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【3/23(日)ミネベア戦】試合結果・コメント
3月23日(日)に行われましたJFL第3節、ミネベアミツミFC戦の試合結果をお知らせいたします。
試合結果
第27回日本フットボールリーグ(JFL)第3節/HOME
■日時
3月23日(日)13:00キックオフ
■対戦
ヴィアティン三重 2-1 ミネベアミツミFC
(前半 2-1 / 後半0-0)
- 23分 山田 晋平(V三重)
- 36分 大塚 尋斗(ミネベア)
- 45分 オウンゴール(V三重)
■会場
LA・PITA東員スタジアム
■入場者数
1,447人
■メンバー・スタッツなど
http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=2398&f=2025A0010316_spc.html
間瀬 秀一監督 コメント
総括:今日の試合前にミーティングで伝えた攻守においての決め事、戦術、チームでの共通理解みたいなものがあり、その共通理解を全選手が持って戦ってくれたこと。そして、実際にピッチに入ったら、局面局面は選手の判断、決断なので、私が今日伝えたのは、チームの共通理解3割、7割は局面で選手が判断したり、周りの選手と声を掛け合ってやることなので、勝ったのは私の采配じゃなくて選手の頑張りだと思いますし、まずそういう意味では選手たちが賢く勇敢に戦ったことが、この勝利に繋がったと思います。
あとは風ですよね。ホームで2試合連続、1方向に、ゴールからゴールに綺麗に風が吹いてるのでその戦い方。前半追い風なのか、後半追い風なのか、コイントスで決まることですけど、自分たちはどっちが追い風になってもポジティブに考えようと。結論、前半が追い風になったので、前半に勝負をつけるよっていうことなので、前半リードして。向かい風の後半は耐えるという形だったので、ほんとに選手がそれを実現してくれたので勝利に繋がりました。いつも通りですけど、もう1つは選ばれてないメンバーも、出てない選手も含めて、全員で準備したのがこの結果ですし、そして今日ラピスタに駆けつけて、そしてエールを送り、共に戦ってくれたサポーター、観客の皆さんとの協闘での勝利だったと思います。
ー とにかく風などが予測不能な中、ある意味プラン通りにしっかりと選手たちが戦ってくれたという結果でしょうか。
その通りですね。ゲームの流れと時間帯。この2つで我々はしっかりやるべきことを決めるという考えがあり、やるべきことを選手たちが賢くやってくれました。
ー 先制のシーンは増田選手からの綺麗なクロスで、山田選手がドンピシャで合わせました。あのゴールシーンはどう振り返られますか。
まさに2人の良いところをピンポイントで出してくれたシーンです。リンタロウ(増田 鈴太郎)の特徴は右も左も蹴れるということなので、まさにその左足での精度の高いクロス。そしてシンペイ(山田 晋平)はチーム1、2を争う身体能力の高さを持った選手なので、身長は176なんですけど、彼のジャンプ力がなかったら成り立たないゴールでした。しかも、(今季の)新加入のアシスト、そしてゴールだったのは、チームにとって勢いになると思いますし、もう1つ忘れてはならないのは、クロス・そしてシュートに至るまでのところまでに、たくさんの選手が関わっていますし、クロスで言ったら、合わせる周りでは潰れてる選手・おとりになっている選手もいるので、全員で取ったゴールだと思います。
ー 昨季よりも前線に人数をかけている印象があるんですが、そこは今シーズンの特徴でしょうか。
そうですね。なぜなら、そこからスタートして今シーズンがあるので。自分たちというよりは、どのチームも課題だと思うんですよね、チャンスでゴール前に人がいるっていうのは。比較的できる回数は増えてきたと思います。
ー 後半に関しては守備陣が集中力高く、凌いで、凌いでという結果だったと思うんですが、守備の評価はいかがでしょう。
何よりしっかり声を掛け合えてる、力を合わせられてるっていうのがすごく大事ですし、球際の1人が責任を持って対人のところで負けない・勝つということをやっていたので、それでも本当に風も含めて事故みたいなことは起こる中で、ほんとによく耐えてくれたと思います。
ー 今日は前節とスタメン・サブも同じメンバーになりましたが、かなり悩んだ結果のメンバーですか。
悩んでないと言えば嘘になりますが、結果を出すべく結果を出したメンバーなので、本人たちにも言ったんですが、そこは私なりのリスペクトが前節のメンバーにはあって。ただ、1週間のトレーニングを通しても、やっぱりそれを彼らが示したという部分もあったので、今回は同じになりました。昨年で言うと、毎節スタートもサブもメンバーが変わる中で、2節から3節で1人も変わらない、そして連勝という結果も出したのですごく良いことだと思いますし、それでも控えている選手のパフォーマンスも上がってきてるので、だから同じメンバーで行くとは限らないです。そこがまた今季の強みだと思います。
