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【スペインFútbol 通信 vol.23】 後藤三知アドバイザー
Hola!! オラ
こんにちは(^^)
【目次】
・試合結果
・守備について
・攻撃について
・ゴールについて
・イベントのお知らせ
《試合結果》
Jornada 10 (第10節)
CD Juan Grade Fem戦 △0-0(A)
*強風の中、カナリア諸島でのアウェー戦で引き分け
Jornada 11 (第11節)
Málaga CF Fem戦 △1-1(H)
*先制するも直後に同点に追いつかれ、ホームで引き分け
Jornada 12 (第12節)
Santa Teresa Fem戦 ●1-2(A)
*アウェーで接戦の末、敗戦
Jornada 13 (第13節)
Spar Gran Canaria Fem戦 ●0-1(H)
*ホームで今季初の敗戦
Jornada 14 (第14節)
Granadilla B Fem戦 ●0-2(A)
*カナリア諸島でのアウェー戦で敗戦
開幕戦〜9節は、5勝3分1敗でしたが、
10節〜14節は、0勝2分3敗という結果でした。
14節を終えた時点での順位表
(BeSoccer)
この結果からもわかるように、後半にかけてチームはなかなか勝ち点を重ねることができませんでした。
特に攻撃面では、Delantera(デランテーラ=FW)の選手の不調が続き、決定的なチャンスを決めきれない試合が多くありました。もちろんDelantera(FW)の決定力だけでなく、Atacantes(アタカンテス=攻撃陣)を含めて、チャンスをゴールにすることができませんでした。
*この順位表は、「BeSoccer」というアプリに載っています。
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<守備について>
チームとしては、守備の使い分けがうまくできませんでした。
①前線からプレッシャーをかけて、人とボールに強くいき、奪いどころを作るか?
② Zona2まで引き、全体をコンパクトにして相手のプレーを限定し、奪いどころを作るか?
③中央を閉めて、外からのプレーに対応し、ゴールを守りながら弾いたセカンドボールを拾いマイボールにするか?
全体として、今どういう状況で、どの守備をしようとしているかが曖昧(あいまい)になるシーンが増えました。
また、勝てない試合では球際で競り負けるシーン、セカンドボール、ルーズボールを拾われるシーンが目立ちました。
まず、球際での競り合い、セカンドボール、ルーズボールへの準備と反応については、個人でも改善できるので、一人一人が意識と能力を高めていかなくてはいけないと思います。
そして、全体としてどう守備をするか意思統一ができることで奪いどころを絞ることができ、球際で優位な状況が作れたり、セカンドボールを拾えるシーンを増やしていけると思います。
<攻撃について>
まずはボールを奪うか拾った時点で、そのボールをどうするか?素早い判断が求められます。
その際、どういう状況でボールを奪ったかが判断材料になるので、先ほどの、チームとして「どうボールを奪うか」の意思統一は、個人が素早い判断をするためにも有効だと思います。
・ボールを(自分よりも状態の良い)味方に渡すか?
・自分でボールを運ぶか?
・前方の味方や、スペースへボールを届けるか?
まず、この判断やプレーの精度を高めていく必要があると思います。
それにより、Contra ataque(コントラ アタケ=カウンター、速攻)ができるかも左右されてきます。
<ゴールについて>
試合の勝敗に直結する「ゴールになったプレー」と「ゴールにならなかったプレー」の差はなんなのかを考えてみたいと思います。
この差はなんなのか…
まずは、私個人のゴールに関して分析してみます。
「ゴールになったプレー」では、
・自分の体勢がシュートを終えるまで(終えても)崩れていない
・シュートまでのボールタッチに力みがない
・シュートの際、体に力みがなく、ボールにパワーが伝わっている
・自分のリズムでシュートまでいけている
・視野が広く、自然と必要な情報が入ってきている
・動きながらも落ち着いてシュートできている
・流れの中で自然に、どのようなシュートをすればいいかがわかり、そのプレーに集中できている
・ボールが届くところに“間に合っている“
逆に「ゴールにならなかったプレー」は、
・シュートを打つ意識が先走り、無理が生じている
・カラダに力みがあるか、体勢が崩れている
・視野が狭く、必要な情報が入ってきていない
・慌ててシュートしてしまう
・Portera(ポルテーラ=GK)との距離間や状況が見えていない
・シュートを打つタイミングを先に決めてしまい、Portera(GK)に反応されてしまう
などが挙げられます。
まとめると、ゴールになった時は「力みがない」「体勢が崩れていない」「自分のリズム」「落ち着いている」「そのプレー(動き)自体に集中できている」「間に合っている」状態でした。
ゴールにならなかったときは、「力みがある」「視野が狭い」「慌てている」「状況が見えていない」状態でした。
「力み」については、体のどこかに力みがあれば、本来ボールに伝えられるパワーが「10」だとしたら、体の一部が力むことで「10」のうち、例えば「5」がそこ(力み)に使われてしまったとしたら、ボールに伝わるパワーがその分減ってしまうということだと思います。
「間に合っている」については、例えばセンターリングに対して「間に合っている」時は、ボールの軌道を感じることができ、ボールにしっかりプレーできると思います。
日常でも同じように、先を見通して一つ一つの行動にちょうどよく「間に合っている」か、ギリギリになって慌てて行動しているか、の違いと同じところがあると思います。
チャンスをゴールにするため、よりよいパフォーマンスを発揮するためにも、まだまだ分析し、試しながら、改善を続けていきたいと思います。
【イベントのお知らせ】
◆JFAなでしこひろば with ヴィアティン三重レディース&後藤三知
12月21日(土)12:00~13:00
会場:第二さくら幼稚園(鈴鹿市鈴鹿市鈴鹿ハイツ5番45号)
*幼児~中学生まで、未経験者も大歓迎です!
ヴィアティン三重レディースの選手と一緒に楽しい時間を過ごしましょう
詳しくは、こちらをご確認ください‼︎
*21日(土)の午前中には、同じ会場でお餅つきをしているので、よかったら少し早くに来てください!一緒につきたての美味しいお餅を食べましょう(*^^*)
✔︎次回は…クリスマス休暇明け、リーグ再会後の2020年1月20日ごろに更新したいと思います!
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