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JFL19節松江シティ戦・ホームで勝点3獲得 & 藤牧 is Back!!!

2019年09月02日 

夏休み最後の日曜日、ホームで勝点3を獲得!新加入・加藤健人の初スタメン&ゴール、北野純也のPK、加藤大喜のPKセーブ、そしてついに藤牧のゴール!夏の終りのスタジアムに大歓声が響き渡った。

ヴィアティン三重 3ー2 松江シティ
(前半1-1・後半2-1)

10分:ヴィアティン三重・加藤健人㉖(アシスト:古川大悟㉘)
43分:松江シティ・宮内寛斗⑩
48分:ヴィアティン三重:北野純也⑩(PK)
83分:ヴィアティン三重:藤牧祥吾⑬(アシスト:平信翔太㉚)
90+3分:松江シティ:土井拓斗⑪

試合終了後・上野監督公式記者会見コメント

どちらに転んでもおかしくないような試合でした。1点取ったあとにうまく追加点をとっておけばこういった展開にはならなかったと思うのですが、前半の終わり失点してはいけない時間帯に失点し、1-1で折り返したためにこういったギリギリの試合になったのだと思います。

3−1になってからも1点取られましたし、反省すべき点はあるのですが、この暑い中で選手たちは最後まで頑張ってくれて勝つことが出来ました。選手を褒めてあげたいと思います。課題も修正すべき点も多々あるのですが、次のFC今治戦に向けて一週間また良い準備をして行きたいと思います。

記者:1点目、新加入の二人が連携して得点しました。加入後日が浅いですが、チームへの馴染み具合はいかがでしょうか?

まだまだだと思いますが、28番の古川大悟は見ていただいて分かる通り、飛び出しの時のスピードがあります。今日も良い飛び出しを見せてチャンスを作ってくれました。26番の加藤健人も約束事として決めていることをしっかり果たして詰めてくれましたので、チームのコンセプト通り、基本通りにやってくれたので得点に繋げることができました。

記者:チームのコンセプトが浸透しつつある過程で(まだ浸透度の低い)新加入選手をすぐに起用した理由は?リスクはないのでしょうか?

怪我の選手が多くなっているのが起用した理由です。寺尾、塩谷、坂井が怪我をしているからです。

記者:新加入選手が活躍したことがチームにとってプラスになる部分もあるのでしょうか?

そうですね、これまでやってきたことがある中で坂井が怪我で抜けた、そこを古川大悟がやっているのですが、代わりをするにはしばらく時間がかかります。ただ古川の良さもありますし持っているものも違いますので、個人の良さと連携が両方生きてくればもっと良いチームになると思っています。

言われたように、組み立てもまたイチからやり直していますので、そういったところがシュート数の少なさや決定機会の少なさに現れていると思います。そこはもう少しお待ちください。そうしてる間にけが人も戻ってきますので、切磋琢磨して選手層が厚くなってくると思います。

VTM:今日の2失点、良くない取られ方だった印象ですが、シーズン当初は堅守を確立してから攻撃を組み立てていくと言われていました。攻撃の比重が増えていくと守備面でのリスクが増えてしまうと言ったような。表裏一体なものなんでしょうか?

1失点目は最後のところで間延びしてしまいました。サイドバックからのパスがブレて良くない取られ方をしました、蹴られたセカンドボールを拾えず奪われ、コンパクトにできなかった。そしてサイドから切り裂かれて失点。あれだけ簡単に切り裂かれる(ドリブルで抜かれる)とキツイので、1対1の守備をもう一度やるよう阪倉コーチと話します。

そのあとPKを与えてしまった。後ろから引っ掛けてしまったと思うのですが「PKを与えない」というコンセプトを掲げているので、そこは再度徹底する必要があります。PKは加藤大喜が良くセーブしてくれました。

最後の失点はビデオを見ないと詳しくはわかりませんが、サイドハーフなのかボランチなのか、ビデオをみて検証した上でカウンターを受けたときのマーク、誰を捕まえておくのかを再度明確にして対処しようと思います。

今日はありがとうございました。

前半・10分に新加入コンビの連携から先制、終了間際に失点

10分、立ち上がりから再三あいてディフェンス裏への飛び出しを狙っていた新加入の㉘古川大悟が左サイド深いところまで粘り、ディフェンダーと相手GKを引きつけて中へ戻す、詰めていた㉖加藤健人が難なく押し込んで先制点!

先制点を決めた新加入の加藤健人。怪我の塩谷に代わって左サイドハーフで初先発、結果を残した。

ゴールを決めた後、喜ぶよりも先にアシストの古川大悟を気遣う優しいキャラ。

先制点のあともコンパクトな陣形を保ってヴィアティンがボールを支配。しかし相手のプレッシャーが厳しく決定機に繋げられない。1点リードで終了かと思われた前半終了間際、左サイドから松江⑩宮内選手にドリブルで破られ、④寺田・⑳森主があっさりかわされそのまま失点。

後半・PKで北野がゴール、そして大喜がPKセーブ、そして藤牧の劇的ゴール!

48分、後半開始早々にエリア内で㉒進藤が倒されてPK獲得、⑩北野が落ち着いて決めて追加点!

58分、松江㉓吉井選手を④寺田が倒しPKを献上、しかしあわや同点のピンチを守護神・㉑加藤大喜がビッグセーブ!

81分、終始走り続け疲労が見え始めていたFW古川大悟に代わって⑬藤牧投入。ドラマはその1分後に起こった。寺田からのロングフィードにヘッドで競り勝った平信、そのまま駆け上がってゴール前にピンポイントクロス!

今シーズン18節を終えて未だノーゴールだった藤牧。苦しんで苦しんで苦しみぬいたエースに待望のゴールが生まれた。FJMKゴールを心待ちにしていたサポーターとファンから大きな歓声があがり、スタジアムのボルテージが最高潮に達した瞬間だった。

その後、アディショナルタイムにカウンターから失点するが、凌ぎきって試合終了!ホーム東員で待望の2勝目、貴重な勝点3を手にした。

勝利のラインダンスとハイタッチ♫

リーグでは久しぶりの勝利、ホームでの勝利は格別だった。90分の間に様々なドラマがあった、ありすぎた。暑さの中苦しみながら闘い切ったその先に掴んだ勝利を、選手とファン・サポーターと分かち合った。ひとつ残念だったのは、そこに藤牧の姿がなかったことだ(ゴールを決めた後89分に負傷交代)。

次はアウェーでのFC今治戦、新加入選手の活躍もあって生まれた良い流れを携えて今治へ乗り込もう。We are VEERTIEN, FOOTBALL PLEASURE!!!

第21回 JFL・第20節

  • 対戦相手:FC今治(2位)
  • 日程:9月8日(日)
  • 会場:ありがとうサービス夢スタジアム
  • 開始時間:16:00キックオフ