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【3/16(日)飛鳥戦】試合結果・コメント
3月16日(日)に行われましたJFL第2節、飛鳥FC戦の試合結果をお知らせいたします。
試合結果
第27回日本フットボールリーグ(JFL)第2節/AWAY
■日時
3月16日(日)14:00キックオフ
■対戦
飛鳥FC 0-1 ヴィアティン三重
(前半 0-0 / 後半 0-1)
- 78分 荒川 永遠(V三重)
■会場
奈良県立橿原公苑陸上競技場
■メンバー・スタッツなど
http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=2398&f=2025A0010218_spc.html
間瀬監督 コメント
― 今シーズン初勝利です。試合を振り返ってください。
自分たちではコントロールできない天候やピッチ状況、レフェリング、相手チーム。 特にこの3つとの戦いだったなと思います。ピッチ状況は事前に調査をして、状況は分かっていました。また、これも分析して、相手が2つのシステムを併用してくる。そして今日は第1節とは違うシステムにしてきたこと。あとは、相手がかなり前節とはスタメンが違ったようですけど、そのようないろんなものの変化を自分たちはしっかりと理解した上で、適用する準備はできていました。
選手・スタッフ、今日来てないメンバーも含めて全員で準備した賜物だと思っています。そして、失点さえしなければ最後の瞬間まで勝つ可能性はあるわけなので、このスリッピーなピッチでも失点しなかったことがすごく良かったですし、自分たちが大事にしている”対人”という点で、走る、戦うというところで負けなかったことが1番の勝因じゃないかなと。そしてもう1つ、自分たちが普段練習している強度が、試合と同等か、もしくは対戦相手より高いということがすごく大切で、今はそういうトレーニングができてるんじゃないかと思います。とにかく全員で勝ち取った、サポーターも含めて、全員で勝ち取った今季の初勝利。ほんとによかったなと思います。
― 前半とは異なり、後半は試合を掌握していたように感じましたが、どういった変化があったのでしょうか。
ハーフタイムに攻撃のポイントを3つほどみんなで打ち合わせたので、それを実現してくれた場面も確かに後半の入りからあったので、そこがプラスだったと思います。あとは、その日、その環境に応じて、自分の長所を出せる選手、様々なタイプの選手がベンチに入っているので、そういうところも効いたのではないかなと思います。
― 飛鳥FCは今年からJFLに参入したチームで、開幕戦でもいいゲームをされていただけに、かなり難しいゲームだったのではないでしょうか。
1節目がJから降格したクラブ(いわてグルージャ盛岡)。2節目が地域リーグから昇格したクラブ。それがほんとに難しく、今年のJFLの基準がどれぐらいなのか分からない中で、2つの特別なホームとアウェイの難しいゲームで両方とも勝ち点を取ったということは、ほんとにポジティブだと捉えてます。
― 今日の勝ちは、抜かりない試合運びで勝ち切ったという感想ですが監督はいかがでしょうか。
僕自身のタイプというか、監督だからか、すごく自分に厳しく、自分たちに厳しい目で見ているので、終わって冷静に映像を見た後に色々思うことがあるんですけど、今日のスリッピーな環境だとワンチャンスでピンチ、ワンチャンスの失点はあるので、最後まで気が抜けなかったとは思っています。
― 得点を取った後も、選手たちの守備の戻りとか、プレーに出ていたと思うので、すごく意思統一はされているなと感じました。
共通理解が勢いを生むという我々のキーワードがあるので、そういう意味では、全員がやるべきことを理解して、戦ってくれたと思います。
― 次はまたホームに戻っての戦いですね。
そうですね。まず今日はアウェイの地まで足を運んでくださったサポーターと共に勝利して喜べたのはすごく良かったです。ホームの開幕戦では勝てなかったので、次、ホーム・ミネベア戦で集まっていただけるホームのサポーター、観客の皆さんと勝利を喜び合いたいと思うので、とにかくまたそのための準備を、スタッフ・選手と共にしっかりして試合に臨むので、ぜひラピスタに足を運んでください。よろしくお願いします。
谷奥 健四郎選手 コメント
― 初勝利です。試合を振り返っていかがですか?
