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【試合結果・コメント】9/14(土) JFL第20節 vs ソニー仙台FC

2024年09月14日 

第20節 試合結果・コメント

第26回日本フットボールリーグ(JFL)
【 第20節/HOME 】
日時|9月14日(土)18:00キックオフ
対戦|ソニー仙台FC
会場|LA・PITA東員スタジアム

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スコア

ヴィアティン三重 1-1 ソニー仙台FC
(0-0/1-1)

  • 56分 ⑤平田 健人(ソニー)
  • 68分 ㉒上野 瑶介(V三重)

公式記録

 

メンバー

GK 1 森 建太
DF 4 饗庭 瑞生/19 児玉 慎太郎/30 篠原 弘次郎/66 上田 駿斗
MF 7 森主 麗司/18 大橋 尚志/24 池田 直樹/35 寺尾 憲祐
FW 10 田村 翔太/75 山内 寛史

(交代)
61分:19 児玉 慎太郎→28 野口 竜彦
61分:75 山内 寛史→29 加倉 広海
66分:35 寺尾 憲祐→22 上野 瑶介
78分:7 森主 麗司→20 金 成純
78分:10 田村 翔太→5 菅野 哲也

 

間瀬 秀一監督 試合後コメント

総括:過去2戦、新宿戦そして鈴鹿戦、立ち上がりすぐにゴールを決められて難しい試合になりました。新宿戦(7/20→8/23に再開となった試合)は前半追いついての逆転。鈴鹿戦はむしろ前半中に追加点を入れられての敗北。勝ち負け明暗は分かれましたけど、どっちみち(試合の)入りに失点をしてるというものがある中で、今回はよりチームとして守備意識が高いとか、もしくはチーム戦術を遂行するにあたってコミュニケーションが取れるとか、そういうメンバーに変更して臨みました。なので、後半に失点するまではものすごく良い入りもしましたし、比較的自分たちの流れが良いゲームだったと途中までは思います。

失点した時間帯は確かに押し込まれていて、ピッチ内、ベンチ含めて短い時間で流れが悪いのはわかってたんですけど、あそこでピッチに立ってる選手たちの踏ん張りが利かなかったというのは、ものすごく正直残念です。90分間攻めれる訳じゃないので、どんな試合も自分たちの流れ、相手の流れっていうのがある中で、短い時間に耐えきれなかったというのが、もう残念でしょうがないです。あとは6人もの攻撃的な新加入選手が加わって、前半戦で我々は本当に引き分けが多くてしかも1-1の引き分けがものすごく多かった中で、中断期間からは攻撃的な新加入選手が加わり複数得点を取ると決めてトレーニングをしているので、今日の試合でも2点目取れていれば勝利の試合なので、目的としては複数得点。そこができなかったことが敗戦理由…負けてないんですけど、負けのような気持ちで敗戦と言いましたけど、引き分けになってしまった理由だと思います。

 

今お話しされた中で、コミュニケーションの部分の改善をしたいというところでメンバー構成を変えたということでしたが、前節の鈴鹿戦においてはそこは気になるポイントだったんでしょうか。

そうですね。本当に選手も自分たちで言ってますけど、ふわっとした入りになったとか、最初にやられてる時に一言声がけがあればなんとかなった場面だとか、もしくはちゃんとチーム戦術を理解した人間が遂行していればやられてない2失点だったと思うので、そう思ってたところです。

そういう意味では、そのコミュニケーション部分は改善されたという手応えは感じられましたか?

そこは間違いないですね。ただ、今日スタートでピッチに立った選手だけじゃなくて、ものすごくベンチにいる選手も、キックオフから、外から大きな声を出してくれていたので、そういう意味では誰ができるできないじゃなくて、全員が声出すっていうね、何かそういうものは伝わってるんじゃないかなと。すごくいい雰囲気でゲームのスタートを迎えたと思います。

入りの部分に関しては、このシーズン通してでも1番といって良いぐらいの気迫・迫力を感じたんですが、やはり試合に臨む前にそういった事をかなり言葉として伝えたのでしょうか。

言葉で伝えてやってもらえればいいことですけど、監督の仕事ってやっぱり言葉で伝えるのか、トレーニングで伝えるのかってありますけど、あらゆる方法で、私というよりはスタッフも選手もみんなで試合に出てないメンバーもみんなで力を合わせて、気持ちを合わせてきた部分です。

