戦後の日本社会は驚異的な経済発展を遂げた一方、近年では青少年のいじめや引きこもり、登校拒否、少子高齢化や核家族、独居老人などに象徴されるような社会問題を多く抱えております。 このような社会環境を解決し、明るく活力に満ちた地域社会を実現していくためには、社会教育や生涯学習の内容として中心的存在であると同時に、コミュニケーション不足の解消にも繋がる「スポーツ」と密接に繋がっていくことが今日の社会的要請といえるのではないでしょうか。
スポーツに興味や関心を抱く人々にとどまらず、すべての地域住民がそれぞれの望む形でスポーツに親しみ、スポーツの価値に触れてもらうことができる仕組みを整えていくことが大切であり、そのような社会環境整備を目指すのが総合型地域スポーツクラブとなります。
学校・地域・職域といった活動領域ごとに分断されていたり、競技志向・交流志向・健康志向などの目的意識や、年齢層や種目ごとに独立や分断されている地域スポーツ活動の現状を見直し、新たな仕組みを切り拓いていく必要があります。
総合型地域スポーツクラブは、スポーツの得意や不得意、性別や年齢などにかかわりなく、地域の誰もが、継続的にスポーツに親しむことができるような環境づくりを目指すものです。
そのような環境が整えられることは、結果として、種目を超えた協同の体系(多種目)、世代を超えた人的交流(多世代)、スポーツ参加目的の多様性(多志向)をもたらし、希薄になっている人と人、人と地域を結びつけることに繋がります。
このような観点から私たちは、目的に応じて様々な世代がスポーツに参加する基盤を整え、明るく活力のある地域社会づくりに寄与することを目的に法人を設立するものであります。
2012年(平成24)年1月14日
代表取締役社長 後藤大介
1975年1月22日 三重県桑名市生まれ
大学卒業後、メーカーや商社勤務を経て27歳中国で起業。
帰国してからは自動車関連の製造業を経営しながら、07年貿易商社の設立、09年モノづくり教室の開業、10年自社ブランド製品開発の団体設立、11年大学生起業家支援におけるカフェ開業、フェアトレードショップ開業など数多くの新規事業に携わる。
そして、2012年にヴィアティン三重を設立し、代表取締役として現在に至る。
子どもたちこそ、私たちが暮らす社会の未来であり、この国の希望です。
彼らが健やかに成長できる場所。何よりも、毎日を笑顔で楽しめる場所。
ヴィアティン三重は、私たちの地域にそんなコミュニティを創るために活動しています。
バスケットボールだけでなく様々なスポーツや、文化的な活動を通して、子どもたちは地域のみなさんとともに学び、
夢を抱き、やがて大きく羽ばたいていく。
彼らの喜びや感動を共有できる未来を守ることこそが、クラブの使命だと、私たちは考えます。
お父さんもお母さんも、そしておじいちゃんもおばあちゃんも。
地域のみんなで子どもたちの笑顔を見守り、誰もが一緒になって楽しめるクラブ。
そんな世代を超えたつながりを育むクラブでありたいと、私たちは願っています。