでも少数ながら我々の魂こもったサポーターが応援に来てくれて、今日は彼らと勝利できたんですけど、次はホームでたくさんのオレンジ色を着たヴィアティンのサポーター、観客の皆さんと喜び合えるような試合にしたいと思います。

 

加倉 広海選手 試合後コメント

今日の感想を一言ください。

しんどかったです。昇格するにあたって、今日の試合の意味っていうのは全員が理解していたと思うんで、同点までは順調にいったけど、そこからもう喉から手を出して欲しいぐらいの一点がなかなか取れず、押し込まれてる時もあったのでしんどかったですね。

 

そしてアディショナルタイムのゴール。ゴールの前にヴィアティンが押し込む時間があり、最後に訪れましたが、左サイドからボールを回して、中に入れるような展開が多かったですね。

ミネベア戦(7/6)でもあったんですが、ノグ(野口竜彦)からの左のクロスはイメージがあったんで、そこは常に狙っていたのと、今日はテツさん(菅野哲也)とレイジ(森主麗司)が一緒に左の組み立てに入って、ノグからのクロスだけじゃなくて、中から嫌なところまで侵入できていたというのもありました。(ゴールシーンは、)テツさんがシュート上手なので、シュートまで行けるっていうのを思ってたんで、キーパーが弾いたボールを狙おうとずっと思っていました。そしたら、そのタイミングで相手のディフェンスに当たったボールがちょうど目の前にこぼれてきてくれて、相手より早く反応できたのが良かったです。

ノグから入れて、何回かやり直してもう1回やろう、もう1回やろうっていうのは、良かったですね。

やっぱ何回も動きなおすっていうのは結構きついですけど、最後まで動いて最終的にやっぱ結果が出たことで、やっぱ何回も動いてよかったなって思います。

 

あの時1歩出てなかったら。もう流れてたボールだったからね。

あの時もGKが弾いたのを狙っていたので、まっすぐ前を向いてたんですよ。ボール来ないな、ぱって見たら、目の前にボールあって、 あれってタイミング的に。それはそれでもう、あと蹴り込むだけっていう感じでした。

 

ファンの人たちも気になっている攻撃陣の補強がすごいんですが…

いや、 ドキドキしてます(笑)

本当の後半戦が来週から始まる感じなので、ポジション争いも含めて、意気込みをお願いします。

やっぱり前線の選手が増えてチームが強くなるってことは間違いなく良いことなので、それに負けないように僕もまだまだ成長しないといけないですし、成長し続けるにはどうしても落差は絶対出てくるので、苦しくなった時でも絶対に諦めずにやるっていうのが自分の成長に絶対繋がるんで、結果それがチームの相乗効果になって、シーズン終わった時に昇格できたらいいなって思います。

そういう意味では、今日も持ち味をちゃんと結果で出せませたね。

再開試合なので新加入はまだ出れない、メンバーが決まった状態での試合だったんで、絶対に結果残さないとっていうのは僕は思ってたので、そういう意味で早速、相乗効果っていうのは出たのかなと思います。

今、良いこと言えたんじゃないでしょうか。

そこまで入れといてもらいますか?

(笑笑)

 

田村 翔太選手 試合後コメント

お疲れ様でした。何よりもあの時間帯に1点返したことが今日の1番大事なテーマだったと思うんですが、狙ってたゴールですか?

あの形を狙っていたというより、マツ(GK松本龍典)が蹴ったボールに対して、シンタロウ(児玉慎太郎)が多分オフサイドポジションにいて、相手の選手はシンタロウのことしか見てないなって感じたんで、自分はいけるかなと思ってました。こっちの方が敏感にというか、センサーが働いていて、そこをしっかり決めれてよかったです。この前半にまず追いつくっていうプランを、 (7月20日の)試合が終わってからこの準備期間でずっと話してたし、それでまた複数得点を取って勝ち切るっていうのが目標だったので、それを達成できてすごく良かったなと思います。

1点ビハインドからの試合開始、過去にありますか。

いや、ないですね。まず中断でフリーキックから始まるのも初めてだし、でも前半10分とか早い段階だったんで、全然可能性はあるなと思って準備してたのでよかったです。

前半、ゴールも含めてすごくいい形を作っていたり、いい展開を作ってたと思うんですが、あの辺りは手応えありましたか。

新宿のロングボールを弾いたセカンドボールをしっかり拾って、サイド起点にだったり、横に動かすっていうパスの本数も多かったので、自分としてもタイミングよくランニングしたり、前半の最後はちょっと押し込まれちゃいましたけど、それまでの時間はすごくやっててもあと2点、3点取れるんじゃないかなっていう感じの攻撃だったなと思います。

ワンタッチのパスもいいタイミングで入ったりしていて、あれを続けていきたいですね。

そうですね。それはこの中断明けのこの試合だけじゃなくて、ここから複数得点取るっていうところと、より自分たちも強気に、ずっとチームで間瀬監督からも話してもらってるところなので、少し前とは違う感じで出せたらなと思います。

相手に押し込まれる時間もあったりして、ほんとによく耐えたなという感じでしたが、FWの選手としてもしんどかったんじゃないですか。

僕よりやっぱ後ろの人の方がしんどかったんじゃないですか。僕は飛ばされて、省略される感じだったんで、 チームとして誰1人ブレて変なプレーせずに、しっかりそれを弾き返してセカンド取るっていうのを最後まで徹底しながら、ああいうプレゼントみたいなゴールがあったんかなと思います。

今日と次の栃木戦は後半戦を占う上で重要だったと思うんですが、次の栃木戦に向けて一言。

ここからまた夏に入ってきた新加入の選手も加わった準備になると思うので、またチームの中でも競争が始まるし、自分もそれにまず勝ってピッチに立つっていうところをこの1週間はやらないといけないですし。と言ってもチームとして、昇格するためにどの立場になっても頑張るっていうのは絶対大切なものだと思うので、そこはどういう状態になってもみんなで準備していくっていうのがすごく大事かなと思います。

 

 

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