今シーズン入りが良かったと間瀬監督がおっしゃられた試合で、引き分けないし負けた試合というのが4試合ぐらいあったような記憶をしてるんですが、入りは良かったのにやはり持続できなかったりする時に、ああやって失点してしまう。 何が足りないと言っても答えようはないかもしれないんですが、その続かない部分っていうのはどういうところなんでしょうか。

先ほど言ったんですけど、ピッチに立ってる人間で踏ん張って欲しかったんですよね。例えば監督は監督として、交代という手も打てますし、当然ベンチに座ってる選手はフレッシュなんですけど、もちろんどこにどのタイミングで何分入るかという様々な流動的なプランがある中で、やっぱりピッチにいる人間が守備意識高く、チーム戦術をコミュニケーション取ってやるっていうところの隙が出てしまうんだと思います。

失点シーンを映像で見たんですが、前回の対戦の最後の場面に近いような、短いパスを繋がれて決められた印象はあったんですが、そこはやはり対策はされてたと思うんですがそれを踏まえて、やっぱりあそこは踏ん張るべき場面だったでしょうか。

正直、自分たちの戦術の中でゴール前で自分たちの選手の人数の方が少なくなるっていう場面は無いと思うんですよ、数的不利に。数的不利になっちゃいけないし、失点場面まだ見てないですけど、ただ当然対応のしようがあった場面だと思うんで、やっぱりそこの判断というか、ボール持ってる人間が1番危なくて、そこにどんなプレーをされたとしてもゴール前では球際に対応する、そういうところの綻びが出たんだと思います。

加倉選手のボール奪取から得点に繋がりましたが、加倉選手は途中交代ですごく違いを見せている選手だと思うんですが、どう評価されていますでしょうか。

間違いなく本人にも伝えてますし、彼はスタメンを外れてるわけじゃなくて、途中から流れを変えられる貴重な選手なので、今はジョーカーというか、途中から流れを変える、そういう立ち位置になってる選手なので、それは本当に心強く思います。ただやっぱり、加倉だけでなく、チーム全体として複数得点を取ると考えた時に、当然スタートの選手たちがしっかり戦ってくれれば、相手も疲弊するので、本来は複数得点って言ってる2点目、3点目っていうのは、全体で言う70分以降に生まれることは多いと思うんですけど、そこでさらに違いが見せられる選手が2人、3人と出てくることを願ってます。

 

では最後に、今日は花火も上がりましたし観客も2,365名と、みんなの頑張りがここに結集してたんですが、さらに残り11試合、まだまだ向かっていくぞというメッセージをぜひください。

これはもう0-1で負けてる時も、追いついて勝ちに行く時も、ずっとサポーターの声が私にも選手たちにも届いていましたし、今季はみんなの力で勝利に向かう、そして試合後も”諦めてない”という言葉、我々だけじゃなくサポーターも声をかけてくれたので、今後の戦いでピッチに立って、結果を出せる人間たちが、本当にヴィアティンに関わるみんなのために結果を出せるように、またしっかり取り組んでいきたいと思います。

 

 

上野 瑶介選手 試合後コメント

お疲れ様でした。引き分けという結果になりましたが、ヴィアティンに加入して2試合目、古巣相手にゴール。ゴールシーンをまず振り返ってください。

ゴールシーンは、前線からの守備でカクさん(加倉 広海)がいい位置でボールを奪ってくれて、キーパに仕掛けてくれたんで、自分はゴールの空いてる位置を見て、しっかりそこに流し込むだけでした。

 

今日は途中出場になりましたけれど、ヴィアティンに入って2試合。合流してまだ1ヶ月経ってないですね。自分の特徴を活かしつつ、チームにはフィットしつつある手応えはありますか。

監督はミーティングが多くて、チームがやりたいことだったりとか、自分が求められてるってことは整理して伝えてくれてるので、やっぱり他のチームにいるよりはすごく戦術理解は早く進むなっていう印象です。

テゲバジャーロ宮崎(期限付き移籍元チーム)とその前のソニー仙台FCと比べて、チームの特徴は違うと思うんですが、ヴィアティンに来てどういう部分で自分の特徴は活かしていけそうですか。

