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【3/9(日)岩手戦】試合結果・コメント
3月9日(日)に行われましたJFL第1節、いわてグルージャ盛岡戦の試合結果をお知らせいたします。
試合結果
第27回日本フットボールリーグ(JFL)第1節/HOME
■日時
3月9日(日)13:00キックオフ
■対戦
ヴィアティン三重 1-1 いわてグルージャ盛岡
(前半 1-1 / 後半0-0)
- 25分 オウンゴール(岩手)
- 31分 青戸 翔(V三重)
■会場
LA・PITA東員スタジアム
■入場者数
3,503人
■メンバー・スタッツなど
http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=2398&f=2025A0010115_spc.html
間瀬監督 コメント
総括:総括の総括になっちゃいますけど、あと1点取るだけだったと思います。
8週という長い期間にわたって、2025シーズン準備を進めてきました。ベースとして、まずサッカーは走れて、体を張って戦えないと勝負にならないので、ベースとしてそういうことが必要で。まず、去年のベースを積み上げた、走って戦える選手が残ってくれましたし、そこに今季は高さを加えた選手に加入してもらいましたし、そして若さ。スタメンの平均年齢がヴィアティンの方が若かったんですが、昨年はヴィアティンがJFLの中でも年齢が高かったと思うんですが、今年は大卒2選手がスタメンで出ることができ、そのようなポイントで、積み上げて今日臨みました。
勢いよく、流れのいい時間帯でのオウンゴールだったので、普通だとかなりガクッとくるんですけど、ゲームの流れの中で、選手同士が声を掛けあって、スタッフもベンチメンバーもみんなで声掛け合うということで、1点取られたんですけどその中でも本当に落ち着いてましたし、すごく勇敢にその後の戦いを進めれたのは良かったと思います。その結果が、前半のうちの同点ゴールだったり、後半も何度も相手ゴールに向かえたというのは、メンタル的なところも含めて、成長だと感じています。
相手は、J3から降格してきたとか、元代表レベルの選手がいるとか、J1経験の選手がいるとか、そういうことはあるんですが、そこまで相手のことは気にせずに、どこまで自分たちが積み上げてきたものを出せるかというのがポイントだったと思うんですね。その中で、5バックの相手にゴールに向かうのは結構難しくて、5バックの相手を前にするとゴールに向かう攻撃の手数っていうのは、減るんですね。そこを試合前のミーティングでも”手数は減らさない”、”むしろ増やすよ”ということで、何度も選手たちがゴールに向かって、去年これだけコーナーキックを蹴ったことはおそらく無かったと思うんですけど、そのようなゴールに向かう姿勢をこの開幕戦で見せられたというのは良かったと思います。
そして何より天気にも恵まれたホーム開幕戦で、3,500人を超えるサポーター・観客に来ていただいて、それが我々の今日の試合の後押しになったことは間違いないですし、足を運んでいただいた皆さまに、とにかく勝ち試合を見せるのが使命なので、今日は叶いませんでしたが、また次がアウェイ、その次にやってくるホームゲームで、必ず選手・スタッフ力を合わせて勝利に向かう姿勢をお見せするので、またスタジアムに足を運んでいただきたいなと思います。最後に、我々の目標は優勝・昇格なので、逆算すると今日の試合はあと1点取って、勝利するべきですし、そこが個の能力、チームとして足りなかったので、また来週からそこに目を向けて、みんなで準備していきたいと思います。
― 難しい相手・難しいコンディションの中、手応え、ポジティブな材料を教えてください。
一番はチームとしての共通理解です。時間帯のプレー。失点した後、得点した後、風がある中、相手の状態。事細かく、自分たちは何をするべきかとういことを、ここまでプレシーズンで打ち合わせてきたので、それを選手たちがピッチ内で実行してくれたのがとても良かったです。
青戸 翔選手 コメント
― 開幕戦の結果について、試合を終えてどのように受け止めていますか。
ホームで最高の雰囲気を作ってくれた中、勝ち切りたかったですけど、最低限の結果というか、しっかり次に繋げられたら、良かったと思える試合かなと思います。
― 前半、1点を追う中で同点ゴールを決めましたが、そのゴールについて少し振り返ってください。
クロスを多く入れてくれた中、ソウハ(#38松浦 蒼波)のところで、1個奥に持って入り込んできてくれて、そこからのゴールだったので、あれはもうソウハの動き出しと、梁(#41 梁 賢柱)が声をかけてスルーしてくれたので、しっかり連携取れて、自分があと決めるだけでした。
― 3,500人のサポーター・観客が開幕戦に集まりましたが、改めてサポーターの応援を受けてどうでしたか。
本当に多くの方が応援してくれていて、見るたびに聞くたびに、三重にJリーグを誕生させたいと思うので、しっかり応援に応えていきたいなと思います。
― 今日はJ3から降格した相手で、監督はそれに対してあまり意識してなかったとのことでしたが、選手間ではどうだったんでしょうか。
やっぱり相手にはビックネームがいて、自分自身も見てた選手もいるので、個人的には尊敬というか、それをしっかり上回って、ピッチの上では、その中でも目立ちたいなという想いでいたので、そういう気持ちでプレーしました。
― あと1点、2点、取れれば…という試合だったと思いますが、自身の中で、あそこはいけたなと思う場面は。
ゴール前の部分で相手DFラインと駆け引きするなか、ちょっとしたボールの質で(ゴールが)取れたな、というシーンがあって、自分だけじゃなくて、自分に釣られたら周りの選手も入ってくるので、相乗効果というか、チーム全体で(得点を)取りに行けたらなと思いました。
稲葉 亜我志選手コメント
― 開幕から古巣との対戦ということで、試合を終えてみてどうですか。
ちょっと縁を感じるものがありましたし、チームメイトもそうですけど、サポーターの方々も久々の顔ぶれというか、そういう姿を見れて嬉しかったですが、負けない・自分の成長を見せることが恩返しだと思ったので、頑張ってプレーしてました。
― 決定的な場面を2本ぐらい止めていたので素晴らしかったです。
少ないピンチではあったんですけど、自分たちがたくさんチャンスを作ってる中で、そういうところを止めるとチームの勝率も上がりますし、フリーキックは良い準備ができていた思いましたけど、2本目のシュートは自分の味方に当たってディフレクションした中で、反応できたのは良かったかなと思います。
― 素晴らしかったです。
でもそれが勝利に繋がらなかったんで、次は違う部分でも、声かけ・ロングキックだったり、違う部分でも自分がチャンスの起点になれることがあると思うんで、そこで勝ち切れるように頑張ります。
― 試合を終えた後のロッカーの雰囲気どうでしたか。
選手が出した一言目が「次勝とう」だったんで、もう次を見据えて準備できてますし、次勝つことしかみんな頭にないので。優勝・昇格に向けて、選手のベクトルはみんな同じだと思うんで、また明後日からいい準備をしたいと思います。
― 初めてのヴィアティンでのホームゲーム、雰囲気はどうでしたか。
バスを降りたときからすごい温かい雰囲気、熱量で、すごい力になりましたし、モチベーション上がりましたし、こうやってたくさんの方が見に来てくれて応援してくれる中でできることを本当に幸せだと思うので、そういう方々を自分たちが結果で、幸せにできるようにもっと頑張りたいと思います。