WHAT’S HANDBALL

ハンドボールって?

ハンドボールは名前の通り、手を使ってボールを投げたり、シュートをします。 激しい攻撃・守備でコートを走り、シュート時はジャンプして空中でボールを投げます。 このように、ハンドボールは『走る・投げる・跳ぶ』の3要素が揃ったスポーツで、 スピード・迫力ある攻防や華麗なシュートが魅力です。

RULE

簡単なルールの説明

ハンドボールは1チーム7人の選手がコート上でプレーします。7人のうち、1人は ゴールを守るゴールキーパー(GK)で、他6人はコートプレーヤー(CP)となります。

コートは40m×20mの大きさで、ゴールから6mの距離に半円のラインが引かれています。これを6mラインと呼び、6mライン内にはゴールを守るGKのみ入ることができます。攻撃するチームは、6mラインの外からシュートを打たなければなりません。

競技時間:前半・後半 各30分、ハーフタイム15分。
大会によって異なるが、決着がつかない場合は10分の延長戦、それでも勝敗が決しない場合は7mスローコンテストを行います。

得点:1ゴール=1得点
ボールが完全にゴールラインを通過した場合、得点と認められます。

FEATURES AND HIGHLIGHTS

ハンドボールの主な特徴・見どころ

ボール

ボールの大きさは、バスケットボールやバレーボールに比べて小さく、片手で持てる大きさです。従って、ボールを持ちながらも素早い動き、早いパス回しが可能なため、試合全体にスピード感が出ます。

シュート時のボールのスピードは、速い場合、男子選手でおよそ時速100kmにもなります。

接触プレーはOK

守備(ディフェンス)の選手は、攻撃(オフェンス)の選手に対して正面であれば身体接触が許されているため、激しい体と体のぶつかり合いにより格闘技のようなパワー溢れるプレーが見られます。

様々なシュートをチェック!

試合中、ジャンプシュート、ステップシュート、倒れこみながらのシュート、空中でパスを受け取りそのままシュート(スカイプレー)など、テクニックある、 あっと驚くシュートが満載です。

どんなシュートが飛び出すか、どの選手がどんなシュートを得意とするのか見てみましょう。

ゴールキーパーのスーパーセーブ

およそ時速100kmにもなる超スピードのシュートを、ゴールキーパーが体を張って阻みます。こうしたゴールキーパーのファインプレーによって試合が盛り上がり、試合の流れが変わることもしばしばです。ゴールキーパーの鉄壁の守備に注目です。

パスワーク

攻撃時に各自ポジションやフォーメーションを変えながら、流れるようにボールを回して、相手チームの守備を崩し、攻撃の糸口を見つけるパスワークは圧巻です。

スピード感

速攻や連携プレイ、めまぐるしく攻守が入れ替るスピード感。相手の意表を突くプレイや、素早いフェイントは見物です。

選手の交代

試合中、選手は自由に何度でも交代できます。特に交代する場面は、攻撃と守備が変わった時です。各チーム、「攻撃(オフェンス)」専門の選手、「守備(ディフェンス)」専門の選手がいます。どの選手がどのような場面で活躍しているかをチェックしてみましょう。

OTHERS

その他のルール等

ボールの扱い方

★身体の使用部分・・・ひざから上。足で触れることは反則。
★ボールの保有時間・・・3秒まで。
★ステップの範囲・・・ボールを持ったら、3歩まで歩けます。(ボールを持った瞬間は0歩)

反則

★オーバータイム・・・3秒より長くボールを保持する
★オーバーステップ・・・ボールを持って4歩以上歩く
★ダブルドリブル・・・ドリブルしたボールを一度持って、再度ドリブルする
★ラインクロス・・・コートプレーヤーがゴールエリアラインを踏んだり、エリア内に入る
★プッシング・・・相手を押したり、突き飛ばす
★キック・・・ゴールキーパー以外のプレーヤーが足でボールを扱う
★パッシブプレー・・・攻撃しよう、あるいはシュートしようという意図を示さないでチームがボールを所持し続ける

罰則

★警告・・・反則や反スポーツマンシップ行為にはイエローカードが提示されます。
      提示は、プレーヤーは1人に1回、チームで計3回が限度です。
★退場・・・反則や危険行為が繰り返された時は、2分間の退場となります。
      その選手は退場時間中プレーすることはできず、その選手のチームは、
      他の選手をコート内に補充することができません。
      例:Aチームの№2の選手が退場 → №2の選手は2分間試合に出ることはできません。
      またAチームは2分間、1人少ない状態で試合をしなければなりません。
★失格・・・重大な反則、反スポーツマンシップ行為には、レッドカードが提示されます。
      また同一選手が3回退場を受けた時も提示されます。
      レッドカードが提示された選手は、その試合の残り時間、試合に出ることはできません。

7mスロー

明らかな得点チャンスを妨害された時などに、攻撃チームに7mスローが与えられます。
サッカーでいうPKで、ハンドボールの場合、ゴールから7m離れた場所からシュートします。