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【試合結果・コメント】9/8(日) JFL第19節 vs アトレチコ鈴鹿

2024年09月08日 

第19節 試合結果・コメント

第26回日本フットボールリーグ(JFL)
【 第19節/AWAY 】
日時|9月8日(日)15:00キックオフ
対戦|アトレチコ鈴鹿
会場|四日市市中央陸上競技場

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スコア

アトレチコ鈴鹿 2-0 ヴィアティン三重
(2-0/0-0)

  • 2分 ⑱石川 竣祐(鈴鹿)
  • 27分 ⑨福元 友哉(鈴鹿)

公式記録

 

メンバー

GK 21 松本 龍典
DF 3 伊従 啓太郎/4 饗庭 瑞生/19 児玉 慎太郎/30 篠原 弘次郎
MF 18 大橋 尚志/20 金 成純/24 池田 直樹/37 桑島 良汰
FW 10 田村 翔太/22 上野 瑶介

(交代)
HT:37 桑島 良汰→29 加倉 広海
65分:19 児玉 慎太郎→28 野口 竜彦
65分:22上野 瑶介→75 山内 寛史
76分:10 田村 翔太→5 菅野 哲也
83分:3 伊従 啓太郎→66上田 駿斗

 

間瀬 秀一監督 記者会見コメント

総括:1年に何度も言うことじゃないですけど、今季は高知との開幕戦で選手に伝えたことですが、とにかく試合の結果は全部監督に責任がある。これは間違いのないことで、今日の敗北の責任は私にあると思います。それはどの試合でも同じですけど、よりこの中断期間からのトレーニングで新加入選手も加わって、選手1人1人がしっかりと自分のプレーの判断をして、決断をしてプレーするということを積み重ねる中で、当然と言えば当然かもしれないですけど、サッカーの原理に則って彼らがピッチでやったことなんですけど、その攻守において、そのサッカーの原理というところで彼らが、我々の選手が、ベストな選択肢を選べなかったというところは実際にあったと思います。そういうことによって、この試合を圧倒的に難しくしてしまいましたし、結果として敗北に繋がったと思っています。

早い時間に2失点してしまう結果になりました。まだ映像で振り返られてないと思うんですが、失点シーンに関してはどういう風に見られていますか。

振り返ってないですけど、今回は鮮明に頭の中にもあることなので、はっきり言えば分析ではアトレチコ鈴鹿の縦に速い攻撃、背後にボールを入れる、そこからの早いタイミングのクロスということは我々も分かっていながらも、まんまとそこで2失点してしまった。回りくどい言い方してしまいましたけど、最初に私が発言したのはもう本当にその部分です。

 

一方で、後半に入ってからは新加入選手の活躍などもあってゴールに迫る場面も多かったと思うんですが、やはり早い時間の2失点がより相手の守備を固くしてしまったような印象もあったんですが、そこはどう捉えていらっしゃいますか。

まず我々の新加入選手の話ですけど、いい意味で上のカテゴリーから経験があったりとか、もしくは個の能力、技術がある選手が加入してくれたという面ではすごくポジティブであり、逆に言うと上のカテゴリーでは試合に出てない選手たちが新加入選手として加わったので、正直ゲーム感だとかゲームコンディションだとか、そういうものをこの2週間ないし1ヶ月の間に彼らがどれぐらい積み上げられたかというのは 1つのポイントではありましたし、また新加入選手が加わることによって、しっかりと今シーズン最初から力を合わせてきてるヴィアティンの既存の選手が、また切磋琢磨して能力を上げてきたこともあったと思います。なので、今日選んだメンバーはその融合でしたし、今まで出てるヴィアティンの選手が今回メンバーに入らなかった部分もありますし、新加入として来てもらったんですけど、今回メンバーに入らなかった選手もいるので、もうそこはほんとに今まで通り切磋琢磨して、その1週間の準備で状態の良い選手が試合に出ていく。先ほどおっしゃっていただいた後半、相手のゴールに向かうというところで可能性を見せた選手たちっていうのは、やっぱりこの1週間の切磋琢磨した練習や紅白戦の中で結果を出した人間が、やはり比較的ピッチの上ではいいプレーをしてくれたと思います。

ゴール前を固められたというところは事実だと思うんですけど、正直ゴール前を固められたから得点が取れなかったとはあまりは思ってなくて。本来はそれを守備に回ってくれれば、守備って体力も集中力も削がれるので、アトレチコの守備時間が長くなるとか、ゴール前を固めるっていうことは、私自身はそんなにネガティブには考えてなかったです。正直、アトレチコの選手が攻撃にも出てた時間帯よりも、最後の方が得点の可能性は高かったんじゃないかなという考えもあります。

 

記者:今日の試合で得た収穫と課題は。

先ほどまでのやり取りの中に収穫、課題の話はあったと思うんですが、それに関しては、我々の選手たちがサッカーの原理というものを理解した中でベストな選択をするというところに尽きると思います。なので、選択できたところが収穫であり、選択できてなかった時間帯、プレーが課題ですね。簡単に言うとパスの種類だと僕は思ってるんですけど、ショートパスの方が効く時間帯・場面と、ロングパスの時間帯・場面っていうところで、鈴鹿に関しては私が言うことじゃないんで、比較的ロングボール比率が高かった、その結果として2失点したという意味では鈴鹿にとっては成功でしょうし、我々はコンセプトとしてロングボール比率が高いというのが自分たちのコンセプトではないですけど、ベストな選択をその瞬間にしてるかどうかという意味では、今後の収穫と課題はそこにあると思います。

 

