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「スペインFútbol 通信 vol.12」  後藤三知アドバイザー

2018年12月10日 

Hola!! オラ (Kaixo‼ カイショ :バスク語)

みなさん、こんにちは(^^)

12月に入り、こちらではクリスマスに向けて、街が飾られ、クリスマスの時期に食べられるお菓子がお店に並び、子どもたちが喜びそうなおもちゃを街中でたくさん見かけるようになりました?

【写真①】Eibarの街の様子

ここまで、リーグ戦は全26試合のうち12試合が終わり、プレシーズンから数えて5ヶ月が経ちました。シーズンの最初は、新天地、新たな仲間や監督、スタッフ…そうした新しい環境で出会う新鮮さがあり、緊張感があり、自然と好奇心や新たな楽しみが生まれやすかったように思います。そうした時期を経て、3・4ヶ月を過ぎると、だいぶその環境にも慣れてきて、気がついたときには、仲間は「こういう選手だ」、監督は「こういう監督だ」と思っている自分に出会ったりします。
ですが、本当は、自分が4ヶ月前の自分と色々なことが違うように、仲間も監督も、周りの環境もみんな変わっていて、いつだって新しい状態なはずです。そこを、同じだと思ってしまったり、過ぎたことや終わったことを思い返して後悔したり、悩むことで、目の前の新たな出来事や新鮮な楽しみ、仲間や監督の変化に気づけない自分になってしまうのだと思います。
そこに気づいたとき、同時に「考えてプレーする」、「考えて行動する」ことは必要なのか?という疑問が湧いてきました。
「考える」というのは、自分の知っていること、知っている範囲内のものを使ってしかできません。ですが、自分が知っていることなど本当に限られたことでしかなく、すべて過去からの情報です。なので、先ほどの話でもあったように、すべてが新しいはずなのに、自分の知っていることだけをもとに考えてプレーしても、その時々の状況に適したプレーができるはずがないと思いました。だからこそ、日頃から新鮮な好奇心や、楽しみを感じながら、ピッチでも、いかに未知への挑戦ができるか、挑戦的にプレーできるかが、パフォーマンス発揮の違いとなって表れてきます。
ボールを蹴った時点でボールの軌道が1ミリでも違えば、ボールの行方は遠くに行くほど違ってきます。それと同じように、どのような自分でプレーするか?が少し違うだけで、発揮できるパフォーマンスや結果は大きく変わってくるのだと思います。

何を、いつ考える必要があるか?を大切にして、必要のない思考をなくしていき、日頃から、新鮮な好奇心や楽しみを感じながら、ピッチでも未知に向かって挑戦していきたいと思います!

2018年のリーグ戦は、残り1試合となりました。1部昇格に向け、負けられない戦いが続きます!!

【写真②】

最後に、こちらのクリスマスシーズンの街の様子を写真と動画でご紹介します?

【写真③San Sebastianの街の様子、動画①】

動画①

※1月4日には、ヴィアティン三重レディースの初蹴りイベント開催予定です!!
色々な方が集まってサッカーをして盛り上がれるような楽しいイベントになったらいいなと思います(^^)

皆さん、良いお年をお迎えください(*^^*)

スペイン語でのあいさつ
Feliz Navidad?(=フェリス ナビダ:メリークリスマス!)
Feliz año nuevo! (=フェリス アニョ ヌエボ:新年おめでとう!)

バスク語でのあいさつ
Eguberri on eta urte berri on! (=エグベリ オン エタ ウルテ ベリ オン:メリークリスマス そして、新年おめでとう!)

Agur‼(=アグール:バスク語での別れのあいさつ)

 

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