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廣田隆治インタビュー:the INTERVIEW 2020
ヴィッセル神戸の下部組織で育ち、2012年にFC岐阜でJ初ゴールを記録。ガイナーレ鳥取、レノファ山口、そして昨シーズンはJ3いわてグルージャ盛岡でプレーし、8年間に渡るJでの経験を携えて今季からヴィアティン三重に加わった廣田隆治。その技術と経験を活かしたプレーでJ3昇格を目指すヴィアティン三重での活躍が期待される。(※このインタビューは3月上旬に行いました)
うまく行かない場面で問われる個のチカラ。
VTM:まず最初にヴィアティン三重のことはご存知でしたか?
はい、知ってました。知っている選手もたくさんいますので。野垣内選手とはFC岐阜時代に一緒にやっていましたし佐藤洸一選手とまた一緒にやることになりましたし、原口君とはガイナーレ鳥取で一緒にやっていましたし、引退した藤牧くんとも鳥取で一緒にやっていましたから。
VTM:なるほど、そうでしたか。では、ヴィアティン三重の印象はいかがでしょうか?
リーグとしては初めてのJFLなんですが、ヴィアティンには技術の高い選手がたくさんいますし、サッカーに対する姿勢がとても真面目、真剣な選手が多いと感じました。仕事をしながらの選手がほとんどですが、みんなサッカーにしっかりと向き合っているなという印象があります。
VTM:昨シーズン上野監督が就任され、細かく、緻密に設計されたサッカーを展開されていますが、こういったスタイルのサッカーは経験されたことがありますか?
初めてです。上野さんがレノファ山口の監督をされていたときにJ3で対戦相手として経験したことはありますが、とても完成度の高いサッカーをされるというイメージは持っていました。
VTM:昨シーズンのヴィアティン三重は天皇杯で湘南に勝った試合のように、トレーニングでやっていることを発揮できた時はものすごく良い試合をするものの、発揮できない時は惜しい負け方や、勝ちきれずにドローといったもったいない試合が多かったのですが、上野監督の緻密なサッカーの完成度を高め、惜しい試合を勝ち切って勝点3を取ることがJ3昇格への鍵になると思っていて、その鍵を握る選手の一人が廣田選手だと思っています!(一方的に期待感を伝えてしまうインタビュアー)
そうですね、チームとしてやろうとしているサッカーの完成度は高いので、その精度を上げることと、そしてそれがうまく行かなかった時に打開するには必ず個の力が必要になってくると思うので、そういった部分でもチームのチカラになれればと思っています。
運動量を活かしたプレー、ゴールも積極的に狙う!
VTM:そんな廣田選手の持ち味、プレーの見どころはどんなところでしょうか?
攻撃に移る時の組み立てだったり、スピードには自信をもっているので、ポジション的には守備の選手ではありますが、持ち味・見どころをあげるとすれば、攻撃面でチカラを発揮するところだと思っています。
VTM:チームの中で廣田選手に求められるのはどんな役割でしょうか?
やはり後ろからのビルドアップが一番大事になってくると思います。そしてサイドバックというのは相手にプレッシャーをかけられるポジションであり、一番ハマる(仕掛けられる)ポジションなので、そこから起点を作って相手を剥がすことができれば攻撃にスムーズに繋げることができます。そこの駆け引きで自分の能力・持ち味を発揮したいですね。
VTM:サイドバックの選手は攻撃面でも重要な存在だと思います。サイドバックの選手としては具体的にどんなプレーが得意でしょうか?
クロスを上げるのもありますし、斜めの縦パスも得意です。あとは運動量にも自信があります。もともと前の選手だったので、得点も取りたいですね、積極的にゴールも狙っていきたいです。
VTM:ではサポーターのみなさんに一言メッセージをお願いします。
スタジアムに来てくれた方々に面白いサッカーをお見せしたいと思っているので、もちろん勝ち負けはありますけど「もう一度観に行きたい!」と思ってもらえるような試合をして、その上でJ3に昇格できるように頑張りたいです。応援よろしくお願いします!