チーム全員で準備して練習してきましたし、今週は自分が出ましたけど、先週は出れなかったし。逆に次のゲームはまた新たな選手が入ってきたりだとか、色々あると思うんですけど、みんなの共通理解が深まってきてるなと感じてます。今日も粘り強くやり続ければ、どこかで一点取れるんじゃないかっていう感じはありました。
最後こじ上げたのは途中出場で入ったトワ(荒川 永遠)ですし、ここに来てない選手も含め、全員の力で掴んだ勝ち点3かなと思います。
― 前半に関しては”思うようにいかなかった”という振り返りになりますか?
個人のところで言うと、やっぱり90分のゲームに先週出てない分、自分にとっては開幕戦みたいな感じだったんで、ゲームにアジャストしていかないといけないというのは分かってましたし、でも、これまでもこういう経験は結構あったので。誰よりも声を出して、勝利のためにやろうかなと思っていました。相手の特徴がカウンターであったり、奪って早く攻めるっていうところが相手のストロングだったので、そこをまず消すということは1番考えてました。
― みんなが共通してやれたと。
そうですね。前半の数回の相手のチャンスを見て、僕とミズキ(饗庭 瑞生)とイヨリ(伊従 啓太郎)と、アガシ(稲葉 亜我志)も含めて4人で喋っていて。高い位置で奪われなければ、そこまで相手の攻撃は怖くないなっていうのはあったので、ボールを失う位置をより高くする。結果的に背後のボールが増えましたけど、相手を見てプレーできたなという感じです。なので、前半に関してはネガティブな印象は
正直そこまでなかったです。
― まさしく粘り勝ちですね。
去年はもうちょっと押し込まれて、粘って、粘って勝ったりというのが多かったと思うんですけど、今年は前線でターゲットになる選手もいたり、ルーキー2人(松浦 蒼波と増田 鈴太郎)が今日は出ましたけど、コヒロ(池田 虎弘)も含めて、ルーキーみんな頑張ってるんで、彼らが頑張ってるより、”頑張らなおじさん”、と思ってやってます(笑)。
自分は日程が出た時から、”ここが山場だな”っていうのを感じていて。去年厳しいリーグを勝ち抜いて上がってきたチームっていうのは勢いがありますし。この間もFCティアモ枚方(1節)に善戦して負けていて素晴らしいチームなので。逆にその勢いを受けてしまうと、90分間しんどいなって思ってたんで、いろんな面で最初から声だったり、自分のプレーだったり、相手が嫌がるようなプレーを意識してました。
― 次のホームに向けて一言お願いします。
やっぱりホームでまだ勝ってないで今年は。
ホームで勝って…
ホームで勝つんで来てください!
― それに尽きますね!ありがとうございました!
荒川 永遠選手 コメント
― 開幕に続いて、途中出場。今日は結果を出しました。ゴールシーンを振り返ってください。
ヤンくん(梁 賢柱)が残してくれたのと、カケルくん(青戸 翔)が体張ってくれて、自分はこぼれてきそうやなと思ってたんで、ほんまに決めるだけやったなっていうゴールです。ほんまに感謝してます。
― 開幕戦を振り返って、テレビでも”下手くそ”と自分を評価していましたが、今日は手応えはありでしたか?
開幕から、去年よりもゴールに自分自身近づいてるなっていう感じはしていましたし、手応えも全然悪くなかったんで、あとはどうやって決めるかだけでした。今日はみんなが頑張ってくれて、自分のところにこぼれて、それを自分が決めれて良かったです。
― 試合は前半から拮抗した展開になっていましたが、出場するときには監督からどんなことを言われたんですか。
ボールがあんまり収まってないということで、僕のところで収めてほしいっていうのは言われていました。でも、自分ならできると思っていたし、この試合に関わらず、自分はゲームを作れるタイプやと思うんで、普段と変わらんように自分の中ではプレーできたら上手くチームが回るのかなと思ってました。
― 自分の特徴をしっかり出してこいと。
そうですね。いつも通りやってることが良かったですね。結果的に、今日なら後半も明らかに前半よりボールは握れていたし、攻める回数も多かったので、自分がいつも通りやった結果が、今日の結果に繋がったのかなと思います。
― 今年は早くも1点目が生まれました。次のホームゲームに向けて一言ください。
アウェイの奈良までサポーターさんが来てくれて、いつも思うんですけど、本当にこの人たちのために、より、勝ちたい、勝利を届けたいと思ってます。ホームで点を取って、サポーターの皆さんと一緒に勝利を分かち合いたいので、また応援よろしくお願いします。