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【試合結果・コメント】10/6(日) JFL第23節 vs 沖縄SV

2024年10月06日 

第23節 試合結果・コメント

第26回日本フットボールリーグ(JFL)
【 第23節/AWAY 】
日時|10月6日(日)13:00キックオフ
対戦|沖縄SV
会場|沖縄市コザ運動公園陸上競技場

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スコア

沖縄SV 0-0 ヴィアティン三重
(0-0/0-0)

公式記録

 

メンバー

GK 1 森 建太
DF 3 伊従 啓太郎/17 野垣内 俊/28 野口 竜彦/66 上田 駿斗
MF 13 安西 海斗/16 稲福 卓/24 池田 直樹/35 寺尾 憲祐
FW 22 上野 瑶介/37 桑島 良汰

(交代)
HT:17 野垣内 俊→4 饗庭 瑞生
58分:16 稲福 卓→20 金 成純
58分:35 寺尾 憲祐→10 田村 翔太
63分:37 桑島 良汰→75 山内 寛史
85分:22 上野 瑶介→47 荒川 永遠

 

間瀬 秀一監督 記者会見コメント

総括:まず、沖縄がすごく攻撃的で、ここ最近で言うとすごく調子もいいチームだと思って臨みました。我々と同じようなフォーメーションのラインメールだとか、鈴鹿に対して2-0、3-0の勝利。しかも巧みにツートップにボールを入れたところからバリエーションを持ってゴールを奪うという相手との対戦だったので、我々は本当に連戦で日がない中で、短いミーティングとトレーニングの準備でこの試合に臨みました。

沖縄は沖縄の流れがあって、我々ヴィアティンには我々の流れがあるんですけど、前節2位との対決(栃木戦)で負けてしまった中で、連戦の3戦目ということもあって大幅にメンバーを入れ替えてこの試合に臨みました。今季の我々はメンバーが固定されておらず、いい意味で言うと、前節とはかなり違うスタメンとはいえ、どの選手も今季試合に出ているメンバーなのですごく力を合わせて戦ってくれた。1番は、今日はミーティングで自分のことを信じて戦ってくれと。そういうオーダー、そしてお互い声を掛け合って戦ってくれと言った中で、本当に攻撃力の高い、そしてこの沖縄の地での試合において、ほんとに彼らが粘り強くじれず、最後まで戦ってくれたなと思います。少ない得点機会ではあったんですけど、なんとか本当に1点取れれば勝利したいと、そういう思いで全員戦ったので、悔しい思いもありますが、ほんとに選手たちはよくこの状況で戦ってくれたと思います。

沖縄SVが調子のいい中で、攻撃力をうまく封じ込めたところはあったと思うんですが、一方で攻撃は見どころを作れなかった印象があると思います。なかなか攻撃の部分が上手くいかなかったのはどういった原因があるんでしょうか。

半分封じれたのは、本来は私が考える沖縄は、過去の試合も含めて、ボールの構築からパスを繋いで攻撃するというものが彼らの特徴で、我々が今季積み上げてきたプレスによって、そのボールをつなぐことで、彼らに構築をさせなかったというのは1つポジティブです。ただ、 沖縄さんはそれも織り込み済みで、ロングボールで飛ばすっていうことを巧みにやって、しかもそれで我々の自陣に押し込んできたので、その辺は上手だなと思います。ただ、最後のゴールに向かってくるところをしっかり全部止めたというのが、今日のメンバーが頑張れたと。今話したのがそのまま攻撃の話に繋がるんですけど、やっぱりその回数を増やされると、自分たちはゴール前での守備が長くなって、奪った後になかなかそこからゴールに向かえないという展開が続くというのも正直ありました。あとは、それでも前節よりはみんなが自信を持ってボールを動かして、ゴールに向かおうとしたんですけど、シュートだとかクロスだとか、スルーパスっていう数は少ないんですけど、例えば沖縄さんはダイナミックにペナルティエリア内にボールを入れてくるような、そういうことももう少し、得点、複数得点に繋がるようにやっていきたいと思います。

 

今おっしゃられた、ボールを繋ぐことで相手の攻撃をかわすっていうお話があったと思うんですが、そこについては多少反映されたメンバー構成だったと。

そうですね。そういうメンバーもいましたし、あとはそれとも関係なく、今日はほんとに1人1人が強気に動かしたので、いつもの自分たち、ここ最近の自分たちよりも、ものすごくマイボールにしたり、ボールを繋いだり、敵陣に入るという数は多かったと思います。ここはもう本当に私じゃなくて、選手たちが自分たちで試合前もミスは起こるので、強気でパス繋いで誰かがミスしたらカバーし合おうということは言ってました。

 

記者:GK森選手の指示出しとか、声出しがすごく印象に残ったのですが、今日の森選手に動き、指示出しについてはどう感じられましたか。

そもそも、それが特徴の選手ですし、私自身もサッカーの監督になってから、自分のキーパーのイメージは声で守備するっていうのがイメージですので、彼が今まで積み上げた自分の経験とプラス、今季積み上げてきてる自分たちの守備戦術があるので、そういうものを理解した上で、本当に周りを鼓舞して指示を出したというのは、今日無失点に繋がった結果だと思います。あとはもちろん、今日は声を大切にしたわけで、モリケンもそうだし、たくさんの選手が声をかけ合ってたことが、沖縄の選手たちの攻撃の精度を下げたんじゃないかなと。ここ直近の試合だと、ドンピシャのクロスだったり、精度の高いシュートを沖縄さんは決めてた中で、それを許さなかったっというのは、彼らの戦う気持ちと声が、それを実現させたと私は思います。

 

沖縄までいらして、アウェイで試合間隔が短い中、勝ち点1取れたことはポジティブに捉えてますか?

