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【お知らせ】大山加奈氏 プレーヤーディベロップメントマネージャー就任
この度、2シーズン[2022-23、2023-24]に渡り、エグゼクティブアドバイザーを務めた大山加奈氏が、プレイヤーデベロップメントマネージャー【Player Development Manager】(以下PDM)に就任することをお知らせいたします。
これにより、大山加奈PDMが、プレイヤーデベロップメントプログラム【Player Development Program】(以下PDP)に基づく、選手のメンタルヘルスの向上、Well-being、引退後のキャリア支援を目的とした面談等を選手たちへ実施していきます。
PLAYER DEVELOPMENT PROGRAM(PDP)とは
PDPは、アスリートを現役中から様々な角度でサポートする仕組みです。このプログラムは「アスリートもひとりの人間である」という観点から出発し、「競技人生は人生の一部である」「生きる力が競技の力になる」「より良い人がより良いアスリートを創る」という考えを理念としています。アスリートを単なる選手ではなく、人生を愉しみ、豊かに過ごすひとりの人間として包括的に支援するものです。PDPはヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドなどのスポーツチームで広く導入されており、その効果は、早期にキャリアトランジションについて取り組むアスリートほど現役選手としてのパフォーマンスの向上と競技歴が伸びることなどの好影響が海外の論文などで証明されています。
具体的なプログラム例
◆ 選手の現役中のメンタルヘルスに配慮したカウンセリングなどのサポート
(プライバシーが完全保証された中での相談など)
◆ 選手の現役中のスキルアップサポート
(スキル開発ワークショップなど)
◆ 引退後のための相談、コネクション作りのサポート
(キャリアアドバイスなど)
PLAYER DEVELOPMENT MANAGER(PDM)とは
PDMと呼ばれる担当者がアスリートと様々な形でコミュニケーションをとりながらサポートしていきます。個別面談やグループワークなど多様な形式でアスリートのニーズと効果的なアプローチを見出しながら、リレーションシップを第一に人生の伴走者として寄り添います。主な支援の項目として「キャリア教育」「財務管理」「メンタルサポート」などがありますが、総合的なアスリートの「ウェルビーイング」を重視し、その時、そのアスリートに必要な支援を行えるよう日々の関係性を構築していきます。
具体的な支援例
◆ メンター同様の存在となり選手のキャリアを総合的に支援
クラブコメント
この度、2シーズンに渡りヴィアティン三重のエグゼクティブアドバイザーとしてチームに関わっていた大山加奈氏に、チームのPDMとして就任頂くことになりました。
昨シーズン終了後にミーティングを行い、チームとしてどういった再建を行うか?を協議をしていく中で、PDMの資格を取得された大山さんから、「ぜひPDMとして、選手たちのメンタル面、キャリア形成について今より近い形で協力をしたい」とおっしゃっていただきました。
PDMとしてのキャリアのスタートに私たちを選んでいただけた事も大変嬉しく思うと同時に、アスリートの先輩として、より選手たちに近い位置でアドバイスいただけることで、選手たちのキャリアの伴走者として歩んでいただけるのではないか?と考え、お願いする事となりました。
大山加奈氏が来季もヴィアティン三重の一員として、シーズンを戦っていただくことができ、大変頼もしく思います。
株式会社ヴィアティン三重ファミリークラブ 常務取締役 椎葉誠
大山加奈氏就任コメント
2年間、エグゼクティブアドバイザーとしてチームと関わらせていただきましたが、よりこのチームの力になりたい、私にしかできない形でサポートをさせてもらいたいという想いが芽生えました。
今回PDMとしてサポートをさせてもらえる機会をいただけたことをとても嬉しく思います。
PDMとしてはまだまだ未熟ですが、ヴィアティン三重の選手たちの競技者としての人生も、一個人としての人生もどちらもより充実したものになるよう寄り添いながらサポートしていけたらと思っております。同時にバレーボール界全体にメンタルヘルスケアの大切さやメンタルヘルスリテラシーが広がっていくそのきっかけになることを願いながら、その一端を担えるよう尽力していきたいと思います。
大山加奈