やっぱり後ろからすごく正確なボールが、シノさん(篠原 弘次郎)だったり、すごくいいボールを供給してくれるので、そこから背後に抜け出したりとか、ボランチのレイジくん(森主 麗司)とかヒサくん(大橋 尚志)とかもすごく目を合わせていいパスを出してくれるので、そういうところでどんどんコンビネーションは出していければいいなっていうところと、カクさんともすごく練習の時からすごい感覚が合うなっていうのを2人で話してたんで、その連携から点を取れたっていうのはすごく自分も嬉しかったです。

一方で、チームとしては複数得点を取るというのをこの後半戦、特にテーマにあげてると思うんですが、短い時間の中でももう1点欲しかったと思うんですが、もう少しこうしたいとか、もし足りない部分を感じているとすれば。

やっぱりサイドが前半から攻略できてたんで、もっともっとゴール前に勢いを持って入っていくところは、自分自身含めて、例えば右サイド崩したんだったら左サイドも絶対入ってくるとか、そういうゴール前の迫力っていうところをもっと出していくとゴールに繋がるのかなと僕は試合見てて感じました。

今日は初めてのヴィアティンでのホームゲームになりました。会場の雰囲気はどうでした。

いや、すごい良かったです。やっぱり2,365人も入ってくれるとすごい声援も聞こえますし、すごいホームのいい雰囲気を作ってくれて、ナイターゲームってこともあってすごい雰囲気が良かったです。すごい応援されてるので、結果で返したいっていう気持ちはすごくあるので、チーム一丸となって絶対に今年昇格したいですね。

 

加倉 広海選手 試合後コメント

途中からの出場でしたが、今日の試合結果を踏まえて振り返ってください。

先週、鈴鹿に負けたことによって、その前からも負けられないっていう気持ちを持ってやってはいたんですが、また引き続き勝つことができず引き分けてしまったことで、より昇格に向けて苦しくなってしまったんですけど、チャンスはあるので、ある限りは絶対に諦めてはいけないと思うし、前だけを見てやっていかないといけないなと思ってます。

一点リードされた状況で途中出場。前からの守備でボールを奪って得点に繋げました。その得点シーンで考えていたことや意識してたことは。

前線からのプレスはチームで準備してやっていたことがあるので、そこでいい形でボールを奪えた瞬間にゴールを見た時、キーパーが前に出ていて空いてるなと思ってシュートを打つか迷ったんですけど、五分五分で触られる可能性もあるなっていうのがあったんで、より正確に決めるために1回運んで、僕とヨウスケ(上野 瑶介)とその間に相手が1人しかいないっていうその瞬間のイメージはそんな感じだったんで、自分で運んでいってディフェンスがゴールを塞いできたんで、空いてるヨウスケの方に確実に横パス出して決めたって感じですね。

冷静なパスでしたね。

あの時は自分の中でも結構冷静に判断できたと思ってます。

ああいう局面での判断力とか踏ん張りが、以前ヴィアティンにいた時より切れ味を感じます。

ほんとですか。そう言ってもらえるとやっぱり成長して帰ってこれたなと思うので、それはもうほんとに嬉しい言葉ですね。

監督インタビューで、加倉選手の事を違いを見せられる選手だと言ってました。

途中から毎回使ってもらえるっていうのは、期待してもらえてる証だと思うので、その期待に応えれるように本当に全力出して、ゴールだけ見てやってる感じです。

 

ドローには終わりましたが、戦う姿勢がチーム全体から伝わってきました。そこはチームとしての意識もだいぶ高まっていましたか。

やっぱり後がない、というのは全員が感じていたところでもあるし、前回鈴鹿戦、その前の新宿戦は中断の前に失点してしまっているんですけど、2試合連続で開始早々に決められているので、入りのところで集中しようとより強く話して、今日入りはすごいいい入りでできたと思います。

 

今日は2,365人とホームゲーム盛り上がりましたが、サポーターさんに次に向けての一言ください。

ウォーミングアップしてる時からゴール裏だけじゃなくてスタンドの席からの手拍子がすごくて、僕が所属した5年間の中で多分1番スタンドからの手拍子があったんじゃないかなって思うぐらい大きくて、本当にウォーミングアップする時から魂を震わせてもらって、良い気持ちを持って入ることができたんで、また次もアウェイにはなるんですけど、パワーを送ってもらえたらまた頑張る力になるので、諦めずに応援よろしくお願いします。

 

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