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【スペインFútbol 通信 vol.33】後藤三知アドバイザー
Hola
こんにちは。
後藤三知です。
このブログは、このブログを読んでくれた方や、ヴィアティン三重レディースの選手の、日々の生活や競技生活、自身のサッカー人生を、今より少しでも楽しめるきっかけとなるような内容にしていけたらと思っています。
現在、ヴィアティン三重レディースのホームページでは、2021シーズンも引き続きヴィアティン三重レディースでプレーする選手、引退する選手、新加入選手等のリリースがされています。写真に加え、選手のコメントなども載っているので、ぜひ見てもらい、ヴィアティン三重レディースの活躍を楽しみにしてもらえたらと思います。
【目次】
♦︎最近の話題
「冬の移籍」を経験して
♦︎パフォーマンス発揮
「期待に応えるため」「評価されるため」の言動をやめる (手放す勇気)
「冬の移籍」を経験して
この冬に、スペイン1部BのCordobaCF(コルドバCF)から、同カテゴリーのAlhamaCF ElPozo(アラマCFエルポソ)に移籍しました。
このクラブからは、繰り返しオファーをもらっていましたが、夏のタイミングではコルドバCFと契約を延長し、この冬に再度オファーをもらったタイミングで移籍する決断をしました。
冬の移籍は、リーグ後半戦に向けて(8月のプレシーズンから準備をしてきたチームが、そのシーズンのリーグ戦を約半分戦った時点で)必要なポジションの選手や役割を担ってもらいたい選手を獲得するためのものです。
今回、初めてこのタイミングでオファーをもらいました。
オファーを受け、移籍することを決めてからは、所属していたクラブ(コルドバCF)の監督、クラブスタッフに自分の意思を伝え、シーズン途中での移籍を理解してもらい、移籍が実現しました。
心を開いて、自分の意思と気持ちを丁寧に伝えたら、同じサッカー人として理解してもらうことができた貴重な経験でした。移籍が決まり、チームの皆んなにもそのことを自分の言葉で伝えたところ、多くのメッセージが届きました。それらのメッセージを読んで、日頃からの自分のあり方や積み重ねの大切さを感じました。
(CórdobaCFでの練習の様子)
今回の移籍での学びの一つは「日々の小さな積み重ねの大切さ」です。日々の何気ない言動や、活動に取り組む姿勢などは、ちゃんと積み重なっていて、こういう時にカタチになって現れる、ということを学びました。
「日々の積み重ねの大切さ」は、あらためて言葉にすることもないくらい、よく耳にするようなことかもしれません。ですが、「学び」というのは、大体のものが、何度も耳にしたことがあり、当たり前のように感じることを“自分の経験を通して、自分事として、その意味を深く理解したということ“、と聞いたことがあります。
本当にその通りだな、と私も思います。
(記者会見時の様子)
「期待に応えるため」「評価されるため」の言動をやめる (手放す勇気)
移籍した時点で、AlhamaCF(新しいチーム)は3試合続けて勝てておらず、週末(土曜日)には一つ下の順位のチームとの重要な対戦を控えていました。その試合後も、順位が一つ上のチームと中3日で(水曜日に)試合し、そこから中2日で遠征し(土曜日に)、現在1位のチームと対戦する、という日程でした。
移籍した初日から、監督や周りからの大きな期待を感じました。チームも、何がなんでもこの週末の試合に勝たなければいけない、というプレッシャーをみんなで抱えている感じでした。
(Alhamaでのプレー写真)
この重要な3連戦で学んだ事は、自分の言動が『期待に応えるためのもの、評価されるためのものになっていないか?に気づき、勇気を出してそれらを手放すこと』です。
最初の2試合、プレッシャーを抱えながら、チームが勝つことに最大限集中してプレーし、結果チームは2連勝。順位も上げることができました。
それができた要因としては、プレッシャーを感じながらも、「勝つ」という目標から目を逸らさず、できる限りの準備ができたからだと思います。その中でも、メンタルトレーナーと会話をすることで、プレッシャーがかかる中でも最大限のパフォーマンスを発揮できたと思います。
ですが、第2戦目は、チームとしては順位を逆転させることができた大きな勝利だったのですが、個人的にはパフォーマンスを思うように発揮できず、評価もそれほど高くありませんでした。
そして向かえた3戦目、期待に応えようとすること、評価されようとすること、をやめてみました。
そのキッカケになったのは、みやじまあつしさんのインスタグラムの投稿(https://www.instagram.com/p/CKnIAzbjO61/?igshid=1s4sf93pm0y2a )に書かれていた一文でした。
「情報、他人、流行、需要、地位、名誉、そんなものに、本物の【自分】が犯されてはいないのか?見失ってはいないのか?」という言葉でした。それを読んだ時に、ふと自分のあり方が何か違っている気がしました。
そして、遠征のバスの中で、みやじまあつしさんの「ただ、生きること。」という本を読み返していて、「…経験してはいけない経験なんて何一つないんです。」という言葉にあらためて心が動きました。
それらをキッカケに、無自覚に期待に応えようとしていた自分、評価されようとしていた自分を手放して、ワンプレーワンプレーを楽しんでこよう、と思い試合に臨みました。
結果的には、3試合で最もパフォーマンスを発揮することができました。
試合後のミーティングでは、トップ下に求めるポジショニング、動き、シュートで終わるチャンスを作った私のプレーがピックアップされていました。特に相手の中盤とディフェンスライン間で受けるポジショニングやプレーが多くピックアップされ、評価されていました。
期待に応えることや、評価されることを重要視していた2試合より、それらを手放して望んだ試合でパフォーマンスを発揮することができ、結果的に評価される、という貴重な経験でした。
(ゴールを喜ぶ様子)
こうした経験からの学びが、読んでくれた方の何か良いきっかけになれば嬉しいです。
今週末も重要な試合を迎えます。
日々気づきを重ねながら、パフォーマンスを発揮していきたいと思います。
では、また!
Hasta luego‼︎
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