アトレチコが縦に速いことは分かっていたということでしたが、そこで失点してしまった原因は。

原因は私の責任ですね。そこをトレーニング、ミーティングを通して、起こった出来事が事実なので、言葉としては伝えきれなかったというところが原因だと思います。プラスの言い方をさせていただければ、そういうことのイメージがしっかりとチーム全体で打ち合わせられていれば、あの場面で失点を防げる選手たちが揃っていますし、防げるチームだと思ってます。なので、敗北から何か学ぶのは、昇格を目指すチームとして僕は良いとは思わないですけど、もう敗北してしまった事実があるので、そこからしっかりと学んで、サポーターも、コールリーダーも、本当に諦めない、次またポジティブに戦うという声もかけてくれましたし、試合後のロッカーでも、私もスタッフも選手も間違いなくそういう思いでいるので、次に繋げていきたいと思います。

 

攻撃の部分は新加入の選手も含めて、1対1の場面ではヴィアティンが優勢というか、勝つ場面も多かったように思いますが、その辺りについて。

比較的相手を見て、ベストな選択をするというところで彼らが選んだものが効いた時間ではあると思いますし、正直、途中から入った交代選手がすごくやってくれた部分では、得点するという意味では届かなかったですけど、間違いなく交代で入った選手たちも意図を理解してやってくれた結果だとは思います。

 

 

山内 寛史選手 試合後コメント

お疲れ様です。後半途中からの出場になりましたが、非常に難しい試合の流れ、状況の中での出場になりました。ご自身のプレーを振り返ってください。

2点ビハインドでまず1点っていうところは意識して入りましたし、なかなかテンポよくボールが動いてなかったので、どこで入るにしても積極的にボールに関わって自分たちの流れを作ろうと思って入ってたんで、その部分ではゴール前までボールに関わりながら運ぶところだったり、シュートの場面までいけていた場面もあったんですけど、やっぱりあの状況で試合に入って1点すぐ取れればその後もチャンスがあったので、本当にその1点が決めるべきだったなって強く思います。早く取んなきゃいけなかったなと思いました。

何度かチャンスはありましたね。

はい、ありました。決めなきゃいけないチャンスっていうのが何度もあったんで、そこは僕の役割だと思うので、それができなかったなと思います。

チームに合流しておよそ1か月ぐらい、チームへのフィット感、連携はどうでしょう。

なかなか難しい時期もありましたし、最初から全てがスムーズだった訳ではないですけど、1試合台風の影響で無くなったりとか、自分にとってプラスの時間が多く持てたので、その部分ではいい状態で今日の試合には臨めたと思いますけど、やっぱりまだまだそこの最後の質と、いろんな選手との連携っていう部分では時間が必要だと思うので、それプラス、連携とかも大事ですけど個の力で点取るっていう部分も求められてると思うので、その両方をもっと高めていければなと思います。

 

加入して最初の試合が、サポーターも含めて非常に重いと言うか、重要な三重ダービーからのスタートになりましたが、今日の結果はもちろん、今後に向けてサポーターさんへ一言ください。

試合が始まる前から、この三重ダービーに向けて「ダービーだから」っていう気持ちはサポーターの皆さんよりは低かったかもしれないですけど、僕もそういう試合は何度も経験してきてますし、だからこそやらなきゃいけないことを整理して入ったつもりですし、ただ、もっとピッチに立っていた選手が最初からやるべきだったと思うし、そこはサポーターの皆さんに不甲斐ない姿を見せたと思うので、僕が途中加入だからとか関係なしに、チームとしてもっと姿勢を示さなきゃいけなかったと思います。僕も決して若い年ではないですし、そういう部分でもっとこのチームに練習から伝えていかなきゃいけないのかなとは強く思いました。

 

篠原 弘次郎選手 試合後コメント

お疲れ様でした。非常に大事な試合になりましたが、振り返ってみていかがでしょうか。

やっぱり先制点が試合を苦しくさせたし、それで相手は余裕を持って試合を進めたと思うし、僕たちはあらゆる部分の質、それで上回られたかなと思ってます。

 

失点シーンに関して、まだ映像は見てないと思うんですが、ピッチに立っている立場として振り返れるものはありますか。

ふわっと入ったなという感じですね、1失点目は特に。不慣れなところでやられたっていうところと、あと自分たちは高い位置からプレスにいきますし、ただこの暑さも関係してちょっと間延びした状態で。僕らはラインを上げていくので後ろにぼっかりスペースがある。前がプレスかかってなかったらそりゃ蹴られる。当然、そういうことは起きると予想できたし、そこを後ろの問題だけではなくて、キーパー含めて、前線含めて修正しないといけないなと。修正というか、次に早く繋げないといけないなと思ってます。

新加入選手もかなり人数入ってきましたが、日頃の練習も含めてチームとしてはどういった効果が出ていますか。

起点ができて、いい攻撃、そういうのは練習中からできてたんですけど、今日はなかなか起点ができずに、苦しいというか、ボールの落ち着きどころというか、それがなかなかできなかったので、ロングボールはチャンスになりましたけど、それ一辺倒じゃ難しい部分もあるし、起点ができなかったですね、特に前半は。

後半はだいぶ良くなってチャンスが増えましたね。

後半はだいぶ押し込んで来て、あとは決めきるところまで来てたので、最悪引き分けまで持っていきたかったですね。

 

18試合が終わったところですが、まだまだこれからなので落胆してる時間はないので、ぜひ次への一言ください。

ほんとに落胆する必要はないですし、もうこれからは勝つか負けるか、勝ちをどんだけ増やすか。引き分けはいらないんで、そういう試合を、勝つ試合を多く積み重ねていって、自分たちのやるべきこと、100%やるしかないなと。それで、その先が見えてくるのかなと思ってます。

 

 

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