ポジティブに考えてます。ただ、ほんとに選手もスタッフもすごく悔しい、不甲斐ない、暗い雰囲気でロッカーには戻ってきましたけど、ほんとに私としては、彼らがじれずに、粘り強く最後まで戦って勝ち点1取ったことに関しては賞賛しました。

昇格の権利があって、試合終盤に今の立ち位置にいる我々のような状態のチームというのは、やっぱり残り全部勝たないといけないとか、何かそういう思いが、焦りが、自分たちでゲームを崩したりとか、もしくは自分たちで勢いをなくしたりとか、そうなりがちだと私は経験上思っていて。そうならないような声かけ、取り組みを今はしていて、本当に今日の彼らの戦いぶりや、この勝ち点1というのは、私は大切に思います。

あと、すいません自らなんですが、ほんとに今日も沖縄の地までサポーターが駆けつけてくれました、今日はアウェイ沖縄の地で少数精鋭でしたけど、本当に最後まで大きな声でエールを送ってくださって、声を大切にした試合で、ほんとに彼らの声も重なって、取れた貴重な勝ち点1だと思います。

 

 

野垣内 俊選手 試合後コメント

お疲れ様でした。今日の試合をまず振り返ってください。

大きくメンバーが変わって、ほとんど今年、自分たちでボールを握る時間だったり、そういう部分が少ないというのがあったので、監督としてはトレーニングの時からボールを捌ける、握れるメンバーで大幅に変えて挑んだ試合だったんですけど、後ろからの繋ぎだったりとか、スムーズに行く場面も今までない形で攻めれる部分があったので、そこは良かったかなと思います。

その中で、なかなか前のもう1つ、というところまで繋がらなかったですが、その難しさはどういうところにありましたか。

僕もそうですけど、何人かは公式戦からちょっと離れてた部分があったので、そういうゲーム感覚だったり、そういう部分もあったと思いますし、そこのトレーニングがそこまでできてないので、そこの質を上げるということと、あとはペナルティエリア内に入る回数をもっと増やしていけたらいいなっていうのは感じました。

 

相手は調子もよく、得点力もあるチームでしたが、守備に関しては良かった印象ですか。

自分も試合に出てなかった部分があって、客観的に見れる時間があったので、ここ何試合かというか常にですけど、後ろが重たくなって人数がいるから守れるっていう感覚があるのかなと思ったんですが、今日は僕を含めて後ろはできるだけ重くならないように意識しました。よくボールを握るチームに対してはプレッシャーにいくんじゃなくて、見ちゃう。で、また回されてアグレッシブにいけない部分が、試合に出てなかった時からすごい感じてたので、1人は絶対行こうと。常に試合中は後ろからアタックにいけと、できるだけラインコントロールはしてたので、その部分で前半も相手のミスを誘ったりだとか、高い位置で奪うシーンも多々あったので、その部分ではすごい手応えはありました。

価値あるとは言いづらいかもしれないですが、ドローで終えて残り7試合。今日の収穫があれば、それを前提にどう戦っていきますか。

今日は攻撃的に自信持ってやろうっていう部分で、お互いやりあって0-0だったので、失点もしてないですし。そういう部分では今日の試合はプラスに捉えていいのかなっていうのはあるんですけど、結局、得点はできてないので、そこの攻撃の改善をしていかないと相手も怖くないですし、僕たちも点を取らないと勝てないんで。攻撃の部分を磨いていかないとダメかなっていうのがあるので、残り7試合。全体で丁寧にやっていきたいなと思います。

 

野口 竜彦選手 試合後コメント

今日の試合は0-0で終わりましたが、今日の試合を振り返ってください。

なんとか勝ち切りたかったのもあるんですけど、あと2歩ぐらいですかね、ゴールを割れなかったんで。そこはまた次への課題として持ち越しかなと思います。

攻撃参加する機会も多いと思うんですが、なかなか今日も攻撃で最後のチャンスに繋がらない部分がありましたが、どの辺りを改善していきたいですか。

自分としてはボールを呼び込んで、周り使いながら、縦に抜け出したりとか自分のところで仕掛けて、クロスも、ペナルティエリアに入っていくプレーをもっとしていかないといけないなと思ってます。

 

今日も後半はチャンスが少なくて、 攻撃が実らない部分も多かったですが、野口選手は点取る機会は…ないですか。

点はもちろん取りたいし、点取れるだろうなっていうところは狙ってるんですけど、守備はやっぱりみんなやることをやる、っていうのをやれば、比較的早く積み重なりやすいんですけど、攻撃って簡単に一朝一夕ではできるものでもないと思うし、選手間のフィーリングとか、あとは同じイメージが見えてたりとかが大事だと思うんで、昇格とか考えたら勝ちたいっていうのもあるんですけど、しっかり試合とトレーニング積んで、もっと質のいいものを出していけるようにすることが大事かなと思ってます。

 

今日は見ていて闘っている気持ちが見えましたが、そこは試合前からみんなで言ってたんですか。

水曜日の栃木戦の時も、みんなやる気がない訳ではないし、やっぱり戦いの中で昇格争いしてたらプレッシャーかかる場面もあるし、そこはクラブとしても個人としても、やることを明確にして、ほんとにパフォーマンスを出すっていうことに集中するべきかなと思います。

 

今日もたくさんのサポーターさんが来てくれてました。一言ください。

ほんとに遠方までいつも来てくれるんで、やっぱりみんなが笑顔になるところを見たいし、その想いに応えられるようにみんなで頑張っていきたいなと思います。

 

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