ー 次はHonda FC戦です。JFLを戦う上で楽しみでもありますが、一言お願いします。
避けて通れない相手ですね。ほんとに粘り強い戦いが必要になると予測はしています。1つも簡単な戦いは無いと思います。ただ、自信を持って、強気に立ち向かえる準備をまたみんなでやって、ポジティブな結果を持ち帰ってきたいと思っています。
山田 晋平選手 コメント
― お疲れ様です。まずゴールシーンを振り返ってください。
まず右サイドから、ナオキくん(池田 直樹)からカケルくん(青戸 翔)に入ったんですかね。カケルくんがしっかり収めて左に展開してくれて、そこから突破してヤンくん(梁 賢柱)がニアに引き連れたところぽっかりとスペースが空いたので、まっすー(増田 鈴太郎)がそこに(クロスを)上げてくれると信じて、その場所に行ったらボールが上がってきたんで、合わせることができて良かったです。
ー 競りながらのヘディングでしたが、強かったですね。
ゆっくりと、どこに打とうかなと思ったんですけど、しっかり叩いて逆側に流す。結構余裕を持って、ヘディングできました。
ー ゴールシーン以外も持ち前の運動量をこの3試合で発揮してると思うんですが、開幕3試合を振り返ってみるとどうですか。自分のフィット具合や出来栄えなど。
自分のところの攻撃で押し込むことができている試合もあるので、本当にそこはチームの力になれてる部分もあると思うので、そこはポジティブに捉えてやってますが、課題の部分もあるので、そこはしっかり練習で取り組んでさらにチームのためにプレーできる選手になっていきたいなと思っています。
ー ヴィアティンに来て3試合、ホーム2試合をやりましたが、ホームゲームの雰囲気はどうですか。
本当に最高です。ファン・サポーターの方がこんなに雰囲気の良い環境を作ってくれてるおかげで、僕たち選手は”絶対負けないぞ”、”目の前の相手に負けない”、”絶対試合に勝ち切る”っていうことを、試合が始まる前に監督含めて全員で言ってましたし、今日はそれが実現できたのでほんとに良かったと思います。
― 次はHonda FCとの戦いですが、意気込みを聞かせてください。
優勝するために負けるのは絶対ダメだと思うので、3連勝することが優勝するために必要だと思います。僕たちはやっぱり優勝を目指してやっているので、どんな相手でも必ず勝ち切る。ということを目標にして、今週もしっかり準備していきたいと思います。
増田 鈴太郎選手 コメント
― 先制シーンは、左足からのナイスアシスト。あの場面を振り返ってください。
両足蹴れるのは強みだと思ってるので、今は左サイドをやっていて左足のクロスが絶対あるので、練習では正直あんまり上手くいってなかったですけど、本番で出せるっていうのが、自分の強みでもあるので。上手くいって、シンペイくん(山田 晋平)が決めてくれて、1個結果が欲しかったところだったので良かったです。
ー クロスを上げるタイミングはプレッシャーもなく、冷静に上げることができましたか?
カケルくん(青戸 翔)がうまく人を集めてくれて自分のところに来たんで、もうあのタイミングで上げれると思っていました。もう1個運んだら、距離を詰められていたので、良いタイミングで上げれたかなと思います。
ー 新卒ルーキーですが、開幕からずっとスタメンで出場しています。特にサイドのポジションは激戦区だと思うんですが、ポジションを掴んでいることに関してはどうですか。
大学では試合に出れてないわけじゃないですけど、ずっと出るという経験があまりなく、最後のインカレで試合に出て成長するっていうところがほんとに大事だと感じたので、今は試合出続けられてますけど、やっぱり出場して出た課題を修正して、また次に、っていうこのサイクルはほんとに大事にしたいし、試合に出ないと感じれない部分がほんとに多いんで、日々競争ですけど、自分のいいところを出して、試合は出続けたいですね。
ー まだまだやれそうですね。
正直、開幕はボロボロで。でも、飛鳥戦からは”やれるな”っていう感覚が出てきて、今日もちょっと難しかったですけど、どんどん良くなってきてる感覚はあるので、アシストしてまた自信になったし、もっとやれますね。(逆サイドの)ナオキくん(池田 直樹)に負けないように。ナオキくんと日々競争ですね。
ー 2人で会話することもあるんですか?
結構話します。 ナオキくんが色々言ってくれることもあるし、自分で聞いたりもあるし、1対1もやったりするので。練習でたまにマッチアップするんですけど、絶対負けないっていう気持ちでいます。
ー次も頑張ってください。
3連勝します!